40代で貯蓄型保険に入るなら、どんなところに注意したほうがいい?

配信日: 2023.03.20

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40代で貯蓄型保険に入るなら、どんなところに注意したほうがいい?
40代で老後の備えに貯蓄型保険の加入を検討したら、「貯蓄型保険って、他の保険と何が違うの?」「貯蓄型保険に加入するとどんなことに備えられるの?」といった疑問をもつ人もいるでしょう。貯蓄型保険は、死亡時や高度障害状態にならなくても将来的にまとまったお金を受け取れる、貯蓄性の高い保険です。
 
本記事では、貯蓄型保険とは何か、どのような特徴があるかについて解説しました。40代で貯蓄型保険に加入する際の注意点についても触れています。自身のライフステージや備えておきたい事柄によって加入すべき貯蓄型保険は違うため、本記事を参考に加入する保険商品を選ぶとよいでしょう。

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貯蓄型保険とは?

貯蓄型保険とは、保険と貯蓄の性質をもつ保険商品です。
 
一般的な保険では、病気やけがをして入院・通院をしたり亡くなったりしたときなどにお金を受け取れるよう、保険料を支払われます。
 
一方貯蓄型の保険は、病気やけがをしたり亡くなったりしなくてもお金を受け取れます。お金を受け取れるのは、以下のようなケースです。
 
・契約が満期を迎えた際の「満期保険金」
・契約途中で解約した際の「解約返戻金」

 
ただし、貯蓄型保険は預金などの貯蓄に比べて、自由に引き出せるものではありません。その分、堅実に貯蓄できるメリットがあります。
 
一方掛け捨て型の保険は、満期保険料や解約返戻金がなく、いざというときの保障のみのものです。貯蓄性はないものの、保険料は貯蓄型保険に比べて安いという特徴があります。

 

40代で貯蓄型保険に入る場合の注意点

40代で貯蓄型保険に加入を検討する場合に、気をつけておきたいところを見ていきましょう。40代は、現在のライフステージや自身のこの先の人生についてもある程度把握でき始める時期で、自分に合った貯蓄型保険を選びやすいといえます。
 
しかし長い期間、保険加入しなくてはならないなど、注意点もあります。加入の際は保険商品の特徴や内容を確認するなどし、慎重に検討してください。

 

必要な保険に加入する

貯蓄型保険の種類はさまざまで、主に以下の4つの保険があります。
 

・終身保険
・養老保険
・学資保険
・個人年金保険

 
遺族にお金を残したいと考える場合は、終身保険や養老保険への加入がおすすめです。これから高校や大学に進学するお子さんがいる場合は、貯蓄型の学資保険の加入がよいでしょう。自分の老後に備えてお金を貯めたい場合は、養老保険や個人年金保険で備えられます。

 

保障内容を確認する

独身か結婚して家族がいるかなど、40代のライフスタイルはさまざまです。将来的に受け取れる保険金はいくらなのか、払い込む保険料はいくらになるかなど、保障内容と照らし合わせて過不足がないか確認してください。

 

保険料が高い場合は見直しする

掛け捨て型に比べると、貯蓄型保険は保険料が高い傾向です。また、更新型であれば保険料もアップする可能性のある保険であると認識しておかなければなりません。保険料が高い場合は見直しをし、保障内容を絞るなどしましょう。
 
充実した保障を受けようと特約をたくさんつけてしまうと、返戻率がさがる傾向があります。多くの特約などをつけたいと考える場合は、返戻率にも注目しましょう。

 

加入期間を確認する

貯蓄型保険の加入期間は最低10年、20~30年のものも多いです。40代で貯蓄型保険へ加入する場合、払い終えるのは50~70代となるため、保険料を払い続けられなくなる可能性もでてきます。
 
早期解約は、元本割れのリスクがあるため避けなくてはなりません。貯蓄型保険は保険料が高いため、家計を圧迫してしまうことも視野にいれておきます。事前に保険料を無理なく支払い続けられるのかシミュレーションして、適切な貯蓄型保険へ加入するとよいでしょう。

 

40代で貯蓄型保険に加入する際は注意点を把握しておこう

40代では、保障と貯蓄を兼ねた貯蓄型保険への加入という選択肢があります。いざというときに備えつつ、死亡時や高度障害状態時ではなく元気なときでも、貯蓄しておいたお金を受け取ることができます。
 
しかし加入によるメリットを得られる人ばかりではないため、デメリットも確認し、自分に合った貯蓄型保険に加入するとよいでしょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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