家計の節約には固定費の見直しを!【自動車保険】を安く抑えるポイント

配信日: 2023.06.26

この記事は約 3 分で読めます。
家計の節約には固定費の見直しを!【自動車保険】を安く抑えるポイント
車は、何かと維持費がかかり、その出費に、頭を悩ませている方もいらっしゃるでしょう。その中でもとくに「自動車保険」は、万が一のときのためには加入しておきたいですが、月に数千円の出費が気になるところ。
 
そこで今回は、自動車保険の保険料を、少しでも抑えるための方法をご紹介します。家計の節約で大事なのは「固定費」を減らすことです。自分に合った自動車保険を選んで、賢く節約しましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

自動車保険の平均保険料は年齢によって異なる

自動車保険の保険料は、さまざまな要因から決められますが、年齢によって幅があります。年代別に、年間の保険料の相場をまとめました。
 
図表1

年代 車両保険なし 車両保険あり(一般)
20代 6~8万円 10~14万円
30代 3~4万円 5~6万円
40代 2万5000~4万円 4~6万円
50代 2万5000~3万5000円 4万~5万5000円
60代以上 2~3万円 4万円~

※筆者作成
 
図表1の保険料は、あくまでも目安です。年齢が上がるほど、保険料は安くなる傾向にあります。ただし、高齢ドライバーの場合は、事故率が上がることから、保険料が高くなることもあります。
 

自動車保険の保険料に影響する要素とは?

自動車保険の保険料は、加入する人や車によって異なります。具体的に関係するのは、以下の項目です。

●年齢
●性別
●運転歴
●車の使用目的
●車の使用状況
●地域
●車種や型式
●車の安全装置の有無
●車の所有台数

保険会社によって、上記から、どの項目を採用して保険料を査定するかは変わります。複数の保険会社から見積もりを取って、比較検討するとよいでしょう。
 

自動車保険を抑える四つのポイント

では実際に、自動車保険にかかる保険料を、安く抑えるためのポイントを四つ、ご紹介します。
 
これを機に、保険の契約内容を見直して、今の自分に合ったプランに変更しましょう。
 

ネット型(通販型)自動車保険に加入する

ネット型自動車保険は、代理店型の自動車保険に比べて、保険料が安くなるケースがあります。
 
代理店型の自動車保険とは、自動車ディーラーや保険代理店などで、加入するタイプのものです。対して、ネット型自動車保険は、インターネット上や電話で申し込みをして加入します。
 
代理店を間に挟まない分、人件費などのコストをカットできるため、手数料がかからず、保険を安く提供できるのです。年間にして、およそ2万円の節約につながるというデータもあります。
 

保険内容を見直す

自動車保険は、会社によって、補償内容や付帯サービスが異なります。その中でも「車両保険」は、保険料を節約するときには、ポイントになります。
 
車両保険とは、事故で車が損傷したときに、修理費などを補償するサービスです。広い範囲で補償する「一般型」と、自損事故が除外される「エコノミー型」に分けられます。
 
エコノミー型に変更することで、保険料を安く抑えられますので、日常の運転状況などを考慮したうえで、検討してみましょう。
 

不要な特約や付帯サービスがないかチェックする

自動車保険には、さまざまな種類の特約や付帯サービスがついています。任意で追加できるため、多くのサービスを追加するほど、保険料は高くなります。
 
また、このような特約や付帯サービスは、生命保険や火災保険など、ほかの保険内容と重複しているケースも少なくありません。
 
それぞれの保険内容をチェックして、削れるサービスがないかを、確認してみましょう。
 

割引制度を活用する

多くの保険会社では、お得な割引制度やキャンペーンを実施しています。例えば、ネット割引やゴールド免許割引などです。
 
加入時は適用されなかったとしても、年齢区分や条件変更などで、適用できる割引制度があれば、保険会社に連絡してみましょう。保険料がお得になるかもしれません。
 

自動車保険を見直して固定費を削減しよう

節約には「固定費」の削減が重要です。とくに、保険関係の見直しを定期的に行うことで、保険料を安くできるかもしれません。
 
自動車保険は、車を運転するうえで、必ず加入しておきたい保険ですが、工夫次第で、大幅な節約が期待できます。
 
これを機に、自動車保険を見直してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集