最終更新日:2019.06.13 公開日:2019.06.05
保険

教育・進学資金の準備。預貯金や学資保険で貯める場合、家計のお金の流れはどうなるの?

前回お伝えした教育・進学資金の代表的な準備方法には、(1)預貯金、(2)学資保険、(3)ジュニアNISA、(4)教育資金の贈与、(5)教育ローン、(6)奨学金、の6つがありました。 
 
今回は、これらの準備方法を採用した場合に、それぞれが家計内でどのようなお金の流れを作るかについて見ていきたいと思います。
 
家計の中でのお金の流れを見るには、「収入」・「支出」・「資産」・「負債」の4つの項目を基準に考えるとイメージしやすくなります。
 
重定賢治

執筆者:

執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

明治大学法学部法律学科を卒業後、金融機関にて資産運用業務に従事。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の上級資格である「CFP®資格」を取得後、2007年に開業。

子育て世帯や退職準備世帯を中心に「暮らしとお金」の相談業務を行う。
また、全国商工会連合会の「エキスパートバンク」にCFP®資格保持者として登録。
法人向け福利厚生制度「ワーク・ライフ・バランス相談室」を提案し、企業にお勤めの役員・従業員が抱えている「暮らしとお金」についてのお悩み相談も行う。

2017年、独立行政法人日本学生支援機構の「スカラシップ・アドバイザー」に認定され、高等学校やPTA向けに奨学金のセミナー・相談会を通じ、国の事業として教育の格差など社会問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

詳細はこちら
重定賢治

執筆者:

執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

明治大学法学部法律学科を卒業後、金融機関にて資産運用業務に従事。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の上級資格である「CFP®資格」を取得後、2007年に開業。

子育て世帯や退職準備世帯を中心に「暮らしとお金」の相談業務を行う。
また、全国商工会連合会の「エキスパートバンク」にCFP®資格保持者として登録。
法人向け福利厚生制度「ワーク・ライフ・バランス相談室」を提案し、企業にお勤めの役員・従業員が抱えている「暮らしとお金」についてのお悩み相談も行う。

2017年、独立行政法人日本学生支援機構の「スカラシップ・アドバイザー」に認定され、高等学校やPTA向けに奨学金のセミナー・相談会を通じ、国の事業として教育の格差など社会問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

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(1)教育・進学資金を「預貯金」で準備する場合のお金の流れ

 
この場合、毎月一定の金額を銀行などの金融機関で積み立てながら、教育・進学資金を準備することが想定されます。
 
お金の流れとしては、毎月の積み立てが「支出」にあたり、その金額が「資産」である預貯金に入っていきます。そして、満期を迎えたときに「収入」として元金と利息が手元に還元され、それを原資に子どもの教育・進学資金を捻出する(「支出」する)という形です。
 
このように、お金は「支出」⇒「資産」⇒「収入」⇒「支出」と流れていきます。
 

(2)教育・進学資金を「学資保険」で準備する場合のお金の流れ

同じように(2)学資保険について見てきましょう。
 

 
この場合、学資保険の保険料の支払いが「支出」にあたり、そのお金が「資産」として学資保険に回ります。
 
そして、満期を迎えたときに「収入」として学資年金(利息含む)が給付され、最後に子どもの教育・進学資金に充てられる(「支出」される)という流れになります。順序としては、(1)と同様、「支出」⇒「資産」⇒「収入」⇒「支出」となります。
 

預貯金と学資保険の共通点は資産においてお金を増やす力が弱いこと

(1)・(2)の共通点は、原則、安全資産であるため、資産においてお金を増やす力が弱いということです。つまり、利率が低いため、運用効率が必然的に悪くなります。
 
その結果、積み立てていく金額を少し多めにする必要があります。実は、これが昔と比べ、家計に余分なお金を生み出しにくくする原因にもなっています。
 
別の角度で言うと、子育て世帯は目先のお金を貯める必要があるため、結果として家計に余裕が生まれにくくなり、昔と比べて相対的に、消費に回すお金が少なくなっているということです。 
 
次回も同様にお金の流れについて確認していきます。
 
執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)
 

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