更新日: 2024.06.19 その他保険
無料は危険? ファイナンシャルプランナー(FP)相談の注意点を徹底解説!
人生においてお金の問題などは常に発生しているため、自分1人だけでは効率的に進められないケースも少なくありません。具体的な方向性を決めてから取り組むことが大切なので、わからない点や気になる点を放置しておくのはおすすめできません。
本記事では無料でファイナンシャルプランナー(FP)に相談できる仕組みや、相談する際の注意点などについて解説するので参考にしてみてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
- 1 ファイナンシャルプランナー(FP)とは?
- 2 ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できる内容
- 3 ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できない内容
- 4 ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するのは危険と言われる理由
- 5 ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリット
- 6 ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方
- 7 ファイナンシャルプランナー(FP)の相談前に準備すべきこと
- 8 ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れ
- 9 ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点とは?
- 10 ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問
- 11 ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談まとめ
ファイナンシャルプランナー(FP)とは?
「ファイナンシャルプランナー(FP)」は幅広いテーマを取り扱っており、「保険相談」、「ライフプランニング」、「資金計画」、「資産運用」、「老後資金」、「住宅資金」など多岐にわたります。これらの知識を生かしながら一人ひとりが抱えている不安や問題を解決できるように、しっかりとコミュニケーションを取りながらライフプラン作成をサポートする専門家がファイナンシャルプランナー(FP)です。
生活や資金などについて不安を抱えている方は、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談も視野に入れて考えてみてください。
一口にファイナンシャルプランナー(FP)といってもさまざまな働き方をしており、保険の無料相談窓口などに在籍しているケース、独立して相談を受けているケースなどさまざまです。他にも、税理士や行政書士などがファイナンシャルプランナー(FP)として活動しているケースもあり、自分が相談したい内容に合わせて選ばなければなりません。
例えば、税金関係の相談をしたいと考えているなら税理士資格、役所などに提出する書類作成も含めた相談をしたいと考えているなら行政書士資格を持っているファイナンシャルプランナー(FP)を選ぶなどです。
具体的にどこに相談すればいいか悩んでいる場合であれば、最初は保険の無料相談窓口などに在籍しているファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがいいでしょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できる内容
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できる内容は基本的にライフプランニングであり、ライフイベントに沿って将来の資産や収入などを視野に入れてさまざまな角度からの提案をしてもらえます。ライフイベントといっても、人によって起こる内容は異なり、子どもがいる方は将来的に必要になる教育費、独立して開業したいと考えている方であれば開業資金など幅広いです。
ライフプランニングでは現在の収入と支出などとのバランスを視野に入れながら、十分に実現できるだけの資金が足りない場合は資金計画の見直しなどもおこないます。
資金計画において重要なのは労働収入以外にも、貯蓄や投資などの資産運用も含まれるでしょう。貯蓄方法や資産運用の方法によっても各種リスクは変動するため、リスクなども理解しながら投資信託や日本株・米国株への投資なども検討します。
また、人生においてはどのような問題が起きるかは予想できないので、万が一に備えるためにも各種保険への加入についても相談可能です。日本では数多くの保険会社と保険商品が存在しているため、その中から自分に合っている保険商品を選ぶのは専門的な知識とノウハウが求められます。
このようにファイナンシャルプランナー(FP)に相談できる内容は多岐にわたるため、これからどのような行動をするか悩んでいる方は一度相談してみましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談できない内容
ファイナンシャルプランナー(FP)は、専門的な知識やノウハウを生かしたアドバイスをしてくれますが、内容次第では対応できないケースもあるので注意してください。
