「新卒」で「月収21万円」。「手取り額」はどれくらい?

配信日: 2025.02.27

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「新卒」で「月収21万円」。「手取り額」はどれくらい?
月収21万円の手取り額は税金や社会保険料の控除によって異なるため、実際にどれくらい受け取れるのか気になる人もいるでしょう。
 
今回は、月収21万円の手取り額と、一人暮らしの生活費の内訳や節約方法を解説します。これから一人暮らしを始める方や、家計管理の見直しを考えている方はぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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月収21万円の手取りはどれくらい?

一般的に手取り額は月収の75〜85%とされています。この割合を月収21万円に当てはめると、手取り額は15万7500円〜17万8500円と予想されます。
 
ただし、実際の手取り額は、扶養家族の有無や各種保険料の料率変更、住居地域などによって変動する可能性があるため確認が必要です。
 

20代の生活費はいくらくらい?

総務省の2023年「家計調査」によると、単身世帯の月間消費支出は16万7620円となっています。主な内訳として、食費が4万2049円、住居費が2万3799円、光熱・水道費が1万3045円、交通・通信費が2万1654円です。このうち食費は全体の約25%を占めており、支出項目の中で最も大きな割合となっています。
 

一人暮らしでもできる節約方法

一人暮らしで節約する際のポイントは、おもに以下の通りです。
 

・自炊をする
・電力会社やスマートフォンのプランを見直す
・食器はまとめて洗う

 
1つずつ解説していきます。
 

自炊をする

自炊を取り入れることで、外食と比べて食費をおさえられる可能性があります。スーパーの特売情報をチェックして食材をまとめ買いすることで、コストをおさえられる場合もあるでしょう。作り置きを活用すれば調理時間の短縮につながり、光熱費の節約効果を得られる可能性もあります。
 
また、食材の選び方や調理方法を自分で管理できるため、栄養バランスの取れた食事を心がけやすくなるとされています。まずは簡単な料理から始めて、少しずつレパートリーを増やしていくとよいでしょう。
 

電力会社やスマートフォンのプランを見直す

電力会社やスマートフォンのプランを見直すことで、毎月の固定費をおさえられる可能性があります。電力会社については、自由化により複数の会社から選べます。契約中のプランと他社のプランを比較することで、より節約につなげられるプランが見つかる場合があるでしょう。
 
スマートフォンについては、大手キャリアの新料金プランや格安スマホへの乗り換えを検討することで、通信費の節約につなげられるようです。データ容量の調整や不要なオプションの見直しにより、毎月の支払額がおさえられる可能性もあります。節約につなげるためにも、契約内容の定期的な見直しを検討してもよいでしょう。
 

食器はまとめて洗う

食器をまとめ洗いすることで節約につなげられる可能性もあります。シンクにお湯をためて洗うことで、お湯の量をおさえることが可能と考えられているからです。さらに、洗う前に食器を水に浸けておいたり、ヘラやボロ布で汚れを事前に拭き取っておいたりすることで、より少ないお湯で洗い物ができる場合があります。
 
このとき、低温で洗うことが重要なポイントです。給湯器の設定温度を低くすることで、光熱費をおさえられる可能性があります。
 

月収21万円の手取り額は15万7500円〜17万8500円

今回は月収21万円の手取り額について解説しました。月収21万円の手取り額は、健康保険料や所得税などが差し引かれ、15万7500円〜17万8500円程度になると推測されます。
 
一人暮らしの節約には、自炊による食費の削減や、電力会社・スマートフォンのプラン見直しや食器のまとめ洗いなどが効果的だとされているようです。本記事の内容を、一人暮らしの家計管理にご活用ください。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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