新居のご近所さんが「アルファード」「ヴォクシー」だらけ……。同じレベルになりたいですが、「年収500万」でも購入できますか?

配信日: 2024.09.14

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新居のご近所さんが「アルファード」「ヴォクシー」だらけ……。同じレベルになりたいですが、「年収500万」でも購入できますか?
ファミリーを中心に人気を集めるミニバンですが、ご近所を見渡せばアルファードやヴォクシーなどが並ぶ光景は珍しくありません。しかし、グレードによっては年収を超える価格となり、欲しくても手が届かないとお悩みの人もいることでしょう。
 
そこで本記事では、年収500万円でもアルファードやヴォクシーを購入できるのか、購入にあたっての注意点とともに解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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アルファードとヴォクシーの購入費用と維持費

まずは、アルファードとヴォクシーそれぞれの新車購入価格を見ていきましょう。

アルファード:540~872万円
 
ヴォクシー:309~396万円

アルファードなら500万円台、ヴォクシーなら300万円台から購入できることが分かります。
 
マイカーローンは金融機関により借入上限額が決まっており、1000万円以下に設定されていることがほとんどです。上記の車種なら、マイカーローンで購入資金をまかなえるでしょう。
 

マイカーの維持費はいくらかかる?

マイカーの維持には、税金・保険料・メンテナンス費などがかかります。以下で、主な費用の内訳を見ていきましょう。

【アルファード】

自動車税:4万3500円
 
自動車重量税(新車登録時):6万1500円(ガソリン車)、1万8700円(ハイブリッド車)
 
自賠責保険:2万4190円(新車購入時)

【ヴォクシー】

自動車税:3万6000円
 
自動車重量税:4万9200円(ガソリン車)、1万5000円(ハイブリッド車)
 
自賠責保険:2万4190円(新車購入時)

必ず発生する上記の費用に加えて、車検や日常のメンテナンス費、任意保険、駐車場代、走行距離に応じてガソリン代などもかかります。
 

年収500万円でも購入できるけど…。「購入理由」に要注意

年収500万円でも、安いグレードのものを選んだりマイカーローンを活用したりすれば購入自体は可能です。しかし、「周りが持っているから」という理由での購入はおすすめできません。そこで、利用シーンを想定した車選びが大切です。
 
ソニー損害保険株式会社(東京都大田区)が実施した「はじめてのマイカーに関する調査 2024」(調査期間:2024年1月30日~2月1日、調査対象:はじめてのマイカーを3年以内に購入した18~39歳の男女1000名)によると、はじめてマイカーを購入したきっかけは次のとおりでした。

1位:欲しい車ができた(20.9%)
 
2位:就職(19.5%)
 
3位:免許取得(15.6%)
 
4位:妊娠・出産(10.7%)
 
5位:引越し(7.7%)

既婚者552名に限れば、妊娠・出産をきっかけに購入した方が19.4%いました。家族が増えるタイミングでミニバンが必要となった場合、アルファードやヴォクシーは魅力的な選択肢です。しかし、ライフスタイルによっては、必ずしもミニバンのような大きな車でなくてもよいかもしれません。
 

子どもが1人ならコンパクトカーで十分な場合も

子どもが1人なら、チャイルドシートの設置スペースを考慮してもコンパクトカーで十分なケースもあるでしょう。
 
例えば、軽自動車は車の排気量や重量が小さいため、自動車税や自動車重量税を抑えられます。このほか、グリーン化特例やエコカー減税の適用を受けられる電気自動車(EV)も、維持費を抑えられる可能性があります。
 

まとめ

ファミリー層に人気のあるアルファードやヴォクシーは価格が高いものの、年収500万円でも安いグレードやマイカーローンを利用すれば購入は可能です。しかし、「周りが持っているから」という安易な理由で購入するのではなく、ライフスタイルに応じた車選びが大切です。利用シーンや家族構成によっては、コンパクトカーや維持費の低い電気自動車も検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

トヨタ自動車株式会社 ヴォクシー
トヨタ自動車株式会社 アルファード
東京都主税局 自動車税種別割
国土交通省 令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その1
損害保険料率算出機構 自動車損害賠償責任保険基準料率
ソニー損害保険株式会社 はじめてのマイカーに関する調査 2024
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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