【2024年】スマホ保険おすすめ14社を徹底解説! 補償内容や選び方も紹介

配信日: 2024.03.30 更新日: 2024.11.27

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【2024年】スマホ保険おすすめ14社を徹底解説! 補償内容や選び方も紹介
「スマホ保険」は、スマートフォンを落として画面が割れたり、出先で紛失して見つからなくなったりなど日常的なトラブルに備えた保険です。また、メーカー保証の対象にならない場合でも補償が受けられるサービスが増えてきています。
 
特に、高額なスマートフォンであれば修理する費用も高くなり、簡単には買いなおせません。なくてはならない電化製品であるからこそ、保険という形で備えておくことは重要です。
 
スマホ保険に加入していれば、少額の自己負担で修理費や買い替え(交換)費用などが支払われるため、月々ワンコイン程度の費用で万が一の大きな出費を抑えられます。
 
本記事では、スマホ保険で重視すべきポイントやスマホ保険を申し込む際の注意点などを紹介いたします。
FINANCIAL FIELD編集部

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おすすめのスマホ保険(モバイル保険)を14社比較

スマホ保険は各通信キャリアやスマートフォンメーカー、保険会社などさまざまな企業から出ており、どの保険を選んでよいか分からなくなりがちです。

ここからは、おすすめのスマホ保険を14社紹介いたします。それぞれにメリット、デメリットがあるため、補償内容や保険金の上限金額に注目して比較してみましょう。

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おすすめポイント

・スマホのトラブル(破損・故障・水濡れ・盗難)に備える!
・家計にやさしく、お手頃な保険料!200円 / 400円(月額)
・通信キャリアや端末メーカー、新品/中古に関わらず幅広く補償!
・お手続きはスマホで完結!最短3分でお申込み!

会社名 リンク サービス名 月額金額 補償内容 特徴 利用可能回数(上限料金)
ニッセイプラス少額短期保険 公式サイトへ スマホ保険 200円~400円 破損・水濡れ・故障・盗難 保険料が低い 年間最大10万円
Mysurance 公式サイトへ スマホ保険 200円~470円 破損(追加でトラブル全般) 申し込みは格安SIM限定 年間最大20万円
クロネコ 公式サイトへ スマホもしも保険 200円~470円 破損・故障・盗難など 最大補償金額が高い 年間最大20万円
ワランティ少額短期保険株式会社 公式サイトへ スマホケ 100円~400円 故障(追加で破損・水濡れ・盗難) 自身で補償内容を選べる 年間最大10万円
株式会社justInCase 公式サイトへ スマホ保険 390円~1670円 破損・故障・水濡れ・盗難など 利用するたび保険料が安くなる 年間最大5万円~22万円
さくら少額短期保険株式会社 公式サイトへ モバイル保険 700円 あらゆるトラブル 自己負担額なし 年間最大10万円
JCB 公式サイトへ JCBスマートフォン保険 無料 カードのランクで異なる 対象者に無料で付帯する 年間最大3万円~10万円
American Express 公式サイトへ スマートフォン・プロテクション 無料 カードのランクで異なる 料金無料かつ自己負担金額が低め 年間最大3万円~15万円

スマホ保険に類似した補償サービス

会社名 リンク サービス名 月額金額 補償内容 特徴 利用可能回数(上限料金)
docomo 公式サイトへ smartあんしん補償 330円~1100円 トラブル全般 自動付帯の特典が充実 1年に2回
au 公式サイトへ 紛失故障サポート 550円~880円 故障・紛失・破損など 代替機コンビニ受け取り可能 1年に2回
SoftBank 公式サイトへ あんしん保証パックプラス 715円 トラブル全般・バッテリー交換など データ復旧サポート無料 6ヶ月に1回
Apple 公式サイトへ AppleCare+ 580円~1580円 過失や事故による損傷 修理の利用制限なし 無制限
Samsung 公式サイトへ Galaxy Care 396円 水没・損傷など 保険料が安い 1年に1回
Sony 公式サイトへ Xperia ケアプラン 550円 故障・破損など 年払いで5500円になる 無制限(交換は1年に2回)

※docomo smartあんしん補償、au 紛失故障サポート、SoftBank あんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)、Apple Apple Care製品、SAMSUNG Galaxy Care、SONY Xperiaケアプランについて、さくら少額短期保険株式会社 モバイル保険、モバイル保険 サービス内容、ニッセイプラス少額短期保険、クロネコ 「スマホもしも保険」、スマホケ、justInCase、Mysurance、JCB、American Express スマートフォン・プロテクションを基に作成

