夏の帰省で、34歳の義弟が年収「1000万円」と知ってショックを受けた夫…。「自分より稼いでる」と落ち込んでいますが、30代で年収「1000万円」は平均と比べてどれくらい高いのでしょうか?
年収の水準は、身近な人の収入だけで判断せず、同年代の平均給与を確認することで把握することが可能です。本記事では、30代前半の平均給与や年収1000万円の割合について解説します。
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30代前半の平均年収
国税庁が公表している「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、30~34歳の平均給与は、男性が511万6000円、女性が361万5000円、男女計では448万7000円でした。
34歳の義弟の年収が1000万円だった場合、同年代の平均給与を551万3000円上回ります。平均給与の約2.2倍にあたるため、30代前半としては高い水準にあるといえるでしょう。
なお、調査における給与は、給料や手当、賞与などを含む年間の支給総額です。税金や社会保険料が差し引かれる前の金額であるため、実際の手取り額とは異なります。
年収1000万円の割合は?
国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者のうち、年収1000万円を超える人は6.2%でした。給与所得者5137万人のうち、約320万人が該当します。
給与所得者男女合計の内訳をみると、「1000万円超1500万円以下」が4.5%、「1500万円超2000万円以下」が1.1%、「2000万円超2500万円以下」が0.3%、「2500万円超」が0.3%です。合計すると6.2%となり、およそ16人に1人の割合となります。
男女別では差があり、男性は1000万円を超える人が約9.7%、女性は約1.6%です。男性では約10人に1人に近い一方、女性では100人に2人に満たない水準となっています。34歳で年収1000万円というケースは、1000万円超の割合だけをみても、給与所得者全体では少数の水準といえるでしょう。
年収を上げるための方法
年収を上げるための方法として、おもに次の2つが挙げられます。
・本業の収入を増やす
・本業以外の収入を得る
本業の収入を増やす場合は、現在の勤務先で昇給を目指すほか、転職によって年収水準を上げる方法があります。担当できる業務の幅を広げたり、知識や資格、技術を身に付けたりすると、評価や昇給につながるでしょう。
勤務先によって評価基準や給与水準は異なるため、経験やスキルを生かせる業界への転職を検討する方法もあります。本業以外では、副業や資産運用が選択肢になります。副業なら、本業で培ったスキルやノウハウを生かして収入を得る方法が考えられます。
副業によって労働時間が長くなる場合は、負担が大きくならないよう働き方とのバランスにも配慮が必要です。資産運用では、預貯金や株式、投資信託などを活用して資産形成を目指す方法があります。
ただし、投資には元本割れのリスクがあります。これから資産運用を始める場合は、NISAやiDeCoなどの税制上の優遇制度についても確認し、自分に合った方法を検討するとよいでしょう。
30代で年収1000万円は、30代前半の平均を上回る水準
国税庁の調査では、30〜34歳の平均給与は448万7000円で、年収1000万円は平均を551万3000円上回ります。給与所得者全体でみても、年収1000万円を超える人は6.2%にとどまるため、34歳で年収1000万円という水準は、同年代の中でも高い方といえるでしょう。
年収を上げる方法としては、昇給や転職、副業などによって収入を増やす方法があります。現在の仕事で経験やスキルを積み、自分に合う働き方で収入アップを目指すとよいでしょう。
出典
国税庁 令和6年分民間給与実態統計調査 第10表 事業所規模別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額(3ページ)
国税庁 長官官房企画課 令和6年分民間給与実態統計調査 -調査結果報告- II 1年を通じて勤務した給与所得者 3 給与階級別分布(第16表)給与階級別給与所得者数・構成割合(22ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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