更新日: 2023.06.26 自動車保険

家計の節約には固定費の見直しを!【自動車保険】を安く抑えるポイント

家計の節約には固定費の見直しを!【自動車保険】を安く抑えるポイント
車は、何かと維持費がかかり、その出費に、頭を悩ませている方もいらっしゃるでしょう。その中でもとくに「自動車保険」は、万が一のときのためには加入しておきたいですが、月に数千円の出費が気になるところ。
 
そこで今回は、自動車保険の保険料を、少しでも抑えるための方法をご紹介します。家計の節約で大事なのは「固定費」を減らすことです。自分に合った自動車保険を選んで、賢く節約しましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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自動車保険の平均保険料は年齢によって異なる

自動車保険の保険料は、さまざまな要因から決められますが、年齢によって幅があります。年代別に、年間の保険料の相場をまとめました。
 
図表1

年代 車両保険なし 車両保険あり(一般)
20代 6~8万円 10~14万円
30代 3~4万円 5~6万円
40代 2万5000~4万円 4~6万円
50代 2万5000~3万5000円 4万~5万5000円
60代以上 2~3万円 4万円~

※筆者作成
 
図表1の保険料は、あくまでも目安です。年齢が上がるほど、保険料は安くなる傾向にあります。ただし、高齢ドライバーの場合は、事故率が上がることから、保険料が高くなることもあります。
 

自動車保険の保険料に影響する要素とは?

自動車保険の保険料は、加入する人や車によって異なります。具体的に関係するのは、以下の項目です。

●年齢
●性別
●運転歴
●車の使用目的
●車の使用状況
●地域
●車種や型式
●車の安全装置の有無
●車の所有台数

保険会社によって、上記から、どの項目を採用して保険料を査定するかは変わります。複数の保険会社から見積もりを取って、比較検討するとよいでしょう。
 

自動車保険を抑える四つのポイント

では実際に、自動車保険にかかる保険料を、安く抑えるためのポイントを四つ、ご紹介します。
 
これを機に、保険の契約内容を見直して、今の自分に合ったプランに変更しましょう。
 

ネット型(通販型)自動車保険に加入する

ネット型自動車保険は、代理店型の自動車保険に比べて、保険料が安くなるケースがあります。
 
代理店型の自動車保険とは、自動車ディーラーや保険代理店などで、加入するタイプのものです。対して、ネット型自動車保険は、インターネット上や電話で申し込みをして加入します。
 
代理店を間に挟まない分、人件費などのコストをカットできるため、手数料がかからず、保険を安く提供できるのです。年間にして、およそ2万円の節約につながるというデータもあります。
 

保険内容を見直す

自動車保険は、会社によって、補償内容や付帯サービスが異なります。その中でも「車両保険」は、保険料を節約するときには、ポイントになります。
 
車両保険とは、事故で車が損傷したときに、修理費などを補償するサービスです。広い範囲で補償する「一般型」と、自損事故が除外される「エコノミー型」に分けられます。
 
エコノミー型に変更することで、保険料を安く抑えられますので、日常の運転状況などを考慮したうえで、検討してみましょう。
 

不要な特約や付帯サービスがないかチェックする

自動車保険には、さまざまな種類の特約や付帯サービスがついています。任意で追加できるため、多くのサービスを追加するほど、保険料は高くなります。
 
また、このような特約や付帯サービスは、生命保険や火災保険など、ほかの保険内容と重複しているケースも少なくありません。
 
それぞれの保険内容をチェックして、削れるサービスがないかを、確認してみましょう。
 

割引制度を活用する

多くの保険会社では、お得な割引制度やキャンペーンを実施しています。例えば、ネット割引やゴールド免許割引などです。
 
加入時は適用されなかったとしても、年齢区分や条件変更などで、適用できる割引制度があれば、保険会社に連絡してみましょう。保険料がお得になるかもしれません。
 

自動車保険を見直して固定費を削減しよう

節約には「固定費」の削減が重要です。とくに、保険関係の見直しを定期的に行うことで、保険料を安くできるかもしれません。
 
自動車保険は、車を運転するうえで、必ず加入しておきたい保険ですが、工夫次第で、大幅な節約が期待できます。
 
これを機に、自動車保険を見直してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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