ニッセイプラス「スマホ保険」

運営会社 ニッセイプラス少額短期保険株式会社
サービス名 スマホ保険
月額料金 200円〜400円
補償内容 破損・水濡れ・故障・盗難
特徴 保険料が安い
利用可能回数(上限料金) 年間最大10万円

ニッセイプラス少額短期保険の「スマホ保険」は、月額料金200円から加入できる低価格が特徴の保険商品です。

月額200円の「シンプルプラン」は補償内容が破損のみで、1年間で支払われる保険金額は最大5万円となります。もう一つのプランである「安心プラン」は月額料金が400円ですが、補償内容は破損に加えて水濡れや故障、盗難にも対応して保険金額は最大10万円になります。いずれのプランも自己負担金額は3000円であり、保険期間は1年ごとに更新(自動更新)です。

補償内容にバッテリー修理が含まれていない点がデメリットですが、自己負担金額が低く保険金額の範囲内であれば回数の制限もないため、スマートフォンのトラブルが多い方でも安心して利用できます。

加入方法や保険金請求方法も簡単で、加入はプランを選びスマートフォンの全面・背面の写真を撮影して必要情報を入力し完了です。保険金請求はマイページから事故報告をして修理費用のレシートまたは依頼書などをアップロードし審査ののち保険金が支払われます。

加入できる端末は新品のみでなく中古でも可能であり、1人2台まで加入できます。

Mysurance 「スマホ保険」

運営会社 Mysurance(マイシュアランス)株式会社
サービス名 スマホ保険
月額料金 200円〜470円
補償内容 破損(追加でトラブル全般)
特徴 申し込みは格安SIM限定
利用可能回数(上限料金) 年間最大20万円

大手保険会社の損保ジャパングループであるMysurance では、格安SIM専用の月額200円から始められる「スマホ保険」を提供しています。格安SIMとは楽天モバイルやUQモバイル、povoなどの利用料金が安価なキャリアが当てはまります。

プランは2種類で、月額料金が200円のライトプランは補償内容が破損・汚損のみとなり、保険金額は最大5万円(1年で最大10万円)です。月額料金が470円のスタンダードプランは破損・汚損に加えて水濡れや故障、データ復旧、盗難・紛失などさまざまなトラブルに対応しており、保険金額も最大10万円(1年で最大20万円)と高額な保険金が支払われます。

いずれも自己負担金額は3000円で、保険期間は1年です。修理不可であった場合は調査や点検等にかかった費用が支払われ、事故負担額が0円である点は大きなメリットといえます。

機種変更や通信キャリアを変更してもマイページより手軽に情報を変更できるため、スマートフォンを買い替える前の古い端末でも申し込むことが可能で、機種変更後も利用し続けることが可能です。

また、Mysurance では同じく格安SIM専用の「学生スマホ保険」も提供しています。料金や補償内容などはスマホ保険と同じ内容ですが、ライトプランとスタンダードプランどちらにも「スマホトラブル法律相談サービス」が無料付帯します。

クロネコ「スマホもしも保険」

運営会社 ヤマト運輸株式会社
サービス名 スマホもしも保険
月額料金 200円〜470円
補償内容 破損。故障・盗難など
特徴 保険料が安い
利用可能回数(上限料金) 年間最大20万円

大手配送企業のヤマト運輸が提供する「スマホもしも保険」は、クロネコメンバーズ向けにスマートフォンの破損や故障、盗難などあらゆるトラブルを補償します。

ニッセイプラスのスマホ保険と同じく料金は月額200円から加入可能で、200円の「ライトプラン」は破損・汚損のみが対象となり、1事故あたりの補償金額は最大5万円です。月額470円の「スタンダードプラン」では破損・汚損に加えて水濡れや故障などの一般的なトラブルから、盗難・紛失、データ復旧まで幅広い補償内容でスマートフォンを守ります。

1事故あたりの補償金額も最大10万円に上がるため、修理費が高額になる場合でも安心です。保険期間は通算で1年間であり、ライトプランでは1年間で最大10万円、スタンダードプランでは最大20万円が、自己負担額3000円で補償されます。

修理を依頼する際はヤマト運輸の宅急便を利用して発送することになりますが、修理する業者は自身で選択することが可能です。

ワランティ少額短期保険株式会社「スマホケ」

運営会社 ワランティ少額短期保険株式会社
サービス名 スマホケ
月額料金 100円〜400円
補償内容 故障(追加で破損・水濡れ・盗難)
特徴 自身で補償内容を選べる
利用可能回数(上限料金) 年間最大10万円

