更新日: 2023.02.20 生命保険

生命保険加入者の割合と死亡保険金額の平均は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

生命保険加入者の割合と死亡保険金額の平均は?
生命保険に加入している方やこれから加入しようとしている方は、保険金額の平均がどのくらいなのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
 
世間一般の生命保険加入者の割合や保険金額の水準が分かると、生命保険の加入・更新判断、商品選びなどに役立つひとつの参考指標となるでしょう。
 
そこで本記事では、生命保険の加入率や保険金額の平均について解説します。

【PR】日用品10点セットプレゼント

【PR】保険クリニック

おすすめポイント

初めてご相談いただいた方へ日用品10点セットをプレゼント!
保険相談であなたにぴったりな保険がみつかる
業界トップクラス!取り扱い保険会社約50社
※詳細はキャンペーンページをご確認ください

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

生命保険の加入率

生命保険の加入率は、世帯・世帯主・配偶者などで異なります。また、全生保(民保、簡保、JA、県民共済・生協等の4機関の総称)か民保(民間の生命保険会社の総称)かでも違ってきます。
 
どれくらいの方が生命保険に加入しているのかを把握しておくと、生命保険の加入や更新の判断に役立つでしょう。本項では、生命保険の加入率(世帯・世帯主・配偶者)について紹介します。
 

世帯加入率

(公財)生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、2021年4~5月に世帯員2人以上の一般世帯4000人に調査した結果、世帯員の少なくとも一人以上が生命保険に加入している世帯加入率は、全生保が89.8%、民保が80.3%でした。
 
全生保と民保の世帯加入率の推移は、図表1のとおりです。
 
【図表1】世帯加入率の推移

全生保 民保
2021年 89.8% 80.3%
2018年 88.7% 79.1%
2015年 89.2% 78.6%
2012年 90.5% 78.4%
2009年 90.3% 76.2%

出典:公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査
 
図表1のとおり、全生保の世帯加入率は88〜90%前後、民保の世帯加入率は76〜80%前後で推移しており、約12年の間でも大きな差異はないことが分かります。 

世帯主の加入率

生命保険文化センターの同調査によると、生命保険の世帯主の加入率は全生保が84.9%、民保が73.2%でした。
 
図表2は、世帯主加入率の推移です。
 
【図表2】世帯主加入率の推移

全生保 民保
2021年 84.9% 73.2%
2018年 85.6% 74.8%
2015年 85.4% 72.4%
2012年 86.3% 71.9%
2009年 86.7% 69.7%

出典:公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査
 
図表2のとおり、世帯主加入率は全生保が84〜87%前後、民保が70〜75%前後で推移しており、世帯加入率と比べて、全生保は▲4.9ポイント、民保は▲7.1ポイントとなっています。世帯主加入率について、2021年では30~69歳にかけて全生保では約90%、民保では80~87%と全世代で高い加入率を示しています。
 
さらに、75~84歳でも全生保で約80~85%、民保が約69~73%で、2009年の全生保が約67~77%、民保が約51~60%と増加傾向が続いています。
  

配偶者の加入率

生命保険文化センターの同調査によると、生命保険の配偶者の加入率は全生保が80.3%、民保が65.1%でした。
 
図表3は、配偶者加入率の推移です。
 
【図表3】配偶者加入率の推移

全生保 民保
2021年 80.3% 65.1%
2018年 77.7% 61.3%
2015年 77.1% 62.3%
2012年 80.9% 62.9%
2009年 80.0% 58.4%

出典:公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査
 
図表3のとおり配偶者の加入率は、全生保が77〜81%前後、民保が58~65%前後で推移しています。世帯主の加入率と比べて、全生保は▲4.1ポイント、民保は▲8.1ポイントとなり、世帯主のほうが生命保険に加入している世帯が多いことが分かります。
 

【PR】日用品10点セットプレゼント

【PR】保険クリニック

おすすめポイント

初めてご相談いただいた方へ日用品10点セットをプレゼント!
保険相談であなたにぴったりな保険がみつかる
業界トップクラス!取り扱い保険会社約50社
※詳細はキャンペーンページをご確認ください

生命保険の普通死亡保険金額の平均

生命保険文化センターの同調査によると、生命保険の普通死亡保険金額の平均は、全生保が2027万円、民保が1927万円でした。
 
図表4は、生命保険の普通死亡保険金額の推移です。
 
【図表4】生命保険の普通死亡保険金額の推移

全生保 民保
2021年 2027万円 1927万円
2018年 2255万円 2079万円
2015年 2423万円 2335万円
2012年 2763万円 2506万円
2009年 2978万円 2758万円

出典:公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査
 
図表4のとおり、全生保・民保どちらも保険金額は減少傾向にあります。2009年から2021年で、全生保は951万円、民保は831万円減少しています。年齢別で保険金額が高いのは30~59歳で、2009年では約3000万~3800万円でしたが、2021年は約2000万~2800万円と大きく減少しています。
 

ほとんどの世帯が生命保険に加入している

生命保険文化センターの調査によると、2021年の生命保険の世帯加入率は全生保が89.8%、民保が80.3%でした。保険金の払い込みは家計の負担になるとはいえ、ほとんどの世帯が生命保険に加入していることが分かります。
 
また、生命保険の普通死亡保険金額の平均は全生保が2027万円、民保が1927万円です。ぜひ、生命保険の加入・更新の判断や商品選びにお役立てください。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

【PR】日用品10点セットプレゼント

【PR】保険クリニック

おすすめポイント

初めてご相談いただいた方へ日用品10点セットをプレゼント!
保険相談であなたにぴったりな保険がみつかる
業界トップクラス!取り扱い保険会社約50社
※詳細はキャンペーンページをご確認ください

ライターさん募集