更新日: 2022.09.29 学資保険

学資保険で子どもの教育資金は準備できる? そもそも学資保険ってどんな保険?

学資保険で子どもの教育資金は準備できる? そもそも学資保険ってどんな保険?
子どもの教育資金を貯めるため、学資保険に加入したほうがよいのかどうか、悩んでいる人も多くいるでしょう。
 
しかし、そのような人の中にも、そもそも学資保険とはどのような保険なのか、よく分からないという人もいるかもしれません。
 
本記事では、学資保険で子どもの教育資金を準備したいと考えている人に向けて、学資保険の概要をはじめ、メリットや加入の際の注意点について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

学資保険について知ろう


 
ここからは学資保険について、概要や申し込むメリット、申し込みの際の注意点についてそれぞれ解説します。
 

学資保険とは

学資保険は、子どもの教育にかかる費用を積み立てるための、貯蓄型の保険です。加入してから毎月決まった金額を、保険料として保険会社に支払います。積み立てた保険料は、契約のときに決めたタイミングで、祝い金や満期学資金として受け取ることが可能です。
 
なお、学資保険に何歳まで加入できるかについては、学資保険のサービスを提供している多くの保険会社では0~6歳までと設定していますが、満期をいつにするかによって変わるため、事前に保険会社へ相談することが大切といえます。
 
月々支払う保険料は、満期金の受取額や受け取る時期などによっても異なりますが、なるべく保険料を抑えたい場合は、加入時期が早ければ早いほど保険料が下がるため、早めに契約するのもよいでしょう。
 
また、中には出産予定日の140日前ごろから加入できるものもあるため、加入したい学資保険があれば、妊娠中に申し込みをするのも1つの方法です。
 

学資保険を申し込むメリット

学資保険を申し込むメリットとしては、子どもの教育にかかる費用を計画的に貯められる点が挙げられます。契約後は毎月自動的に保険料が引き落とされ、満期になるまでは手元にお金が戻ってくることはありません。
 
自分で貯蓄している場合、計画的に貯められない恐れもありますが、学資保険を申し込めばそのような心配は不要です。
 
また、親が死亡した場合など、万が一のことが起きた場合、それ以降の保険料の振り込みは免除され、祝い金や満期学資金を受け取れる点もメリットとして挙げられます。
 
ほかにも、学資保険として支払う保険料は一般生命保険料の対象になるため、年末調整などで申告することで、所得税や住民税の節税になるでしょう。
 

学資保険の注意点

学資保険は満期になる前に解約すると、解約返戻金は受け取れるものの、それまでに支払った保険料よりも少ない金額になる可能性がある点に注意しなくてはいけません。
 
そのため、契約する際には長期間の支払いが可能である金額を設定するなど、しっかり考えてから申し込むことが大切です。
 
また、景気の変動に関係なく、契約したときの利率で保険料が運用される商品が多いことも注意点として挙げられます。そのため、満期のタイミングがインフレと重なると、必要な教育費よりも払戻金が少なくなる恐れがあるでしょう。
 

教育資金を計画的に貯めるためには学資保険を活用しよう

子どもの教育資金を貯める方法はさまざまありますが、学資保険を利用すれば計画的な貯金が可能になるでしょう。
 
また、親に万が一のことが起きた場合も、それ以降の支払いは免除され、そのまま教育資金を積み立てられるため、安心です。
 
ただし、途中解約をすると受け取れる金額は支払金額よりも少なくなる恐れもあるため、長期的に積み立てられるかどうか、しっかり考えてから申し込みましょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集