ワランティ少額短期保険株式会社の「スマホケ」は、月額料金100円から加入できるスマホ保険です。ベースプランは故障のみの補償で100円となり、本記事で紹介する14社の中では最安値となっています。

破損・水濡れ・盗難は100円ずつ追加することで加入できるため、すべて加入しても月額料金が400円でありながら年間で補償される金額は最大10万円と、低い保険料で高額なサポートを受けられる点が大きなメリットです。

自己負担額が低いことも魅力的なポイントで、「故障の場合」は自己負担額が0円で利用できますが、破損や水濡れ、盗難の場合は自己負担額が5000円かかります。

特徴は補償内容をカスタムできる点と、どのタイミングでもスマホケに加入できる点であり、端末購入後すぐに加入せず一旦保留にしてよく考えてから申し込むことも可能です。

対象のスマートフォンは国内で販売された端末かつ、保険加入時に正常に作動し外装上の破損がないことが条件になるため、新品や中古など端末のグレードは問われません。またスマートフォン以外にもパソコンやタブレット、ゲーム機などの無線機器に保険をかけられることもメリットで、どの端末でも保険料は一律です。

株式会社justInCase「スマホ保険」

運営会社 株式会社justInCase
サービス名 スマホ保険
月額料金 390円〜1,670円
補償内容 破損・故障・水濡れ・盗難など
特徴 利用するたび保険料が安くなる
利用可能回数(上限料金) 年間最大5万円~22万円

株式会社justInCaseでは、中古やSIMフリーのスマートフォンでもアプリで申し込める「スマホ保険」を提供しています。

保険契約期間は3ヶ月ごとの自動更新で、更新のたびに保険料の割引率が変動する点が特徴的なスマホ保険です。申し込みはアプリからできる点が特徴で、アプリをインストールして契約者情報の入力や鏡を利用しスマートフォンを撮影を済ませて申し込みます。

最初に設定される保険料や修理費用上限額は端末ごとに異なり、例えばiPhone15であれば保険料は月額1070円、修理費用上限額は14万円に設定されています。契約更新の4ヶ月目からは保険料がおよそ30%前後、安全スコアに合わせて割り引きされます。

安全スコアとは、スマートフォンに搭載されているジャイロセンサーや位置情報を基にして安全性を数値化したものになります。

補償内容は破損や故障、水濡れ、盗難や紛失などさまざまなトラブルに対応している一方、バッテリー交換や日常利用に支障がない僅かな破損は対象外です。自己負担額は3500円であり、1事故ずつ3500円ずつ増額していく点はデメリットですが、3ヶ月の契約期間更新時に増額分がリセットされて3500円からスタートになります。

さくら少額短期保険株式会社「モバイル保険」

運営会社 さくら少額短期保険株式会社
サービス名 モバイル保険
月額料金 700円
補償内容 あらゆるトラブル
特徴 自己負担額なし
利用可能回数(上限料金) 年間最大10万円

さくら少額短期保険株式会社の「モバイル保険」は、1契約で3台の端末を保証するスマホ保険で、サブ端末やスマートフォン以外の無線機器も加入できます。

補償内容は外装破損や水濡れ、故障、盗難など幅広いトラブルに対応しており、年間で最大10万円まで支払われます。修理費が10万円まで(サブ端末は合計3万円まで)であれば自己負担金額は0円であるため、自己負担額なしに修理したい方には向いているスマホ保険といえるでしょう。

一方で、修理不能や盗難の場合は主端末が最大2万5000円、サブ端末が合計7500円までの補償となります。

月額料金は700円であり、登録できる端末はスマートフォンのみでなく無線通信が可能であれば登録できるため、低い料金でノートパソコンやゲーム機も登録可能な点が大きなメリットといえます。申し込める条件は新規取得から1年未満の端末か、新規取得1年以上で有償の補償サービスに加入している端末に限られます。

スマートフォンキャリアのスマホ保険は端末購入と同時の加入が求められるケースが多いですが、さくら少額短期保険株式会社のような他分野の企業が提供する保険は購入後すぐに入らなくても、自宅で一度比較してから加入できる点がメリットの一つです。

キャリアが提供するスマホ保険ではないため、どなたでも利用できます。

JCB「JCBスマートフォン保険」

運営会社 株式会社ジェーシービー
サービス名 JCBスマートフォン保険
月額料金 無料
補償内容 カードのランクで異なる
特徴 対象者に無料で付帯する
利用可能回数(上限料金) 年間最大3万円~10万円