例えば、確定申告の書類作成、遺言書の作成、資産の管理や個別銘柄の指導などは対象外です。このような業務については他にも専門資格が必要になるので、基本的に専門資格が必要なものは対応できません。
確定申告の書類作成は税理士資格が必要だったり、法律に関してのアドバイスは弁護士資格が必要だったりします。専門資格が必要な分野はファイナンシャルプランナー(FP)に相談できませんが、近年では税理士や弁護士でもファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っている方も少なくありません。
仮に専門資格が必要な内容を相談したい場合、両方の資格を持っているファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがおすすめです。
あくまでもファイナンシャルプランナー(FP)はライフプランニングなどを元にアドバイスをするのが役割なので、実務などに関しては自分自身での対応が必要になると考えておきましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するのは危険と言われる理由
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するのは危険と言われている理由の1つとして、相談者が専門的な知識やノウハウを持っていない点が挙げられます。
そもそもファイナンシャルプランナー(FP)に相談する方は、保険加入などを始めとする専門的なアドバイスをもらいたい方が多いです。そのため、場合によっては顧客ファーストではなく、利益を重視した提案がされる可能性も考えられます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談できる仕組みとしては、保険契約した際に保険会社から契約手数料などが支払われるためです。そのため、相談者は相談手数料などを支払わなくても、保険契約が成立すると他から収入が得られます。
ここで重要なのは保険ごとに契約手数料などが決められている点であり、それぞれの契約手数料については一般公開されていません。ファイナンシャルプランナー(FP)によっては、保険会社などからもらえる契約手数料が高い商品を勧めてくる可能性も考えられます。
確かに相談者の家族構成やライフスタイルに合っている保険商品ならいいのですが、中には過剰な保障内容のものが勧められるケースもあります。
もちろん、必ずしもすべてのファイナンシャルプランナー(FP)がそうであるとは限りませんが、このような理由からファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するのは危険と言われており、もらったアドバイスはすべて信じずに自分で判断することも重要です。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリット
ファイナンシャルプランナー(FP)は専門的な知識やノウハウを生かしながら、一人ひとりが納得できるライフプランについて提案しています。近年ではインターネット環境が発達し、自分で考えるという方もいますが、高精度なライフプランを作成したいと考えているならファイナンシャルプランナー(FP)への相談がおすすめです。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリットとしては、以下が挙げられます。
・幅広い専門的な知識やノウハウを持っている
・相談場所や相談方法が柔軟に選択できる
・漠然とした不安や希望でも具体的な形にできる
・納得できるまで複数回相談できる
一般的なイメージでは、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談は、勇気が要ると思われていますが、実際は一人ひとりが安心して過ごせるようにサポートしたいとの思いが強く、気軽に相談できるように環境整備がされているのであまり身構える必要はありません。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリットについて解説するので、気になる方は参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリット1.幅広い専門的な知識やノウハウを持っている
ファイナンシャルプランナー(FP)は、幅広い専門的な知識やノウハウを持っているため、それぞれが抱えている問題や不安を解消できるようにサポートしています。
適切な保険商品を選択して保険契約するためには、家族構成やライフスタイル・考え方などを視野に入れて総合的に判断しなければなりません。
同じ保険でも保障内容を変えられるものが多いので、場合によっては保障内容が不足したり、反対に過剰な保障内容になったりします。
例えば、病気やけがで入院して働けない場合を考えると、独身の方は自分自身の生活を確保できれば問題ありませんが、家族がいる方は家族が生活できるだけの生活費を確保しなければなりません。ファイナンシャルプランナー(FP)はさまざまな視点で、最適な保険商品の提案をおこないます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリット2.相談場所や相談方法が柔軟に選択できる
近年では働き方などが大きく変わった影響もあり、相談場所や相談方法のニーズも幅広くなりました。無料保険相談窓口などでも幅広い選択肢を用意しており、自分に合っている方法を選択することができます。
