更新日: 2023.02.25 その他保険
「コロナで結婚式を挙げるのが心配…。」ブライダル保険で不安を解消しよう!
とはいえ、結婚式にはお金がかかるのもまた事実。結婚式の平均費用は300万円であり、決して安いものではありません。特に近年は新型コロナウイルスの台頭で「本当に結婚式ができるのだろうか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな不安を解消してくれるのが「ブライダル保険」です。今回は、ブライダル保険が保障するトラブルの概要と、保険費用の相場についてお伝えします。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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結婚式で起こりうるトラブル
結婚式ではさまざまなトラブルが起こります。特に近年は新型コロナウイルスにより、緊急事態宣言の発令や自宅待機要請などで外出が制限され、実際に罹患する方も後を絶ちません。
以下ではコロナを始め、結婚式で起こりうるトラブルについて解説します。
当日の災害
結婚式の前日〜当日に台風や地震などの災害が起こってしまった場合、式の開催を見送ることがあります。大きい災害はインフラへの影響が出ることはもちろん、多くのゲストが足を運ぶ結婚式の開催は、参加に危険が伴うのも懸念点です。
また、新型コロナウイルスのまん延により緊急事態宣言が発令される可能性もあります。
身内の不幸
身内が亡くなるなどの不幸があった場合は喪中となり、お祝い事である結婚式は避けるのが一般的です。特別決まりがある訳ではありませんが、両家の心情を重んじつつ、挙式の延期を決める場合が多いでしょう。
備品・服の破損
結婚式ではお酒が提供され、ゲストも羽目を外してしまいがちです。しかし、式会場には照明機材や家具、調度品などさまざまな備品があります。これらを破損した場合は損害賠償に発展するケースがあり、注意が必要です。
また、レンタルのウエディングドレスなどを破損してしまった場合も、損害賠償を請求される可能性があります。
体調不良
新婚カップルのどちらかが体調不良となった場合は、式を延期せざるを得ない場合があります。特に近年では新型コロナウイルスの影響で自宅待機を迫られる機会も増えているため、今一番気になるトラブルかもしれません。
他にもゲストが式当日に救急搬送されるなど、体調面のトラブルは多岐にわたります。
式会場のキャンセル費用相場
トラブルに見舞われて結婚式をキャンセルした場合、当日までの日数に応じたキャンセル料を支払うのが一般的です。キャンセル料は会場側の損失に備えるべく設定されており、式場の運営には欠かせない仕組みです。しかしコロナ禍に入り、結婚式を開催できなかったカップルが増えています。
国民生活センターによると、2020年1月〜4月では結婚式に関する相談が1600件を超えており、商品別では第二位。高額なキャンセル料を巡るトラブルが相次いでいます。
キャンセル費用は、挙式日から日程が遠いほど料金が安くなるのが基本です。挙式5ヶ月前〜は内金の範囲内である一方、挙式9日前〜前日では見積額の80%、当日では100%を支払うのが一般的です。
上記を元に計算すると、300万円で挙式を行う予定だった場合、9日前〜前日では240万円、当日では300万円全額の支払いとなります。
ブライダル保険とは
このように、当日や式間近のキャンセルには莫大な費用がかかります。しかしコロナになるかどうかは予測ができず、ハラハラしながら過ごす方も多いのではないでしょうか。
この不安を解消してくれるのが「結婚式総合保険(ブライダル保険)」です。ブライダル保険はその名の通り、結婚式のさまざまなトラブルに対する保険で、挙式の延期や備品の破損、ゲストが体調を壊した際の見舞金などが対象です。
加入額の相場金額は1万円〜6万円程度。金額が高いプランほど保障額が高額かつ、対象範囲が広くなる傾向にあります。
コロナの保障はしてもらえるのか
本人や親族がコロナに罹患した場合、保障はどうなるのでしょうか。
一般的なブライダル保険では、新型コロナウイルスに罹患した場合や医師から自宅待機を指示された場合は「挙式の延期」に該当し、補償対象になります。
しかし保険会社によっては対象外であったり、入院日数や対象者の範囲によって制限があったりするため、加入前に各社に相談しながら比較・検討するとよいでしょう。
ブライダル保険で安心を買おう
新婚カップルの幸せな時間を、不安で覆ってしまってはもったいないもの。ブライダル保険は結婚式のさまざまな不安を解消してくれる仕組みです。
人生最大の晴れ舞台を思う存分楽しむために、ブライダル保険への加入を検討してはいかがでしょうか。
出典
株式会社リクルート 結婚トレンド調査2022(ゼクシィ)
独立行政法人国民生活センター 新型コロナウイルス関連の消費生活相談の概要(2020年1月~4月)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部