大手カード会社でおなじみのJCBでは、スマートフォンの通信料をJCBのカードで支払っている方のみ「JCBスマートフォン保険」が利用できます。通信料をJCBのカードで支払っていれば月額料金がかからない点が特徴で、カードのランクごとに補償内容や保険金の上限が異なります。

一般カードからプラチナランクのクレジットカードであれば補償内容は破損のみで、「ザ・クラス」では破損に火災や水濡れ、盗難のトラブルを補償します。保険金は一般カードが3万円、ゴールドランクからプラチナランクのクレジットカードが5万円、ザ・クラスは10万円が上限保険金額です。

American Express 「スマートフォン・プロテクション」

運営会社 アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社
サービス名 スマートフォン・プロテクション
月額料金 無料
補償内容 カードのランクで異なる
特徴 料金無料かつ自己負担金額が低め
利用可能回数(上限料金) 年間最大3万円~15万円

American Express でもJCBと同じく、American Express のクレジットカードで通信料を払っている方が利用できるスマホ保険「スマートフォン・プロテクション」を提供しています。補償の対象は事故発生時点で購入後36ヶ月以内のスマートフォンであり、通信料を直近3ヶ月以上連続してクレジットカード決済していることが条件です。

補償内容と保険金の上限額はクレジットカードのランクにより異なります。American Express の中でも一番お手軽な「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」では、補償内容が破損と水濡れ、火災、盗難であり、支払い限度額は1年間で3万円、自己負担額は2023年6月1日以降の事故に関して1回につき5000円となっています。

公式サイトへ

docomo「smartあんしん補償」

運営会社 株式会社NTTドコモ
サービス名 smartあんしん補償
月額料金 330円~1100円
補償内容 トラブル全般
特徴 自動付帯の特典が充実
利用可能回数(上限料金) 1年に2回

docomoの「smartあんしん補償」は、スマートフォン故障時の修理費用をサポートするスマホ保険です。docomoでスマートフォン本体を購入した方が申し込めるスマホ保険であり、補償内容は水濡れや紛失など日常のあらゆるトラブルをサポートします。

利用料金は契約機種により月額330円~1100円の間で設定され、例えばiPhone15の場合は月額料金は880円で、契約者の自己負担額は1万2100円となります。スマホ保険は実際に発生した修理費用が全額保険適用されず、自己負担額を除いた額が補償されることが一般的で、smartあんしん補償はこの自己負担額が比較的高額である点がデメリットです。

「smartあんしん補償」を申し込むと、スマートフォンの補償以外にも「イエナカ機器補償」や「スマホ不正決済補償」などの特典が自動で付帯されます。

「イエナカ機器補償」はパソコンやテレビなどインターネットにつながる家電製品が破損した際、修理や代替品の提供により最大7万円まで補償するサービスです。

「スマホ不正決済補償」は、その名のとおり、第三者による不正利用の被害に遭った際に決済事業者等の補償金額を超過した金額以内で、最大100万円を補償します。

もう一つの特典で、契約者の外出先で所有物に損害が生じた場合に最大1万円補償される「携行品補償mini」は、smartあんしん補償の補償が開始された日から14日以内に自身で申し込む必要があります。

au「故障紛失サポート」

運営会社 KDDI株式会社
サービス名 故障紛失サポート
月額料金 550円〜880円※1
補償内容 故障・紛失・破損など
特徴 代替機コンビニ受け取り可能
利用可能回数(上限料金) 1年に2回

auの「故障紛失サポート」は、故障・紛失・破損などのトラブルに遭った際、同一機種の同一色の交換用携帯電話機を届けるサービスで、最短即日自宅に届く点が特徴です。

東京23区や大阪市全域からの申し込みでは3時間以内の配送も可能で、全国のコンビニや宅配受け取りロッカーの配送も受け付けています。そのため旅行先で故障や紛失のトラブルがあっても、国内であればすぐに受け取れる点が大きなメリットといえるでしょう。液晶保護フィルムが張り付けられた状態で届くため、すぐに利用したい際も安心です。

月額金額は550円~880円でスマートフォンの機種により異なります。サービス利用時の事故負担金額は1回目で5500円ですが、au契約が25ヶ月以上の方は長期ご利用特典が適用され、3300円に割り引きされます。利用できる回数は1年に2回であり、2回目以降の金額は一般で8800円、25ヶ月以上の継続契約している方は6600円です。

