退職前の「有給消化中」に賞与支給日を迎えたところ、明細のボーナス欄が“0円”!会社在籍中なのに「退職予定者」だからと全額カットなんてあり得るのでしょうか?損しないために知っておくべき「就業規則」を解説!

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退職前の「有給消化中」に賞与支給日を迎えたところ、明細のボーナス欄が“0円”!会社在籍中なのに「退職予定者」だからと全額カットなんてあり得るのでしょうか?損しないために知っておくべき「就業規則」を解説!
退職前に有給休暇を消化している間、賞与支給日を迎えたのに、給与明細のボーナス欄が「0円」になっていると疑問に感じる人は多いでしょう。退職日はまだ先で、会社には在籍しているはずなのに、退職予定者という理由で賞与の対象外になることはあるのでしょうか。
 
本記事では、有給消化中の賞与について、確認すべきポイントを解説します。
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有給消化中は在籍中なので、支給日を迎えた事実は重要

有給消化中でも、退職日をまだ迎えていなければ、基本的には会社に在籍しています。実際に出社していなくても、有給休暇は労働者に認められた正当な休暇であり、退職後や無断欠勤とは扱いにはなりません。
 
そのため、賞与の支給日に退職していない場合、「支給日に在籍していたか」という条件は満たしている可能性があります。例えば、賞与支給日が6月30日、退職日が7月15日で、6月後半から有給消化に入っていた場合、支給日時点ではまだ社員です。
 
ただし、在籍していれば必ず賞与がもらえるとはかぎりません。賞与は毎月の給与と違い、会社ごとの就業規則や賃金規程で支給条件が決められているケースが多くあります。そのため、有給消化中かどうかだけで判断せず、会社の賞与規程を確認することが大切です。
 

ボーナスが0円になるかは就業規則の支給条件で変わる

賞与でよく問題になるのが、「支給日在籍要件」です。これは、賞与の支給日に会社に在籍している人を支給対象にする条件です。就業規則にこの条件があり、支給日に在籍していれば、退職予定者でも対象になる可能性があります。
 
一方で、規程に「今後も勤務を続ける者に支給する」「退職予定者は対象外とする」などと書かれている場合、会社がそれを理由に不支給とすることがあります。賞与には、過去の働きへの評価だけでなく、今後の勤務への期待が含まれることもあるためです。
 
ただし、規程に明確な根拠がないのに、退職予定という理由だけで0円にされている場合は、確認の余地があります。また、有給消化中で出社していないことを欠勤のように扱い、賞与を減らしている場合も注意が必要です。
 
有給休暇は労働者に認められた正当な休暇であるため、出社していないという理由だけで不利に扱われていないか、会社に説明を求めましょう。
 

納得できないときは給与明細と規程を確認して会社に説明を求める

ボーナスが0円だった場合、まず確認したいのは、給与明細、賞与明細、就業規則、賃金規程、賞与規程です。特に、賞与の対象者、支給日、査定期間、退職予定者の扱い、有給休暇中の扱いを確認しましょう。
 
会社に問い合わせる際は、「賞与が0円となっている理由と、根拠となる規程を教えてください」と具体的に確認するほうがスムーズです。また、口頭だけでは後から内容を確認しづらいため、メールで問い合わせて記録を残しておくと安心です。
 
もし規程に退職予定者を対象外にする記載がない場合や、有給消化中なのに欠勤扱いで減額されている場合は、会社の処理が誤っている可能性もあります。
 
説明に納得できないときは、労働基準監督署や総合労働相談コーナーに相談する方法もあります。賞与が規程で明確に決められている場合、未払い賃金の問題になることもあるため、早めに確認しておくと安心です。
 

退職予定でも賞与の支給条件を確認しよう

有給消化中でも、退職日がまだ来ていなければ基本的には在籍中です。そのため、賞与支給日に在籍していたにもかかわらず、退職予定という理由だけで当然にボーナスが0円になるとはかぎりません。
 
ただし、賞与は会社の就業規則や賃金規程に左右されます。支給日在籍要件に加え、退職予定者を対象外とする規程があれば、不支給や減額の根拠にされる場合があります。
 
給与明細だけでは0円になった理由までは分からないため、規程と会社の説明を確認することが大切です。納得できない場合は、記録を残しながら問い合わせ、必要に応じて公的な相談窓口も活用しましょう。
 

出典

厚生労働省 兵庫労働局 賃金
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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