一般的なイメージでは直接店舗に訪問する方法や、自宅に訪問してもらう方法が思い付くかと思います。しかし、仕事やプライベートで忙しいと時間を確保するのが難しかったり、子どもが小さくて目を離すのが難しかったりするケースも少なくありません。
最近では直接顔を合わせる方法以外にも、Zoomなどを活用したオンライン面談も人気となっています。訪問面談でも自宅以外にカフェや職場なども指定できるため、自分がやりやすい方法を選択できます。
ただし、対応している相談場所や相談方法は無料相談窓口やファイナンシャルプランナー(FP)ごとに違うので、自分が希望している内容を提供しているかは事前に確認してください。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリット3.漠然とした不安や希望でも具体的な形にできる
ライフプラン作成には専門的な知識やノウハウが求められる場面も多く、具体的な形にするには目的などを明確にしなければなりません。しかし、自分だけでは具体的な形にするのは難しいため、専門的な知識やノウハウを持っているファイナンシャルプランナー(FP)への相談がおすすめです。
現在ではなんとなく感じている不安でも放置していると大きな問題に発展する可能性もあるため、できるだけ早いタイミングで解決しておきましょう。
漠然とした不安や希望は具体的な形にするだけでも目的意識などが変わるので、ファイナンシャルプランナー(FP)に伝えて一緒に考えるのがおすすめです。経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)は数多くの相談を受けているため、伝えたことをひとつずつかみ砕きながら具体的な形にしてくれます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談するメリット4.納得できるまで複数回相談できる
ファイナンシャルプランナー(FP)への相談は何回でもできる場合が多いので、自分自身が納得するまで相談することも大切です。
そもそも1回の相談で細かい部分まで決まるケースはほとんどなく、基本的には複数回相談しながら方向性などを決めていきます。最初に家族構成やライフスタイルなどをヒアリングして、その内容を参考にしながらさまざま提案をされるのが一般的な流れです。
しかし、人によっては最初から保険契約したいと考えているケースもあるため、その場合は相談依頼をするタイミングでその旨を伝えておきましょう。同じ保険商品ならファイナンシャルプランナー(FP)から契約しても、保険代理店から契約しても保険料は変わりません。
このような観点から何度でも相談して、自分が納得してから保険契約してください。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方
ライフプランニングなどを含めた相談をしたいと考えた際に、自分に合ったファイナンシャルプランナー(FP)を選ぶことが大切です。
自分の方向性などと合っていないファイナンシャルプランナー(FP)に相談しても、効果的なアドバイスがもらえない可能性があります。ポイントについて理解しておけば、自分に合ったファイナンシャルプランナー(FP)を見つけやすいです。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方については、以下が挙げられます。
・CFP資格やAFP資格、FP技能士を持っているか
・どのような相談内容を得意としているか、経験があるか
・相談料はどのような設定をしているか
・持っているネットワークが幅広いか
上記のような内容がファイナンシャルプランナー(FP)を選ぶ際のポイントとして重視するべき点であり、また、どうしてもファイナンシャルプランナー(FP)との相性がある点についてはあらかじめ理解しておきましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方のポイントについて解説するので、どうやって探すべきか悩んでいる方は参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方1.CFP資格やAFP資格・FP技能士を持っているか
相談する前には「CFP資格」や「AFP資格」「FP技能士」を持っているか確認しておくことをおすすめします。
これらの資格は専門知識を持っていることの証明になり、高いレベルでの対応ができます。この中でも特にCFP資格とAFP資格を持っているファイナンシャルプランナー(FP)は継続教育が義務付けられているため、常に高いレベルでの専門知識やノウハウを身に付けている点が特徴です。
また、CFP資格やAFP資格を持っているファイナンシャルプランナー(FP)は、日本FP協会の会員倫理規定などの諸規定順守の契約書に署名しています。そのため、相談を受けた際にもルールに基づいたアドバイスなどをしているため、安心して相談できるのが強みです。
ファイナンシャルプランナー(FP)という職業の名称は誰でも名乗ることができるため、資格を持っていないファイナンシャルプランナー(FP)の中には悪徳業者なども紛れている可能性があります。料金だけを見て判断するのはリスクがあるため注意しましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方2.どのような相談内容を得意としているか、経験があるか
