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更新日: 2024.08.19 年収

「都内実家暮らし」と「上京組」では、「自由に使える給料」にどれだけ差が出る?

「都内実家暮らし」と「上京組」では、「自由に使える給料」にどれだけ差が出る?
都内に住む人々の中には、実家暮らしの方もいれば、地方から上京して一人暮らしをしている方もいます。では、この2つのグループを比べた場合、「自由に使える給料」にどれだけの差が生じるでしょうか。
 
今回は、実家暮らしと上京して一人暮らしをする場合の家賃や光熱費、生活費の違いに基づき、自由に使える給料の差について説明します。日頃から始められる節約方法についても見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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家賃の差

東京都内で一人暮らしをする場合、家賃は大きな負担となります。全国賃貸管理ビジネス協会の「全国家賃動向」によると、2024年6月調査時点の東京都のワンルームの平均家賃は、約7万5886円です。
 
また、株式会社LIFULLが運営するLIFULL HOME’Sの「東京23区の家賃相場情報」によれば、家賃が最も高い千代田区では「13万9100円」、最も安い足立区でも「7万2400円」となります。
 
上京組が東京で一人暮らしをした場合、約7万円~約14万円の家賃がかかるということです。一方、実家暮らしの人はこの家賃を支払う必要がないため、自由に使える給料にこの分の差が出ると考えられます。
 

光熱費と生活費の差

一人暮らしの場合、家賃だけでなく、光熱費や生活費も自分で支払うことになります。総務省の「家計調査報告〔 家計収支編 〕2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、一人暮らしの光熱・水道費の月平均額は「1万3045円」です。また、食費は「4万6391円」、家具・家事用品費は「5955円」となっています。
 
一方各々の家庭によっても異なりますが、実家暮らしの場合はこれらの費用が大幅に減少する可能性があるといえるでしょう。
 

自由に使える給料の違い

東京産業労働局の「中小企業の賃金・退職金事情(令和4年版)」によると、東京都の全常用労働者の1ヶ月の平均賃金は、36万3904円です。この平均賃金から、前述の家賃や生活費を差し引いて、自由に使える給料は以下の通りです。
 

「実家暮らし」

●月収:約36万円
●支出:0円
●自由に使える給料:約36万円

「一人暮らし」

●月収:約36万円
●支出:約21万円
●自由に使える給料:約36万円-約21万円=約15万円

「差額」

●自由に使える給料の差:約36万円-約15万円=約11万円

実家暮らしと一人暮らしで自由に使える給料には、月額「約11万円」の差が出ることが分かりました。とはいえ、実際は実家暮らしであっても、いくらかの生活費を支払っているという方も少なくないでしょう。そのため実際の居住環境や支出の内訳、家庭の経済状況などによっては差が縮まる可能性もあります。
 

日頃から始められる節約方法

では、一人暮らしを送る上京組が、自由に使える給料を増やすためにはどのように節約をすればよいのでしょうか。今回は、日頃からできる「食費」「水道光熱費」の上手な節約方法を紹介します。
 

・食費

お金がないからといって、むやみに食費を削ることは避けましょう。体調を崩して医療費がかかってしまったら本末転倒です。食費を安く抑えるためには自炊が基本です。できるだけ外食に頼らず、継続的な自炊を心がけましょう。
 

・水道光熱費

電気料金や水道料金は口座振替にすることで、月に50円ほど割引になる場合があるので、問い合わせてみましょう。冷蔵庫は中身を7~8割程度にし、冷凍庫はぎっしり詰めると電気代が抑えられるといわれています。
 
冷房や暖房を使用する際は、扇風機も併用することでエアコンの電気代を節約できる可能性があります。家電製品を購入する際には、価格だけでなく、消費電力量も確認してから選びましょう。
 

どちらにせよ無駄遣いを避けよう

都内で実家暮らしをする方と上京して一人暮らしをする方とでは、自由に使える給料に「約11万円」という大きな差が生じる可能性があります。とはいえどちらの場合も、計画的な資産形成と無駄遣いを避けることが、経済的な安定につながるでしょう。
 

出典

全国賃貸管理ビジネス協会 全国家賃動向
株式会社LIFULL LIFULL HOME’S 東京23区の家賃相場情報
総務省 家計調査報告〔 家計収支編 〕2023年(令和5年)平均結果の概要
東京都産業労働局 中小企業の賃金・退職金事情(令和4年版)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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