更新日: 2023.02.18 生命保険

生命保険の更新額が高い! 「更新」or「解約」? 失敗しない見直し方法とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

生命保険の更新額が高い! 「更新」or「解約」? 失敗しない見直し方法とは?
入っておけば、万が一のときに家族にお金を残せるので安心な生命保険。しかし、更新額があまりにも高額になったときは、継続するべきかどうか迷うことはないでしょうか? 解約して、新たにほかの保険に加入するという選択肢もあります。
 
そこで今回は、更新か解約かで迷ったときに、失敗しない生命保険の見直し方法を解説します。

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更新型生命保険の見直しポイントは?

まず、実際にかかる生活費の中で、無理なく支払える保険料はいくらなのかを算出してみましょう。そして、契約中の生命保険が、解約することなく保険料を下げることが可能かどうかを確認します。
 
死亡や高度障害時に受け取れる額を下げることで、大幅に保険料を落とすことは可能ですし、特約があれば必要のないものを省くだけでも保険料を下げられます。
 
年齢や家族の形態に合わせて必要な金額や保障内容を考え直し、それによってどれくらい保険料を下げられるかがポイントです。
 
また、生命保険の場合は、基本保障を下げて特約部分で手厚くするという方法もあります。例えば、死亡・高度障害時保障で下りる基本部分の金額を下げ、災害時による死亡など特約の金額を上げた方が全体の保険料が下がるかもしれません。
 
生命保険会社のほとんどは、公式サイトにシミュレーションできるページが用意されています。あとは、どこまで保障内容を下げても問題ないかを考えながら、保険料をシミュレーションすればいいのです。
 

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解約が必要なケースとは?

生命保険業を営むには、保険業法第3条第1項の規定により、金融庁への届出が必要です。金融庁へ届け出ることで免許が付与されます。免許を付与された生命保険会社は、金融庁の公式サイトにある「生命保険会社免許一覧」に記載されています。
 
もしも、契約中の生命保険会社が一覧にない場合は、免許が付与されていないかもしれません。保険料が上がるうえに一覧に記載がないときは、解約した方が安心できるでしょう。
 
なお、生命保険会社ごとのクレーム状況については、生命保険協会のサイトで閲覧することが可能です。
 
更新時に保障内容の見直しができない場合も、解約してほかの生命保険への加入を考えた方がいいでしょう。その場合もまず、現時点で無理なく支払える保険料がいくらまでなのか計算し、必要な保障内容を考慮して選ぶことがポイントです。
 
ただし、解約返戻金の額が上がる前のタイミングであれば、保険料の負担と解約返戻金とを比べてみて、見送るべきかどうか考える必要があります。また、これまで加入してきた生命保険を解約する際、次の生命保険の保障が開始する前に解約することがないよう注意することもポイントです。
 
更新時が近づいてきたら、早めに検討しておくと、保障が何もない時期を作らずに済みます。
 

生命保険は保険料が高いと感じたときは見直しのチャンス

生命保険は、保険料が高いと感じない限り、見直す人は少ないかもしれません。保険料が高いと感じたときは、保障内容を見直すチャンスです。
 
必要以上に基本保障部分が高額になっていないか、不要な特約はついていないか確認してみましょう。内容を見直すだけで保険料を大幅に下げることもできます。また、感染症による死亡特約など、時代の流れに応じた保険を考えることも大切です。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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