一口にファイナンシャルプランナー(FP)に相談するといっても内容は多岐にわたり、「保険相談」、「ライフプランニング」、「資金計画」、「資産運用」、「老後資金」、「住宅資金」などさまざまです。
それぞれに得意分野と不得意分野があるため、自分が希望している相談内容を得意としているか、経験があるかなどもファイナンシャルプランナー(FP)を選ぶ際には重要です。相談実績などから確認してファイナンシャルプランナー(FP)を探すのも有効な方法であり、スムーズに進めるためにも大切な要素といえます。
どうしても不得意分野のファイナンシャルプランナー(FP)に相談してしまうと、詳しい内容などについてのアドバイスを受けるのが難しくなることが予想されます。予約などをする際にはしっかりと調べてから、自分の方向性などと合うファイナンシャルプランナー(FP)に依頼するようにしましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方3.相談料はどんな設定をしているか
ファイナンシャルプランナー(FP)には無料で相談できるケースもありますが、有料で相談するケースも多いです。
一般的な料金設定としては相談1時間でいくらなどの時間制、月額や年間などで契約している定額制や顧問制などさまざまです。また、初回は相談無料でも2回目以降は相談料がかかる場合なども考えられるため、相談料の設定などについては事前の確認が大切です。
具体的な料金設定についてはファイナンシャルプランナー(FP)ごとに決められているため、後から相談料について知るのは思わぬ問題やトラブルにつながる可能性も考えられます。そのような事態を避けるためにも、相談料の設定については知っておきましょう。
複数回にわたって相談する可能性も含めて、最終的にどれくらいの金額になるかは計算しておくことが大切です。
ファイナンシャルプランナー(FP)の選び方4.持っているネットワークが幅広いか
ファイナンシャルプランナー(FP)にはさまざまな相談ができますが、相談内容次第では対応できないケースも考えられます。
相談内容次第では税理士や弁護士などの協力も必要になるため、ファイナンシャルプランナー(FP)が持っているネットワークが幅広いと有利です。注意点としては、税理士や弁護士に依頼する際には、別途費用が必要になるので、事前に料金確認などはしておきましょう。
具体的にどのような専門家との連携が必要になるかは状況次第であり、経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)であればしっかりとニーズに合わせた連携先を紹介してくれます。税理士や弁護士などの専門家も得意分野と不得意分野があるので、ニーズに合わせながら判断しなければなりません。
ファイナンシャルプランナー(FP)の相談前に準備すべきこと
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する前に準備することは人によって異なり、場合によっては相談内容を考えるだけで済むケースもあります。しかし、内容次第ではあらかじめ書類などを準備したほうが、スムーズに相談が進む場合もあるので予約時などに確認するのがおすすめです。
例えば、保険の見直しなどについて相談したい場合、現在契約している保険証書などを用意します。保険証書があると保険金や保証内容などについてわかるため、現在の家族構成やライフスタイルを基に見直しが必要かの判断が可能となります。
他にも、家計の見直しやライフプランの作成をする際には、収入と支出のバランスについて確認しなければなりません。そのため、家計簿や銀行口座の動きなどがわかれば、将来的に発生する支出なども含めたアドバイスが期待できます。
具体的に必要なものについては事前に相談先に確認して、相談時までにはそろえておきましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れ
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れはある程度共通していますが、細かい部分はそれぞれで異なる点は把握しておきましょう。一口にファイナンシャルプランナー(FP)といっても、企業に属しているケースや独立した個人で活動しているケースなどさまざまです。
企業に属しているなら無料相談窓口、個人で活動しているなら各個人への依頼になります。ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れは、以下が一般的です。
1.どこに依頼するか決めて相談申し込みをする
2.ファイナンシャルプランナー(FP)と面談・相談をおこなう
3.決められたライフプランなどを実行する
無料で相談する基本的な流れはこのようになりますが、細かい部分についてはそれぞれに確認する必要があります。それぞれ解説するので、これからファイナンシャルプランナー(FP)に相談しようと考えている方は参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れ1.どこに依頼するか決めて相談申し込みする
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するには、最初にどこに依頼するか決めて相談申し込みをしなければなりません。
