旦那さんが「警察官」の従妹は「結婚してからずっと専業主婦」とのこと…わが家は“共働き”ですが、やっぱり警察官は「年収が高い」のでしょうか? 月収・ボーナスを確認
ただ、夫が警察官の場合、異動や夜勤があるなどの理由で、家庭を支えるために妻が専業主婦になるケースは珍しくありません。本記事では、警察官の勤務について、月収やボーナスがどのくらいなのかなどをふまえながら解説します。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
警察官の仕事
警察官の仕事は、交番や駐在所を拠点にしている「お巡りさん」以外にも、次のようなものがあります。
・生活安全警察
・刑事警察
・交通警察
・警備警察
・公安警察
警察官は、日常を脅かす身近な犯罪を取り締まったり、凶悪事件の犯人を検挙したりしています。また、災害時の救助活動や人事・会計などの業務を通じて、現場で働く警察官を支える仕事もあります。
身近な「お巡りさん」は、日勤→夜勤→非番→週休の4交替制という勤務体系を取っており、夜勤明けは昼前に勤務が終わり、次の日は休みというスケジュールになっているようです。また、月内には連休もあり、夏休みは12日間あるといいます。
警察官の収入は高い?
警察官は公務員のなかでも、比較的収入が高い職種と言われています。地方公務員として働く警察官の給料の平均は、約48万円です。ただし、給与額は地域によってバラつきがあります。その理由は地域手当にあり、都市部ほど多くなるようです。地域手当は最大で基本給の20%となっており、東京都23区がこれに該当します。
ベテラン・管理職になれば、年収が800〜900万円になるケースもあり、役職によっては1000万円を超える人もいる職業です。とは言え、警察官の仕事は危険と隣り合わせのリスクがあり、各種トラブルにも対応しなければなりません。地域の安全を守る重要な仕事をしていると考えると、相応の収入と言えるのではないでしょうか。
ボーナスはどのくらいもらえる?
警察官は年に2回ボーナスが支給されます。地域や年齢になどによって金額は異なりますが、150〜200万円程度受け取れます。ただ、東京都の場合に限ると、賞与は平均で約210万円とされており、平均年収は860万円です。
東京に住んでいて、ボーナス210万円、年収で860万円あれば、子どもがいる家庭であっても生活に困ることは少ないでしょう。
しかし、前記のとおり勤務時間が一般的な仕事とは異なるため、パートナーの協力が必要になることが考えられます。
警察官の妻は専業主婦が多い?
従妹が専業主婦で、その夫が警察官である一方で、自分は週4でパートをしている場合、家事や育児に専念できる専業主婦をうらやましく思う気持ちが少しあっても不思議ではありません。解説してきたとおり、警察官は収入が高いため、パートナーが専業主婦のケースは珍しくないでしょう。
しかし、警察官の勤務日時は不規則なうえに、異動による引っ越しも考えられます。また、急な呼び出しに対応する必要があるので、代わりに家庭を柔軟に回せる存在が必要です。そのため、子どもが小さいうちは特に、共働きをするのが難しい傾向があります。
警察官の妻は専業主婦が多いことを示す具体的な資料はありませんが、一般的な仕事よりは共働きしにくい環境とも考えられるでしょう。
とは言え、実家が近い、親と同居しているなどの理由で、共働きが可能になっている家庭もあることでしょう。
まとめ
警察官は、一般的な職業と比較して、収入が高い傾向があります。また、公務員であるため収入が安定しており、ボーナスも年に2回支給されます。
ただし、会社員と違って勤務日が不規則で、重大事件や災害時には急な呼び出しもある職種です。そんな警察官を支えるパートナーには、不規則な勤務・引っ越しの可能性があるなかでも柔軟に家庭を回せる役目が求められます。
「専業主婦でいられてうらやましい」と思う人もいるかもしれませんが、家庭の事情はそれぞれです。実際には「働きたくても難しい」というケースもあるのかもしれません。
執筆者 : 藤岡豊
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