SoftBank「あんしん保証パックプラス」

運営会社 ソフトバンクI株式会社
サービス名 あんしん保証パックプラス
月額料金 715円
補償内容 トラブル全般・バッテリー交換など
特徴 データ復旧サポート無料
利用可能回数(上限料金) 6ヶ月に一回

SoftBankの「あんしん保証パックプラス」は、故障や破損、水濡れなどのトラブルの修理代金をサポートするスマホ保険です。故障の修理では負担額が0円、破損では外装修理代金が通常の90%割り引き、水濡れ・全損では5500円の負担額で修理できます。

内蔵型バッテリー修理交換も受け付けている点が特徴で、通常では4950円~8250円の費用がかかるところ、あんしん保証パックプラスに加入していれば1650円~4950円の割り引き価格で交換可能です。故障による配送交換の場合は新品同等交換機を指定場所まで届けるサービスもあり、負担額8250円で利用できるため、自宅でなく出先でスマートフォンが故障しても安心です。

その他通常であれば500円かかる「ケータイなんでもサポート」や通常料金5500円の「メモリーデータ復旧サポート」が無料で受けられる特典も付帯しています。

月額料金はどの機種でも715円で、故障時の負担額も低いことが大きなメリットですが、申し込み対象はSoftBankでスマートフォンを購入した方限りで、購入と同時の申し込みが必要です。

Apple「AppleCare+」

運営会社 Apple Inc
サービス名 AppleCare+
月額料金 580円〜1,580円
補償内容 過失や事故による損傷
特徴 修理の利用制限なし
利用可能回数(上限料金) 無制限

「iPhoneを利用している方」は、Appleの「AppleCare+」もおすすめのスマホ保険です。iPhoneが故障や破損した際、割り引き料金で修理できます。画面や背面ガラスの損傷は3700円、過失や事故による損傷は1万2900円で修理可能です。

自己負担の金額が高額である点はデメリットですが、AppleCare+は修理や破損に対する修理に利用制限がないことが大きなメリットです。しかし盗難や紛失に関しては基本のAppleCare+ではサポートされず、別途で「AppleCare+盗難・紛失プラン」に加入することで1年に2回盗難や紛失に関する保証も受けられます。保証の幅を広げたい方は盗難・紛失プランに加入しましょう。

月額料金は通常のAppleCare+が580円~1580円で、盗難・紛失プランを追加すると740円~1740円になります。申し込み方法は、いずれもiPhone購入から30日以内にiPhone本体の設定から保証追加が可能です。

また、通常のスマホ保険ではサポート対象外になりがちなバッテリー交換もハードウェア製品保証のサービスとして利用できます。

Samsung「Galaxy Care」

運営会社 Samsung Electronics Co Ltd
サービス名 Galaxy Care
月額料金 396円
補償内容 水没・損傷など
特徴 保険料が安い
利用可能回数(上限料金) 一年に一回

Galaxy Careは、加入すると修理時の自己負担額が割り引かれるスマホ保険です。

保証期間は24ヶ月(前払いのみ)と長めで、水濡れや落下による損傷やメーカー保証期間終了後の自然故障、盗難などに対応しています。

月額料金はGalaxyのモバイル端末(スマートフォン)の場合一律で396円であり、例えばGalaxy M23 5Gを利用している場合は月額料金が396円で、サービス適用時の自己負担額は5000円になります。Galaxy TabやGalaxy WatchなどのSamsung製品全般に対応している点が特徴で、いずれの端末でも2年一括払を選択すると料金が割り引かれます。

Sony「Xperia ケアプラン」

運営会社 ソニーマーケティング株式会社
サービス名 Xperia ケアプラン
月額料金 550円
補償内容 水没・損傷など
特徴 年払いで5500円になる
利用可能回数(上限料金) 無制限(交換は一年に2回)

Sonyでは「Xperiaユーザー向け」に、スマートフォン故障の際修理と交換に対応したスマホ保険「Xperia ケアプラン」を取り扱っています。

加入していれば自己負担最大5500円で、自然故障や破損などの修理に対応した保険金が支払われます。交換サービスを利用する場合は端末により、自己負担金額が7700円~2万2000と異なり、例えばXperia1Vの場合は2万円で交換可能です。

修理の場合は、利用回数無制限で、交換の場合は1年に2回可能である点がメリットといえるでしょう。修理に関しては水濡れや全損など修理不能と判断された場合や、機能に影響のない外観上の傷などは修理対象外となります。

