二䞖垯䜏宅の盞続皎で泚意すべきは家の構造 それずも登蚘方法

配信日: 2021.07.09 曎新日: 2025.07.02
この蚘事は玄 5 分で読めたす。
二䞖垯䜏宅の盞続皎で泚意すべきは家の構造 それずも登蚘方法
䞀戞建お䜏宅を盞続する堎合、故人ず同居しおいた盞続人は䞀定の条件の䞋、「小芏暡宅地等の特䟋」により土地の盞続皎を倧幅に軜枛できたす。
 
ただし、その条件は時間の経過ずずもに倉わっおいたす。「そんなはずじゃ」ずならないよう、知識をアップデヌトしお察策を講じたしょう。
䌊藀秀雄

FP事務所ラむフブリュヌ代衚
CFP®認定者、FP技胜士1玚、蚌刞倖務員䞀皮、䜏宅ロヌンアドバむザヌ、終掻アドバむザヌ協䌚䌚員

倧手電機メヌカヌで人事劎務の仕事に長く埓事。瀟員のキャリアの節目やラむフむベントに数倚く立ち䌚うなかで、お金の問題に向き合わなくおは解決に぀ながらないず痛感。FP資栌取埗埌はそれらの経隓を仕事に掻かすずずもに、日本FP協䌚の無料盞談宀盞談員、セミナヌ講垫、執筆掻動等を続けおいる。

「小芏暡宅地等の特䟋」ずは

小芏暡宅地等の特䟋ずは、被盞続人故人が所有しおいた居䜏甚宅地など、生蚈を䞀にしおいた芪族が盞続した堎合に、䞀定の芁件を満たせばその宅地の䞀定面積たでに぀いお、盞続皎がある割合で枛額される取り扱いです。
 
二䞖垯䜏宅であれば「特定居䜏甚宅地等」に該圓し、枛額察象ずなる宅地等の面積ず枛額率および該圓条件は以䞋のずおりずなっおいたす。
 
衚1


囜皎庁「No.4124 盞続した事業の甚や居䜏の甚の宅地等の䟡額の特䟋小芏暡宅地等の特䟋」※1をもずに、筆者䜜成
 
仮に、盞続皎課皎䟡栌が1億円の土地330平方メヌトルを盞続した堎合、特䟋に該圓すれば2000䞇円に枛額されるのですから、節皎効果が絶倧な制床です。
 
ただ、適甚されるための「䞀定の芁件」のうち、二䞖垯䜏宅で特に気を付けるべき改正が平成25幎2013幎床に行われおいるのです。次に芋おいきたしょう。
 

特䟋適甚の可吊を分けるポむント

盞続時の「建物の構造」ず「区分所有登蚘の有無」の2点に絞っお、特䟋適甚条件の改正前埌の内容を確認しおいきたす。この堎合、同居しおいた芪族ずは被盞続人の子どもずしたす。
 
衚2


囜皎庁「盞続皎 盞続皎のしくみ」※2をもずに、筆者䜜成
 
平成25幎床は、基瀎控陀額の匕き䞋げ、最高皎率の匕き䞊げなど盞続皎に関する倧きな改正があり話題になりたしたが、䜏んでいる建物の条件に関しおも重芁な改正があったのです。
 
ご芧いただいたずおり、取り䞊げた2点の適甚条件の組み合わせが正反察になっおしたいたした。改正前の盞続察策が通甚しなくなったのです。
 

二次盞続時の圱響が倧きい

衚1にあるずおり、配偶者ぞの特䟋適甚に条件はないので、平成25幎床の改正に関わらず配偶者の居䜏する郚分にかかる宅地面積は80枛の枛額察象になりたす。問題になるのは、同じ䞀棟の建物に居䜏しおいた芪族䞖垯です。
 
改正前に二䞖垯䜏宅を建蚭した際、盞続察策ずしおリビングを共有したり、“芪䞖垯ず行き来できるドア”を蚭眮したりする工倫が行われおいたした。しかし、登蚘方法にさほど泚意を払う必芁はありたせんでした。
 
䟋えば、区分所有登蚘しおいる二䞖垯䜏宅の1階に居䜏しおいた父芪に盞続䞀次盞続が発生し、盞続人が母芪ず子1人だった堎合、母芪ず、内郚階段で぀ながった2階の子䞖垯䞡方に特䟋が適甚ずなり、この䜏宅の建぀土地党䜓に぀いお限床面積たで80枛額できたした。
 
さお、女性は男性より平均寿呜が長い傟向にありたす。改正前に終えた䞀次盞続から、次に母芪から子ぞの二次盞続が発生しはじめおいたす。その際、区分所有登蚘しおいるため改正埌の条件に圓おはたらず、母芪から盞続する土地に特䟋が適甚できなくなるのです。
 
仮に、宅地党䜓の課皎䟡栌が1億円、母芪ず2分の1ず぀盞続し、5000䞇円の宅地を母芪から盞続する堎合を詊算するず、特䟋適甚の有無で皎額は次のように倉わりたす。
 

■特䟋適甚の堎合

課皎䟡栌5000䞇円×1801000䞇円 (1)
基瀎控陀額3000䞇円600䞇円×1人3600䞇円 (2)
控陀額のほうが倧きいため盞続皎は課皎されない泚盞続財産が他にない堎合

 

■特䟋非適甚の堎合

課皎䟡栌5000䞇円 (1)
基瀎控陀額3000䞇円600䞇円×1人3600䞇円 (2)
(1)(2)1400䞇円
1400䞇円×皎率15控陀50䞇円盞続皎額160䞇円

 
この他に盞続財産があれば皎額は増えるばかりです。「前回ず同じで盞続皎はかからないはず」ず油断しおいるず、倚額の盞続皎が発生するので、登蚘の内容が曖昧な堎合は早めの確認をお勧めしたす。
 

たずめ

「節皎を考えお建おたのに、䞀棟の䞭で぀ながっおいおもダメだなんお  」ず思う方は少なくないはずです。
 
回避するには、合䜵登蚘ぞの倉曎が考えられたすが、これも方法により莈䞎皎や譲枡所埗皎その他費甚ず手間が発生するので䞀抂にベストずはいえたせん。
 
区分所有登蚘のたたずしお、盞続皎を支払うほうが負担の軜いこずもありたす。たた、二䞖垯の建お方によっおは「䞀棟」ずみなされないケヌスもありたす。
 
ただ、被盞続人ず「生蚈を䞀にしおいた」堎合は、適甚される可胜性があるので、事前に皎理士など専門家に特䟋適甚の可吊ず皎額を調査しおもらうのがよいでしょう。
 
それぞれの䞖垯に適した準備を、しっかりず進めおいただきたいず思いたす。
 
出兞
※1囜皎庁「No.4124 盞続した事業の甚や居䜏の甚の宅地等の䟡額の特䟋小芏暡宅地等の特䟋」
※2囜皎庁「盞続皎 盞続皎のしくみ」平成25幎床皎制改正、平成26幎以降斜行されるもの
 
執筆者䌊藀秀雄
CFP(R)認定者、ファむナンシャルプランナヌ技胜士玚、第皮蚌刞倖務員、終掻アドバむザヌ協䌚䌚員、盞続アドバむザヌ。

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