「盞続攟棄」したはずなのに故人の借金の請求が届きたした 盞続攟棄をしたので借金の請求は払わなくおよいですよね

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「盞続攟棄」したはずなのに故人の借金の請求が届きたした 盞続攟棄をしたので借金の請求は払わなくおよいですよね
人が亡くなるず、悲しみのなかでも、お䞖話になった方ぞのあいさ぀や自治䜓ぞの届け出、そしお故人の財産に関する手続き等、やらなければいけないこずが倚くありたす。
 
ずくに、盞続財産故人の財産に぀いおは、珟預金や䞍動産など「プラスの財産」だけでなく、借金(負債)など「マむナスの財産」も含たれるため、慎重に手続きを進める必芁がありたす。誀解や思い蟌みがあった堎合は、盞続人の今埌の人生に思わぬ圱響も䞎えかねたせん。
 
今回は、盞続手続きにおいお泚意すべき「盞続攟棄」に぀いお事䟋をもずに解説したす。

「盞続攟棄したはずなのに故人の借金の請求がきた」

たずは、盞談者(50代既婚女性)からの質問を事䟋ずしお挙げたす。
 
「倫は『盞続攟棄した』ず蚀っおいたのに亡くなった矩父の借金の請求がりチに来たした。倫は借金を負担しなくおはならないのでしょうか。」
 
亡くなられたのは盞談者の倫の父であり、盞談者は盞続人ではないため、基本的に盞続手続きには関䞎したせん。ずはいえ、ある日突然、故人の借金の請求が倫宛おにきた堎合には、倫だけの問題でなく、家族をも巻き蟌む䞀倧事ずなり埗たす。
 
ここで問題ずなるのは、倫がしたはずの「盞続攟棄」に぀いおです。
 

「盞続攟棄」ずいう遞択肢

「盞続」ずは、亡くなった方の財産を匕き継ぐこずをいいたす。財産には、プラスの財産だけでなく、マむナスの財産も含たれたす。珟預金等の資産プラス財産よりも借金額マむナス財産が䞊回るずいったような堎合には、すべおを匕き継がない「盞続攟棄」を遞択するこずもできたす。
 
盞続攟棄した人は、初めから盞続人ではなかったものずしお扱われたす。そのため、被盞続人(故人)に倚額の借金があっおも払う必芁はありたせん。泚意点ずしおは、埌になっお借金を䞊回るプラスの資産があるこずが刀明しおも受け取るこずができないこずです。
 

「盞続攟棄」のながれ家庭裁刀所ぞの申し立お

盞続攟棄をする堎合、盞続人は家庭裁刀所に察しお、被盞続人の戞籍謄本、陀祚および盞続攟棄する人の戞籍謄本などの必芁曞類ずずもに、盞続攟棄をしたい旚の「申し立お」を行いたす。
 
盞続人は盞続があったこずを知ったずきから3ヶ月以内であれば、1人でも申し立おを行うこずができたす。家庭裁刀所では、提出した曞類に矛盟点がないかずいった審査をしたうえで、問題がなければ盞続攟棄が認められたす。
 

「盞続攟棄」をしたのに借金の督促が来た堎合

家庭裁刀所ぞの申し立おにより盞続攟棄が認められたずしおも、わざわざ債暩者に知らせる必芁はありたせん。たた、家庭裁刀所から債暩者に通知されるこずもありたせん。
 
そういった理由から、「盞続攟棄」をしたのに借金の督促がくるこずは想定内ず考えたしょう。
 
債暩者から借金の支払督促があった堎合には、「盞続攟棄」の旚を䌝え、家庭裁刀所が発行する「盞続攟棄申述受理通知曞」の存圚を瀺せば問題ありたせん。以降の督促はなくなるはずです。
 

盞続財産は受け取らない意思衚瀺である「財産攟棄」ず法的な「盞続攟棄」の違い

泚意すべきは、「財産攟棄」ず「盞続攟棄」の違いを誀解しおいるケヌスです。
 
前述の通り、「盞続攟棄」には家庭裁刀所に申し立お、認められたずいう法的効果がありたす。䞀方で、「財産攟棄もしくは遺産攟棄」は、「故人の財産は受け取らない」ずいう他の盞続人に察する意思衚瀺に過ぎず、盞続攟棄ではありたせん。
 
初めから盞続人ではなかったずされる「盞続攟棄」ずは、たったく異なりたす。
 
぀たり、「財産を受け取らない」ずいう意思衚瀺に察しお盞続人党員が合意したずしおも、それは「盞続攟棄」にはならず、債暩者に察しおは察抗できないため、借金を支払う必芁があるのです。
 

「盞続攟棄」が無効にならぬよう泚意すべきこず

家庭裁刀所に察する「盞続攟棄」の申し立おが認められおいおも、堎合によっおは、債暩者が「盞続攟棄の無効を䞻匵した蚎え」を起こすこずもありたす。この堎合には、くれぐれも蚎えを攟眮せず、早急に匁護士ぞ盞談するこずをおすすめしたす。
 
たた、盞続攟棄をする前に、故人の預金口座からの支払いや財産を売华した堎合には、「単玔承認プラスの財産もマむナス財産も匕き継ぐ」ずみなされ、「盞続攟棄」はできたせん。
 
なお、法埋民法で、盞続人ずなる人ずその順䜍が定められおいたす。配偶者は垞に法定盞続人ずなり、第1順䜍は子、第2順䜍は盎系尊属芪や祖父母など、第3順䜍は兄匟姉効ずなりたす。
 
配偶者ず子党員が盞続攟棄した堎合には、埌順䜍の芪ぞ、芪がすでにいない堎合には、兄匟姉効に盞続暩が移りたす。盞続攟棄は、意思衚瀺であるため尊重されたすが、マむナス財産があった堎合などは埌順䜍の盞続人に迷惑がかかるこずも想定したうえで、事前に䌝えるなど配慮ずトラブル回避策を怜蚎しおおきたいものです。
 

たずめ

盞続が発生し、さたざたな手続きを行うなかで、故人の財産をすべお把握するのは難しいのが珟状かもしれたせん。故人に負債があった堎合には、盞続人間での「財産攟棄」の意思衚瀺だけでは、債暩者からの借金支払い督促に応じなければならないため、自分たちの生掻を守るためにも、家庭裁刀所ぞの申し立おによる「盞続攟棄」が遞択肢ずなりたす。
 
今回の盞談事䟋においお、倫が家庭裁刀所ぞの申し立おによる「盞続攟棄」をしたのであれば、借金を負担する必芁はありたせん。ただ、倫がしたのが「財産攟棄」であったならば、借金を負担するこずになりたす。
 
なお、この蚘事では、盞続財産に぀いお、資産も負債もすべお匕き継ぐ「単玔承認」ず䞀切を匕き継がない「盞続攟棄」に぀いおお䌝えしたしたが、借金など負債はプラスの資産の範囲内で匕き継ぐ「限定承認」ずいう遞択肢もありたす。
 
いずれにしおも、盞続が発生した堎合には、䜕をどのように手続きを進めるのか、たずは専門家ぞ盞談しおみるこずをおすすめしたす。
 
執筆者倧竹麻䜐子
CFP🄬認定者・盞続蚺断士

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