Xperia ケアプランの加入はXperiaの購入時に限り、MySonyIDとクレジットカードの登録が必要になります。月額料金は550円ですが、年払いにすると5500円で申し込み可能です。

失敗しないためのスマホ保険(モバイル保険)の選び方

スマホ保険はさまざまな通信キャリアや保険会社から出ており、どの点を意識して選んでよいか分かりにくい保険商品でもあります。複数社をしっかり比較できるように、まずはチェックするべきポイントを絞りましょう。

スマホ保険(モバイル保険)の選び方1:補償内容と範囲

補償内容はスマホ保険それぞれで異なるため、月額料金と同じく最初にチェックしておくべきポイントです。スマホ保険の主な補償内容は、次のようなトラブルになります。

●破損(汚損)

●水濡れ

●故障

●盗難

●紛失

●データ復旧

落とした際の画面割れや水濡れによる故障など日常的に起こりうるトラブルに対応しています。

特に、盗難・紛失により端末自体がなくなると買い直しに高額な費用がかかりますが、補償内容に盗難や紛失があるスマホ保険に加入している場合は購入費用も補償されるため、万が一の際は非常に心強い保険となるでしょう。

補償の対象とならないのは、使用する分には問題のない傷や経年劣化による故障などが当てはまります。

スマホ保険(モバイル保険)の選び方2:保険金の請求方法が明確

スマホ保険で保険金を請求する際の一般的な手続きは次の流れとなります。

1:スマートフォンの写真を撮り状況を記録

2:公式サイトやアプリなどから事故報告

3:修理して必要書類を提出

4:審査により保険金の支払い

手続きの際に必要なものは、被害を受けたスマートフォンの写真や修理報告書、領収書などが挙げられます。盗難や紛失の場合は写真が撮影できませんが、盗難届や紛失届を提出することを条件としているケースが多いです。

手続きから保険金の支払いまでは数日~1週間程度であるケースが一般的で、どのような手続きで保険金が請求できるか、公式サイトで明確に記されているスマホ保険を選びましょう。

スマホ保険(モバイル保険)の選び方3:保険に対応している端末台数

スマホ保険では1台のみでなく、複数のスマートフォンや無線機器を登録できるサービスもあります。サブ端末で登録する場合は保険金額が下がる場合もありますが、パソコンやタブレット、ゲーム機など頻繁に使用する方や、家族でスマホ保険に入りたい方は複数登録できるスマホ保険がおすすめです。

今回紹介した14社の中では、「さくら少額短期保険株式会社」や「ニッセイプラス」のスマホ保険で複数の端末を登録できます。

スマホ保険(モバイル保険)の選び方4:保障の利用回数

スマホ保険に加入しても、無制限に補償が利用できるとは限りません。保険期間は1年とされているケースが多く、その間に定められた上限金額内であれば無制限に請求できたり、上限金額に達していなくても保険期間に2回請求できたりなど、利用回数はさまざまです。

スマートフォンの故障やトラブルが複数回起こってしまうことが心配な方は、上限の金額以内であれば無制限に請求できるスマホ保険がおすすめです。

また保険金の支払いに関しては「免責金額」として、自己負担金額が定められています。例えば修理に1万円かかった場合、利用しているスマホ保険の免責金額が3000円である場合は、自己負担額が3000円で残りの7000円が保険金として支払われることになります。そのため免責金額はなるべく低い、もしくは0円のスマホ保険がおすすめです。

スマホ保険(モバイル保険)とは?

スマホ保険とは、スマートフォンが故障したり、紛失したりなどトラブルが起こった際に修理費や買い替え費用を補償する保険です。補償内容や補償される金額はスマホ保険ごとに異なるため、申し込み前に公式サイトでよく確認する必要があります。

スマートフォンのみでなく、タブレットや無線機器が搭載された商品であれば加入できるスマホ保険もあり、自身に合ったスマホ保険を選ぶことで低価格で万が一の大きな出費に備えられます。

スマホ保険(モバイル保険)の種類

スマホ保険を取り扱う会社は、次の種類に分けられます。

●通信キャリア

●スマートフォンのメーカー

●保険会社

●カード会社

通信キャリアのスマホ保険はそのキャリアで端末を購入した方が対象となっており、加入は購入と同時の手続きが求められることが一般的です。

スマートフォンブランドや保険会社のスマホ保険は購入後に別途の手続きが必要で、月額料金や補償内容を比較検討できる点が特徴です。特に保険会社のスマホ保険は月額料金や自己負担金額が低い傾向にあり、出費を抑えたい方にはおすすめの種類といえます。