具体的な申し込み方法についてはそれぞれで違うため、自分が気になっている相談先が対応している申し込み方法でおこなってください。申し込み方法として多いのが、「インターネット申し込み」「電話申し込み」「LINE申し込み」の3つです。
自分が希望している相談内容を得意とするファイナンシャルプランナー(FP)に対応してもらうためにも、申込時には相談内容などについても伝えておきましょう。また、申込時には候補日をいくつか用意しておけば、面談日時もスムーズに決められます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れ2.ファイナンシャルプランナー(FP)と面談・相談をおこなう
次に、相談申し込みをして決定した日時に面談・相談をおこない、さまざまな方向性などを決めていきます。
ここでスムーズに面談・相談を進めるためにも、各種資料をそろえておくのがおすすめです。どのような書類をそろえておくかについては相談内容によって異なりますが、現在の収入・支出・貯蓄などがわかる資料は重要です。
他にも、保険の見直しなどをしたいと考えている場合、現在加入している保険内容がわかるように保険証書なども必要になるかもしれません。どのような書類を用意すればいいかわからない方は、相談申込時に確認しておくとよいでしょう。
ライフプランを高精度で作成するためにも各種資料は重要であり、将来的に必要な資金などを計算するために活用されるケースが多いです。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談する流れ3.決められたライフプランなどを実行する
最後に、ファイナンシャルプランナー(FP)と相談して決めたライフプランなどを実行し、必要に応じて保険加入など各種手続きを進めていきます。
わからない点や気になる点については適宜質問をして、内容についてはしっかりと理解しておきましょう。疑問点などをそのまま放置して進めてしまうと、思わぬ問題やトラブルに発展する可能性も考えられます。
また、一から十までが最初に決めたライフプラン通りに推移しないケースも十分に考えられるため、状況に合わせながら柔軟に対応することも重要です。ライフプランは状況に合わせた見直しも大切なので、ライフステージの変化などが起きた際には再度ファイナンシャルプランナー(FP)に相談することもおすすめです。
例えば、転職や転勤などは自分の周りの環境や収入が大きく変わるため、以前のライフプランでは対応が難しくなるケースは多いです。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点とは?
自分だけでライフプランの作成などをするのは時間も手間もかかってしまうため、専門的な知識やノウハウを持っているファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのはおすすめの方法です。ただし、無料で相談する際にはいくつか注意点があるので、理解しておくようにしましょう。
仮に注意点について理解していない状態で進めれば、思わぬ問題やトラブルに発展する可能性も考えられます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点については、以下が挙げられます。
・自分が相談したい内容を得意としているファイナンシャルプランナーに相談する
・実際に相談する前には漠然とした方向性だけは決めておく
・提案される商品や内容に偏りが起きる可能性がある
・勧められている商品が本当に必要か自分でも調べる
ファイナンシャルプランナー(FP)は専門的な知識やノウハウを持っていますが、勧められている内容をそのまますべて信じるのはあまりおすすめできません。無料で相談するときの注意点について解説するので、これから相談をしようと考えている方は参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点1.自分が相談したい内容を得意としているファイナンシャルプランナーに相談する
ファイナンシャルプランナー(FP)は専門的な知識やノウハウを持っていて、一人ひとりに合ったライフプラン作成などをサポートしています。
しかし、一口にライフプランといっても、対応する範囲は幅広いです。どうしてもファイナンシャルプランナー(FP)にも得意分野と不得意分野があるため、自分が相談したい内容を得意としているファイナンシャルプランナー(FP)に相談することが大切です。
仮に、不得意としているファイナンシャルプランナー(FP)に相談してしまうと、相談がスムーズに進まなかったり、アドバイス内容が漠然としたりするなどの問題が起きる可能性があります。得意分野について確認する方法としては、これまでの相談実績を確認することが挙げられます。
また、無料保険相談窓口などを利用するのであれば、先に相談内容について伝えておくと対応してもらえる場合があります。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点2.実際に相談する前には漠然とした方向性だけは決めておく
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する際には、漠然とした方向性だけは決めておきましょう。
細かい部分まで決めておく必要はなく、なんとなく聞きたいことや知りたいことを考えておけば大丈夫です。漠然とした方向性を決めておくことで、ファイナンシャルプランナー(FP)との相談をスムーズに進めることができるようになります。
