SNSで「せどりで月収100万円」という投稿をよく見かけます。本当にそんなに稼げるものなのでしょうか? 仕入れや送料などの経費を引いた後の利益はいくら?

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SNSで「せどりで月収100万円」という投稿をよく見かけます。本当にそんなに稼げるものなのでしょうか? 仕入れや送料などの経費を引いた後の利益はいくら?
SNSでは、「せどりで月収100万円を達成した」といった投稿を目にすることがあります。大きな金額だけに、「本当にそこまで稼げるのか」と気になる人も多いでしょう。また、実際に手元へ残る金額がどの程度なのかも知っておきたいところです。
 
本記事では、せどりで「月収100万円」といわれる金額の考え方や、仕入れ代・送料・販売手数料などを踏まえた実際の利益について解説します。
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「せどりで月収100万円」は売り上げか利益かで意味が大きく変わる

せどりとは、商品を安く仕入れ、仕入価格より高い価格で販売して利益を得る方法です。こうした仕組みから、SNSでは「せどりで月収100万円」といった実績が紹介されることもあります。
 
ただし、その100万円が「売り上げ」を意味するとはかぎりません。また、すべての経費を差し引いた「利益」を示しているともかぎらないため、金額だけで判断しないことが大切です。
 
せどりでは、商品を販売して得た金額から仕入れや販売にかかった費用を差し引いて利益を計算します。例えば、8000円で仕入れた商品を1万円で販売した場合でも、差額の2000円がそのまま手元に残るとはかぎりません。販売するサービスの手数料や送料、梱包資材などの費用が別途かかるためです。
 
そのため、利益を把握するには、「販売価格-仕入れ代-販売手数料-送料-その他の経費」で計算する必要があります。仕入れ代だけでなく、販売に伴う費用まで含めて確認することで、実際にどの程度の利益が残るのかを判断しやすくなります。
 
このように、「月商100万円」と「利益100万円」では意味が大きく異なります。せどりの収益を見る際は、売上額だけでなく、最終的にいくら利益が残るのかまで確認するようにしましょう。
 

売り上げ100万円の場合にかかる主な費用

月の売り上げが100万円だった場合、実際にはどのくらいの利益が残るのでしょうか。
 
例えば、月間の売り上げが100万円で、商品の仕入れに65万円、販売手数料に10万円、送料や梱包資材に7万円、そのほかの経費に3万円かかったとします。この場合、利益は「100万円-65万円-10万円-7万円-3万円=15万円」となります。
 
このように、売り上げが100万円あっても、経費を差し引くと手元に残る金額は大きく変わります。ただし、実際の金額は扱う商品や仕入価格、利用する販売サービスなどによってさまざまです。例えば、大型商品は送料が高くなりやすい一方、仕入価格を抑えられれば、その分だけ利益を確保しやすくなります。
 
せどりの収益を判断する際は、売上額だけでなく、仕入れや手数料、送料などの経費を差し引いた後、最終的にいくら残るのかまで確認することが大切です。
 

利益100万円を目指す場合に必要な売り上げ規模

経費を差し引いた後に月100万円の利益を残すには、それに見合った売り上げ規模が求められます。例えば、売り上げに対して20%の利益が残る場合、100万円の利益を得るには月500万円ほどの売り上げが必要です。利益率が10%であれば、必要な売り上げは約1000万円にまで膨らみます。
 
売り上げ規模が大きくなるほど、仕入れに必要な資金も増えていきます。また、扱う商品数が多くなれば、リサーチや仕入れ、検品、出品、発送などの作業負担も多くなるでしょう。そのため、利益100万円を目指すには、売り上げだけでなく、必要な仕入れ資金や作業量まで含めて考える必要があります。
 
今回のようにSNSで「月収100万円」という実績を見かけた場合も、その数字だけを見て判断するのではなく、どの程度の売り上げや仕入れが必要だったのかまで確認すると、実態をより把握しやすくなるでしょう。
 

せどりは売り上げではなく最終的に残る利益を見て判断しよう

SNSで「せどりで月収100万円」と紹介されていても、その金額が売り上げなのか、経費を差し引いた後の利益なのかによって意味は大きく異なります。実際には、仕入れ代や販売手数料、送料、梱包資材などの費用がかかるため、売り上げだけでは収益の実態を判断できません。
 
また、月100万円の利益を目指す場合は、相応の売り上げ規模や仕入れ資金、作業量も必要になります。SNSの金額だけに注目せず、最終的にいくら残るのかまで確認して判断するようにしましょう。
 

出典

国税庁 No.2210 必要経費の知識
国税庁 No.1350 事業所得の課税のしくみ(事業所得)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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