カード会社のスマホ保険は対象となる方は無料で加入できる点がメリットですが、補償金額は低めであり、自己負担金額が高い傾向になるため、万が一に備えたい方は別途スマホ保険に加入することもおすすめです。

スマホ保険(モバイル保険)に加入するメリット

スマホ保険に加入するメリットは、万が一スマートフォンが故障したり、紛失したりなどのトラブルがあっても、修理費や買い替え費用を負担してくれる点です。高額なスマートフォンは修理費や買い直しにも費用がかかりますが、スマホ保険に加入しておくことで上限金額以内であれば保険金が支払われて、金銭的な負担がなくなります。

補償内容は画面の割れや水濡れによる故障から、盗難・紛失などスマートフォン本体がない状態でも利用できる保険まで幅広いため、万が一スマートフォンにトラブルがあった際の備えになる点は大きなメリットといえるでしょう。

スマホ保険(モバイル保険)に加入するデメリット

スマホ保険に加入するデメリットは、月額費用がかかることや修理の際は自己負担になる免責金額があることです。

月額費用は200円で加入できるものもあれば1000円以上かかるスマホ保険もあるため、月額料金で決めたい方は500円以内で加入できるスマホ保険がおすすめです。高額な機種ほど月額料金は自己負担額が高額になりやすいため、機種で月額料金が変わらない保険も利用しやすいといえます。

スマホ保険は保険金の請求時に、免責金額を除いた分の修理費や買い替え費用が支払われる場合があります。

免責金額については公式サイトで明記されているため、申し込み前に自己負担の有無についてよく確認しておきましょう。

スマホ保険(モバイル保険)の必要性

スマホ保険はスマートフォンを利用する幅広い方におすすめの保険です。

自宅で利用するのみで紛失や盗難の可能性が低い端末でも、落として画面が割れたり故障したり水没させて起動しなくなるといったトラブルがあり、油断はできません。

メーカー保証がある場合は比較的低額で修理可能ですが、保証期間が切れてしまったスマートフォンは修理に数万円かかることもあります。修理費や買いなおすための金額が高額になりやすい電化製品であるからこそ、低額で加入できるスマホ保険は利用しやすいサービスといえるでしょう。

スマホ保険(モバイル保険)の加入がおすすめな人の特徴

スマホ保険の加入がおすすめな方は、スマートフォンを落として画面が割れたり、故障したりなどで過去に焦ったことがある方や、出先で紛失してしまった経験がある方が当てはまります。スマートフォンは電化製品であるため、日常的な小さいトラブルでも故障の原因につながります。故障したり失くしたりするたびに修理や買い替えをしていると、非常に高額な費用となるでしょう。

もしスマートフォンが使用不可な状態になってしまった場合、買い替えたり修理する費用をすぐに用意できない方は、スマホ保険の加入を強くおすすめします。

スマホ保険(モバイル保険)が不要な人の特徴

スマホ保険はスマートフォンを持つ幅広い方におすすめできる保険ですが、日頃からスマートフォンが故障しないように扱っている方や、古い機種を利用している方は比較的不要なサービスといえます。

例えば、高価なガラスフィルムや衝撃吸収カバーを利用している方は、スマートフォンの故障対策をしっかりしているため端末のトラブルが起きにくいでしょう。

スマホ保険は加入できる端末が限られており、古い機種やすでに壊れているスマートフォンを利用している場合は、スマホ保険に加入できない可能性もあります。修理時には自己負担金額がかかるスマホ保険も多いため、近い将来買い替えを検討している場合は、実際に購入してからスマホ保険に加入することもおすすめの方法です。

また頻繁にスマートフォンを買い替えるという方でも、買い替えまでにスマートフォンを紛失したり水濡れで動かなくなったりなどのトラブルも考えられるため、新しいスマートフォンを購入した際の加入がおすすめのタイミングといえます。

スマホ保険(モバイル保険)を申し込む前の注意点

スマホ保険を申し込む際は、次の点に注意しましょう。

●保険金の申請方法を確認する

●保険金の支払い事由

●端末変更時の手続き

●正規店で修理する

スマホ保険において保険金の請求方法は重要です。どのトラブルに対応しており、どのような手続きで保険金が支払われるのかなど、保険金支払いまでの流れは事前に把握しておきましょう。修理に出す前にスマートフォンの写真を撮影し、修理時には領収書や修理報告書を失くさず保管することも大切です。

