更新日: 2022.03.23 保険

クレジットカードに付いている旅行保険、確認不足に要注意!

執筆者 : 馬場愛梨

クレジットカードに付いている旅行保険、確認不足に要注意!
クレジットカードの中には、旅行時の事故やトラブルに役立つ保険がセットされているものがあります。ただ、同じ「海外旅行保険」という名称でも、クレジットカードごとに中身が大きく違うこともあります。
 
「自動的に保険が付いているみたいだから大丈夫」と思わず、旅行前にあらかじめ、どんな保険内容になっているのかよく確認しておきたいところです。どんな点を確認すればよいのか解説します。
 
馬場愛梨

執筆者:馬場愛梨(ばばえり)

ばばえりFP事務所 代表

自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強。銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。

過去の自分のような、お金や仕事で悩みを抱えつつ毎日がんばる人の良き相談相手となれるよう日々邁進中。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。平成元年生まれの大阪人。

https://babaeri.com/

クレジットカードに付いている保険の種類

クレジットカードには、特典やサービスの一環として、別個に「保険料」として費用を支払っていなくても、以下のような保険がセットされていることがあります。
 
■旅行傷害保険(海外・国内)
どんなときに保険金を受け取れる?


・傷害死亡・後遺障害……例)旅行中のけがで亡くなったとき
・疾病治療費用……例)病気やけがの治療を受けたとき
・賠償責任……例)他人の体を傷付けてしまったとき、店の商品などを壊したとき
・救援者費用……例)遭難して捜索費・救助活動費が掛かったとき
・携行品損害……例)バッグが盗まれたとき、カメラが壊れたとき

など

 
■航空便遅延保険(海外・国内)
どんなときに保険金を受け取れる?


・出航遅延・欠航・搭乗不能費用……例)乗る予定だった飛行機が欠航したとき
・手荷物遅延費用……例)生活必需品を含む手荷物の到着が一定時間以上遅延した場合

など

 
■ショッピング保険
どんなときに保険金を受け取れる?


・例)購入した商品が壊れたり盗まれたりした

など

(※以上、保険の名称は各社で多少異なる場合があります。)
 
旅行に行く前に、自分が持っているカードにこうした保険が付いているのかどうか、確認しておくのがおすすめです。
 

実は重要! 「自動付帯」と「利用付帯」の差

クレジットカードに付いている旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
 
「自動付帯」は、そのカードを保有していれば自動的に適用されるものです。一方「利用付帯」は、そのカードを使って旅行代金(ホテル代や公共交通機関の料金など)を支払った場合のみ適用されます。
 
「このクレジットカードには海外旅行保険が付いているから大丈夫!」と思っていても、もしそれが利用付帯で、代金を別のカードや振り込みなどで決済していた場合、保険金を受け取ることができません。
 
中には、「旅行保険は自動付帯、ショッピング保険は利用付帯」や「基本は自動付帯、しかし旅行代金を当クレジットカードで支払った場合は保険金額を上乗せ(利用付帯)」など、さまざまな条件が決められているものもあります。
 
何か起きてから「こんなはずでは!」と後悔しないよう、保険の名称や保険金額だけでなく、「自動付帯か利用付帯か」といった細かいポイントについても必ず確認しておきましょう。
 

クレジットカードの旅行保険で確認しておくべきポイント

クレジットカードの旅行保険で確認しておきたいのは、以下のような項目です。


・自動付帯か利用付帯か
・どんな保険が付いているのか(保険の名称)、国内でも海外でも適用対象か
・どんなときにいくら受け取れるのか(保険内容・保険金額)
・保険金が受け取れないのはどんな場合か

同じ会社が発行しているクレジットカードでも、「ゴールド」「プラチナ」「女性専用」「学生専用」などいくつもの種類があり、保険内容も違うこともあります。確認時に間違えないように気を付けましょう。
 
「自分で調べてもよくわからない……」といった場合は、カード会社の問い合わせ窓口に電話して確認するのが確実です。
 

まとめ

特に海外旅行の際は、医療制度が日本と違うため、少し体調を崩して病院に行っただけでもびっくりするほど高額な医療費を請求されることがあります。確率は低くても、もしものときに自力でまかなえないリスクがあるなら、保険に加入しておくのも選択肢の1つです。
 
クレジットカードに付帯されている保険だけで、十分まかなえる場合もあります。ただ、カードごとにその内容はさまざまですので、事前によく確認しておきましょう。
 
執筆者:馬場愛梨
ばばえりFP事務所 代表

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