相談する内容についてはシンプルに考えればよく、「子どもが大きくなったときの学資保険について聞きたい」「自分が病気やけがで入院したときの生命保険が知りたい」などで問題ありません。具体的に相談したい内容については人それぞれですが、現在抱えている悩みから将来的な悩みまで幅広く相談することができます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点3.提案されている商品や内容に偏りが起きる可能性がある
ファイナンシャルプランナー(FP)によっては考え方などが違うため、提案されている商品や内容に偏りが起きる可能性も視野に入れておきましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)が報酬を得るためには保険契約が重要となるので、場合によっては報酬が大きいものなどが集中的に勧められるケースや、過剰な保障内容・オプションが付けられている可能性も考えられるため、紹介された商品のメリットやデメリットはしっかりと確認しておきましょう。
また、このような意図がなくても商品や内容が偏るケースもあり、ファイナンシャルプランナー(FP)に勧められたからといって、完全に信用することはリスクが高いといえます。
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談するときの注意点4.勧められている商品が本当に必要か自分でも調べる
ファイナンシャルプランナー(FP)からはさまざまな商品が勧められますが、本当に必要かどうか自分でも調べることが大切です。
保険商品などを選ぶ際には家族構成やライフスタイルが重要になるのに加えて、一人ひとりの考え方も大きく影響します。そのため、一般的には必要と思われる保険商品などを勧められたとしても、自分にとっては不要であるケースも少なくありません。
ファイナンシャルプランナー(FP)から勧められたからといってその場で決める必要はなく、後から自分でも調べて考え方などに合っているかの判断も大切です。保険契約をすると毎月の保険料なども必要となるため、本当に納得して加入するべきと感じたとき以外の保険加入はおすすめできません。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問
ファイナンシャルプランナー(FP)は一人ひとりが抱えている悩みなどを一緒に解決していますが、これまでに相談した経験がないとさまざまな疑問が出てくるのは当然です。しかし、疑問を持ったままにするのはおすすめできないため、しっかりと理解しておくことが大切といえるでしょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問については、以下が挙げられます。
・ファイナンシャルプランナー(FP)はどこで探せばいいですか?
・平日夜や土日祝でも対応してもらえますか?
・ファイナンシャルプランナー(FP)に相談して金融商品の勧誘はされないでしょうか?
・ファイナンシャルプランナー(FP)との相談時間はどれくらいですか?
・複数のファイナンシャルプランナー(FP)に相談してもいいですか?
・小さい子どもが一緒にいても大丈夫ですか?
ここではよくある質問について回答していきますので、気になる方は参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問1.ファイナンシャルプランナー(FP)はどこで探せばいいですか?
これからファイナンシャルプランナー(FP)に相談したいと考えている方の中には、どこでファイナンシャルプランナー(FP)を探せばいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
基本的にはインターネットで検索をするのが一番簡単な方法ですが、そこで見つけたファイナンシャルプランナー(FP)が自分の希望している相談内容を得意としているかどうかの判断は難しいといえます。最近では生命保険会社や無料相談窓口でファイナンシャルプランナー(FP)への相談を予約できるケースが多く、所属しているファイナンシャルプランナー(FP)も多いので自分の希望に合っている方を紹介してもらえる可能性が高いです。
自分で調べるのが難しいと感じている方や、保険契約なども視野に入れた相談がしたいと考えている方は生命保険会社や無料相談窓口を活用してみてください。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問2.平日夜や土日祝でも対応してもらえますか?
ファイナンシャルプランナー(FP)への相談をしたいと考えている方の中には、平日昼間は仕事やプライベートで忙しくて時間を確保できないという方もいるでしょう。そのため、平日夜や土日祝に対応してほしいと希望するケースは少なくありません。
ファイナンシャルプランナー(FP)次第ですが、平日夜や土日祝に対応してもらうことも可能です。ただし、対応してくれるかどうかはファイナンシャルプランナー(FP)によって異なり、自分が希望しているファイナンシャルプランナー(FP)は対応していない可能性もあります。
また、平日昼間に相談したいと考えている場合、相談者の職場や近くのカフェなどまで出張して相談に応じてくれるケースもあります。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問3.ファイナンシャルプランナー(FP)に相談して金融商品の勧誘はされないでしょうか?