スマホ保険は端末の登録が必要になるため、スマホ保険の加入中に機種変更をした際は忘れずに手続きすることも注意するポイントです。一方で、キャリアのみを変更して機種の変更がない場合は、手続き不要としているスマホ保険が多く見られます。

また、自身で修理店に持参する場合、正規店による修理を補償の条件としているスマホ保険が多いです。正規店以外で修理した場合は、修理後にメーカーによるサポートが受けられなくなる可能性があるため、修理店を問わないスマホ保険でも、なるべく正規店に修理を依頼しましょう。

スマホ保険(モバイル保険)の申し込み方法

スマホ保険の申し込み方法は、公式サイトから個人情報とIMEI(シリアルナンバー/識別番号/製造番号等)などの端末情報を入力し、スマートフォンの写真をアップロードすれば完了する流れが一般的です。スマートフォンの写真は大きめの鏡で撮影が可能であるため、端末が1台のみの方でも手軽に申し込めます。手続き自体は簡単なもので時間はかかりません。

申し込む前に、保険の対象としたい端末がスマホ保険に対応しているか公式サイトで確認しましょう。

スマホ保険(モバイル保険)に関してよくある質問

ここからはスマホ保険に関するよくある質問をまとめました。申し込みや細かい補償内容、保険金支払いの対象となる事由はスマホ保険により異なるため、申し込み後の請求に関しては公式サイトを確認しましょう。

Q1:保険金が支払われないケースはどんな時?

保険金が支払われない一般的なケースは、補償内容に該当していない故障の仕方をしている可能性があります。

日常的な利用に問題がない傷や、「自然劣化」によるサビ・変色などは対象にならないことが一般的で、また、保険加入前から故障している場合などは保険金が支払われません。データ復旧が補償内容である場合も、自身の操作ミスでデータが消滅した場合の復旧にかかる費用は支払われないといったケースもあります。

さらに、修理や盗難から定められた期日以内に事故の受け付けや保険金の請求をしなかった場合も、保険金が支払われない場合があります。

Q2:SIMフリーでもスマホ保険に加入できる?

SIMフリーのスマートフォンでも対応しているスマホ保険であれば加入できます。

例えばdocomoやauなどのスマホ保険であればキャリアで購入したスマートフォンでないと加入できませんが、株式会社justInCaseやMysuranceのスマホ保険であればSIMフリーや格安SIMのスマートフォンでも加入できます。

Q3:バッテリー交換にも対応してる?

スマホ保険は自然消耗であるバッテリーの交換には対応していない保険会社が多いです。本記事で紹介した14社のスマホ保険では、SoftBankがバッテリー交換価格4950円~8250円のところ1650円~4950円に割り引きされることと、AppleCare+でバッテリーが本来の容量の80%未満になった場合に製品保証が適用されます。

Q4:スマホ保険に複数加入している場合はどうなる?

スマホ保険は基本的に複数社の加入が可能です。例えば破損のみに対応したスマホ保険とカード会社の無料で付帯するスマホ保険を同時に加入することもできます。

しかし補償範囲が重複している場合は、二重の受け取りを防ぐために保険金が減額されたり受け取れなかったりなどの可能性があります。

例えば、さくら少額短期保険株式会社「モバイル保険」の重要説明事項には「被保険者が当社以外の補償内容が同様の保険契約に加入されている場合には、補償範囲が重複することがあり、重複した範囲において保険金が減額されるもしくは受け取れない場合があります」とあります。

スマホ保険は生命保険のように複数社の保険をかけるよりも、さまざまなトラブルに対応した一つの保険をかけることがおすすめといえるでしょう。

おすすめのスマホ保険比較まとめ

スマホ保険を取り扱う企業は多いですが、種類ごとに分類すると申し込みに条件があったり金額に大きな差があったりなど、保険ごとに比べる要素が多いです。そのため重視するポイントを絞ることで、自身に合うスマホ保険が見つけやすいといえるでしょう。

月額金額や補償範囲、自己負担金額など実際に起こりうるトラブルを想定しつつ、利用しやすいスマホ保険を選んでみてください。

出典

docomo smartあんしん補償
au 故障紛失サポート
SoftBank あんしん保証パックプラス(あんしん保証パック)
Apple Apple Care製品
Samsung Galaxy Care
Sony Xperiaケアプランについて
モバイル保険
モバイル保険 サービス内容
モバイル保険 よくある質問
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