更新日: 2022.08.09 生命保険

自分の生命保険はどのタイプ?知っておきたい生命保険の種類

自分の生命保険はどのタイプ?知っておきたい生命保険の種類
みなさんは生命保険に加入しているでしょうか? また、加入している人はどのような生命保険か内容を理解していますか?
 
生命保険を含めた保険は、加入当初は内容を理解していても忘れてしまったり、保険の販売員に任せていたりで保険の内容がわかっていない人も多いと思います。そこで今回は、生命保険の種類にどのようなものがあるかを解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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生命保険の種類

生命保険の種類は大きく分けて3つあります。定期保険、養老保険、終身保険の3つです。それぞれ特徴やメリット、デメリットがあるので、自分の生命保険がどのタイプなのか確認してみましょう。
 

定期保険

定期保険は、決められた期間に死亡や後遺障害の状態になった場合に保険金が支払われる保険です。一定期間しか保障されませんが、その分、終身保険よりも割安な傾向があります。また、一般的に保険料は掛け捨てです。満期はありますが、満期保険金はありません。
 

定期保険の特徴

定期保険は自分のライフプランに合わせて、保障の期間を決めることができます。例えば、子どもが大学に入るまでは大きい保障が欲しいという人は、子どもの成長に合わせて保障の期間を決めれば、保険料を支払う期間を減らすことができます。
 
必要な期間に必要な金額の保障に加入することができ、自分に合わせて柔軟に対応できる保険といえます。また、保険料は一般的に掛け捨てで、一定期間のみの保障ですので、基本的には終身保険に比べると保険料は割安になっているところも特徴です。
 
子どもが小さい家庭や、将来に備えて万が一のために大きい保障が欲しいと考えている人に合っている保険です。
 

定期保険の気をつけたいところ

定期保険は、一定期間を保障する保険ですので、満期はあります。しかし、あくまで掛け捨ての保険ですので、満期保険金はありません。
 
万が一のための保険ですから仕方がないのですが、満期までの間に何もなければ、保険料を支払って終わり、ということになります。「保険とはそういうものだ」と割り切ることが必要かもしれません。
 
また、終身保険と定期保険をセットで加入している人もいると思います。そのような人は、定期保険の部分が本当に必要なのかを確認してみましょう。
 
大きい保障が必要ない状態になっているのに、そのまま放置してしまっている人も多いです。保障を減らしたり、定期保険の部分のみを解約したりすることもできますので、今の自分に合った保険なのかを見直すのもいいかもしれません。
 

養老保険

養老保険は、一定期間の間に死亡や後遺障害の状態になってしまった場合は、保険金が支払われ、満期まで何もなく生存していれば満期保険金が支払われる保険です。満期保険金があるので保険料は掛け捨てではありません。
 
また、基本的には満期保険金は保険金と同額の場合がほとんどです。しかし、満期保険金がある分、保険料は高い傾向にあります。個人年金保険や学資保険もこのタイプの保険といえます。
 

養老保険の特徴

養老保険は掛け捨てではなく、満期保険金があります。そのため、貯蓄をしながら万が一に備えることができます。目的に合わせて満期保険金の金額や保障期間を決めることができるのがメリットです。
 
例えば、30年後に定年を迎えるので退職金の足しにしたい、20年後に子どもが社会人になるのでお祝い金にしたい、というような目的に合わせて貯蓄ができ、期間中は万が一にも備えられるということです。
 

養老保険の気をつけたいところ

養老保険は満期保険金があるのがメリットですが、その分保険料が高いのがデメリットといえます。基本的には満期保険金よりも支払う保険料のほうが高いです。しかし、個人年金保険や学資保険など、貯蓄性の高い保険もありますので、自分に合った保険を選択することが大切です。
 

終身保険

終身保険は、その名の通り満期がなく、一生涯にわたって保障が継続する保険です。定期保険よりも保険料は高い傾向にあります。保険料の支払いは一生涯払っていくものと、期間を決めるものと選択することができます。
 
基本的には、一生涯支払っていくほうが1年の保険料は安くなりますが、一定以上の年齢に達すると保険料の総額は期間を決めて支払っていくほうよりも高くなってしまいます。
 

終身保険の特徴

終身保険は、満期がないため一生涯にわたって保障が継続します。そのため、お葬式代などのために備えるのに適した保険です。また、残念ながら人はいずれ亡くなってしまいますので、確実に保険金を受け取ることができるのも終身保険の特徴です。
 

終身保険で気をつけたいところ

終身保険は、定期保険よりも保険料が高くなることが多いです。また、保険の受取人に関しては、加入当初とライフプランが変わった場合は変更することも考えたほうが良いのですが、そのままにしている人も多いです。
 
例えば、保険加入当初の受取人は配偶者だったものの、子どもが大きくなってきたので子どもを受取人に変える、という受取人の変更です。
 

保険が自分のタイプに合っているか確認しよう!

生命保険は万が一に備えて加入することが多いですが、自分に合ったものにしていないと、いざという時に困ってしまいます。加入している保険が現在の自分に合っているのかを確認してみましょう。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 主契約の種類
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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