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談すると金融商品の勧誘がされないか不安を抱えている方も多いと思いますが、しっかりと資格を持っているファイナンシャルプランナー(FP)であれば不要な金融商品の勧誘はしない傾向にあります。
事務所や無料相談窓口に所属しているファイナンシャルプランナー(FP)は、会社の方針に従って行動をしているからです。そのため、安心して相談したいと考えている場合は、資格を持っていて事務所や無料相談窓口に属している相談先を選ぶとよいでしょう。仮に金融商品に強引な勧誘をされた際には担当者変更も視野に入れて、相談をすることも大切です。
相談する内容は人生において重要な内容がほとんどなので、信頼できる相手に相談する意識を持ちましょう。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問4.ファイナンシャルプランナー(FP)との相談時間はどれくらいですか?
ファイナンシャルプランナー(FP)との相談時間はそれぞれで異なりますが、一般的には1時間から2時間程度とされています。そのため、相談したいと考えている際にはある程度はまとまった時間を確保しておくのがおすすめです。
どうしても専門的な知識やノウハウを生かしたアドバイスをおこなうので、数十分程度で話し合いが終わるケースはほとんどありません。
特に、初回相談時には家族構成やライフスタイルなども含めて相談をするので、さらに時間がかかる可能性が高いです。どうしても相談できる時間が短時間しか確保できない場合は、予約時にファイナンシャルプランナー(FP)に伝えておきましょう。また、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談は複数回することが多いですが、2回目以降の相談時間は初回ほどかからないケースがほとんどです。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問5.複数のファイナンシャルプランナー(FP)に相談してもいいですか?
複数のファイナンシャルプランナー(FP)に相談することは問題ありませんが、同じ事務所や店舗などでは対応してもらえない可能性もあります。
仮に同じ事務所や店舗などで違うファイナンシャルプランナー(FP)に相談したい場合は、担当者変更を申し出る必要があります。また、最初に相談したファイナンシャルプランナー(FP)と相性が合わないと感じた際には、積極的に他のファイナンシャルプランナー(FP)に相談することも大切です。
相談内容が保険やお金などの人生に関わる内容なので、相性がよく信頼できる相手に依頼することも重要なポイントであるといえます。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談に関してよくある質問6.小さい子どもが一緒にいても大丈夫ですか?
人によっては小さい子どもと一緒に無料相談を受けたいと考えている方もいるでしょう。実際、小さい子どもと一緒に無料相談を受けること自体は問題ありません。ただし、ファイナンシャルプランナー(FP)が在籍している事務所や店舗などに行く際は、事前に小さい子どもを同伴しても問題ないか確認をするようにしましょう。
店舗によっては同伴が認められないケースもありますが、反対にキッズスペースを用意しているところもあります。大丈夫かどうかはそれぞれの店舗によって異なるため、連絡なしでいきなり同伴することは避けたほうがよいでしょう。
また、ファイナンシャルプランナー(FP)によっては出張して、自宅での相談なども可能な場合があります。
ファイナンシャルプランナー(FP)の無料相談まとめ
ファイナンシャルプランナー(FP)は専門的な知識とノウハウでサポートして、ライフプラン作成などをおこないます。近年では多くの保険相談窓口などにおいて無料で対応していますが、いくつか存在している注意点については把握しておくことが大切です。
例えば、ファイナンシャルプランナー(FP)によっては、自身の利益を優先して、不要な金融商品を勧めてくる場合も考えられます。
そのため、ファイナンシャルプランナー(FP)から提案された内容をすべて信じるのではなく、後から自分で調べるなどの自衛も重要です。さまざまな意見を取り入れながら、自分が納得できるようなライフプラン作成をしてください。
出典
特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部