掛け捨て型と貯蓄型の保険、自分はどっちに向いている? それぞれのメリットは?

配信日: 2022.05.17

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掛け捨て型と貯蓄型の保険、自分はどっちに向いている? それぞれのメリットは?
保険には、掛け捨て型と貯蓄型の2種類があります。掛け捨て型は保険料が安く、貯蓄型は保障を受けられて貯蓄もできるというメリットがあり、どちらを選べばよいか迷っている人も多いことでしょう。
 
そこで、この記事では掛け捨て型と貯蓄型の保険の特徴とメリットを詳しく解説します。保険選びに迷っている人は、この記事を参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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掛け捨て型保険と貯蓄型保険、それぞれのメリット

 
掛け捨て型保険は保険料が安い、貯蓄型保険は保障と貯蓄の両方がカバーできるというメリットが広く知られていますが、そのほかにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
 
自分に合った保険を選ぶために、まずはそれぞれのメリットを確認しておきましょう。
 

掛け捨て型保険

 
掛け捨て型保険とは、保険期間満了時に支払った保険料が返ってこない、解約返戻金がない保険商品です。
 
例えば、「自転車で事故を起こした際、入院費や損害を保障します」という保険があり、保険期間は1年間、掛け金は月々500円だったとします。保険期間中に自転車事故を起こし、入院した場合は定められた保険金が支払われますが、何もなかった場合は満期になっても支払った保険料は返ってきません。
 
掛け捨て型保険のメリットは解約返戻金がない分、保険料が安いことが第一に挙げられます。このほか、安い保険料で高い保障額を設定できるメリットもあります。
 
特に、小さい子どもがいたり、配偶者が働いていなかったりする場合、安い掛け金で多くの保障を得られる仕組みは利点が大きいです。
  

貯蓄型保険

 
貯蓄型保険は、保障機能と貯蓄機能を兼ね備えた保険商品です。
 
満期を迎えると一定額のお金が払い戻されます。また、途中で解約した場合でも、解約返戻金を受け取れる商品もあります。貯蓄型保険の第一のメリットは支払った保険料が無駄にならず、1つの商品で貯蓄と保障の両方がカバーできる点です。
 
また、貯蓄型保険の場合「自動振替貸付」という制度があり、払込猶予期間内に保険料の支払いができなかった場合、解約返戻金の範囲内で立て替えてもらえます。このほか、「契約者貸付」といって、解約返戻金の一定範囲内で保険会社からお金を借りられる商品もあります。
 
このような仕組みは、長期定期預金のような感覚で保険を利用することができます。
     

掛け捨て型保険と貯蓄型保険、それぞれにおすすめの人

 
ここからは、掛け捨て型保険と貯蓄型保険について、それぞれどのような人におすすめなのか解説します。
 
掛け捨て型保険と貯蓄型保険のメリット・デメリットをよく把握したうえで保険を選べば、経済的な負担を少なくして不測の事態に備えられます。
 

掛け捨て型保険がおすすめの人

 
掛け捨て型保険は、月々の保険料が安いことが最大のメリットです。したがって、「できるだけ経済的な負担を少なくして、保険を掛けたい」人に適しています。
 
例えば、新卒の社員など、収入が少ない人が保険に入りたい場合などです。また、独身で家族がいない場合も適しています。
 
死亡保障や入院保障が目的の場合、「保障」そのものが重要で貯蓄の部分はあまり必要ありません。このことから、医療保険や生命保険に加入したい場合は、掛け捨て型保険を候補に入れてみましょう。
 

貯蓄型保険がおすすめの人

 
貯蓄型保険は、保障を受けると同時に資産形成をしたい人に向いています。例えば、学資保険や個人年金などは、単に銀行などに貯金をしているより利率が多く、「保険料」という形で計画的にお金を貯められます。
 
「貯金がなかなか計画的にできない」人や、「将来のために少しでも資産を増やしておきたいが、投資などはリスクがあって二の足を踏んでいる」人におすすめです。
 
また、自営業者や独身者など個人での老後の備えが必要な人は、iDeCoと合わせて個人年金や養老保険に入るといった使い方もできるでしょう。
   

ライフスタイルに応じて保険を選ぼう

貯蓄型保険と掛け捨て保険は、それぞれのメリットがあります。また、保険の種類によって向いているタイプが違います。満期保険金や解約返戻金が受け取れる貯蓄型は保険料が高額になりますが、掛け捨て型は満期保険金や解約返戻金が受け取れませんが、同じ保障でも掛け金を低く抑えられます。
 
このように、それぞれのライフスタイルに応じて、自分に合った保険を選びましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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