自転車保険おすすめ9社を徹底解説! 自分にあった選び方も紹介【2024年12月版】

配信日: 2024.04.08 更新日: 2024.12.02

この記事は約 16 分で読めます。
自転車保険とは、自転車に乗っている際の事故に対応した保険で、相手方の補償や自身のけがなどに対して保険金が支払われるものです。2023年4月時点で自転車損害賠償責任保険等への加入を義務としている地域は32、努力義務としている地域は10と、国内でも多くの自治体が自転車保険への加入を呼びかけています。

自転車保険は、自動車保険よりも内容が明確であり、保険金額や保険内容で比較しやすい保険商品でもあります。本記事では、おすすめの自転車保険を9社紹介いたします。

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おすすめの自転車保険9選

自転車保険とは、自転車を運転している際に事故で他人を傷つけてしまったり、自身がけがをしてしまったりなどのトラブル時に治療費、損害賠償費などを保険金として支払う保険サービスです。

ここからはおすすめの自転車保険を9社紹介いたします。どの自転車保険が自身に適しているかチェックしてみましょう。

紹介する自転車保険9社は以下のとおりです。

1.東京海上日動
2.トライアングル少額短期保険
3.楽天損保
4.au損保
5.三井住友海上
6.PayPayほけん
7.パルシステム
8.セブン―イレブン
9.ローソン

おすすめの自転車保険1:東京海上日動

「東京海上日動」の「eサイクル保険」では、個人賠償責任補償特約をベースとして自身のけがの補償内容でプランを選べる点が特徴です。個人賠償責任補償とは、自転車で他人にけがをさせてしまった場合のみでなく、買い物中に店内の商品を誤って壊してしまったり、水漏れして下の階の家電が壊れてしまったりした場合なども補償に含まれます。

プランはA・B・Cの3種類であり、Aプランでは自身が死亡・後遺障害が残った際に最大300万円の保険金が支払われ、入院した際も日額3000円が支払われます。手術の際は1万5000円~3万円、通院でも日額1000円が支払われる「eサイクル保険」の中で一番補償が手厚いプランです。BプランやCプランは補償額が下がり、一番お手軽なCプランは入院・手術・通院保険金は対象外になりますが、いずれのプランでも個人賠償責任補償特約は国内外問わず1億円に、示談交渉サービスが付帯します。

保険期間は1年ですが更新は自動であるため、更新忘れで事故に遭い保険金が支払われなかったというトラブルも防ぎます。保険料もクレジットカードやコンビニで手軽に支払えるため、支払い方法が限定されない点もメリットの1つです。

おすすめの自転車保険2:トライアングル少額短期保険

「トライアングル少額短期保険」の「ペダルワン」は、第三者への損害や自身の治療費のみでなく、自動車保険の車両保険のように自転車の盗難や損壊も補償する自転車保険です。プランは3種類で、「損壊・盗難プラン」と「傷害・賠償プラン」、すべてに対応した「損壊・盗難プラン+傷害・賠償プラン」が用意されています。

損壊・盗難プランでは、盗難や自転車搭乗時の事故で全壊した場合に車両価格を上限として保険金が支払われます。タイヤやフレームなど一部の盗難・損壊では、車両価格の50%を上回らない実費が保険金となります。
傷害・賠償プランは自転車搭乗時の事故で第三者を傷つけた場合や自身のけがの治療費、死亡時の補償などが対象です。保険金支払いのプランも3種類で、支払われる保険金が高額な充実プランと通常プラン、保険金が低額なお手軽プランに分かれており、最低限の補償のある自転車保険に加入したい方にはおすすめです。

取りあえず対人の賠償と治療費の備えのみ契約したい方から、車両価格が高額な自転車に乗る方まで幅広くおすすめできる自転車保険といえるでしょう。

おすすめの自転車保険3:楽天損保

「楽天損保」の「サイクルアシスト」は、年間3000円からのリーズナブルな保険料が特徴の自転車保険です。保険金額はシンプルで、賠償責任は1億円、自身の入院保険金は日額2500円、手術保険金は入院中で2万5000円または1万2500円、死亡時や後遺障害の際は250万円が支払われます。

プランは個人とカップル、ファミリーの3種類に分かれており、それぞれで支払われる保険金は変わりませんが補償の対象が広がります。

賠償責任は日常のトラブルも補償するため、高額な賠償額にも対応できる点が大きなメリットです。示談交渉サービスも付いており、トラブルの際は楽天損保が被保険者に代わり交渉します。
保険料の支払いで楽天ポイントが貯まる点も楽天グループならではのメリットであり、保険料で1%分、楽天カードで支払えばさらに追加で1%が貯まり、合計2%分のポイントが付与されます。
月額払いには対応しておらず年払いのみの対応となることは注意点ですが、月額ではひと月あたり250円に換算されるため、保険料がリーズナブルな自転車保険を探している方にはおすすめといえるでしょう。

おすすめの自転車保険4:au損保

「au損保」の「ケガの保険 交通事故」は、自転車のみでなく交通事故全般に備えた自転車保険です。プランは3種類で、最低限の補償を備えたブロンズとスタンダードコースのシルバー、そして補償の幅を広げたゴールドが用意されています。

ブロンズコースでは死亡・後遺障害、入院・手術保険金に自己負担額なしの個人賠償責任補償が付帯していますが、入院一時金や通院保険金はシルバーコースから付帯します。いずれも自転車の盗難や損壊には対応していませんが、ゴールドでは死亡・後遺障害や入院、手術の際に保険金が入るのみでなく、法律相談費用5万円、弁護士費用等で300万円まで補償するため、万が一の法律問題に備えたい方はゴールドコースがおすすめです。
その中でも本人タイプと家族タイプの2種類に分かれており、個人を補償対象とする本人タイプではブロンズコースが月額280円、シルバーコースが470円、ゴールドコースが990円の保険料となります。家族全員を補償対象とする場合は保険料が約2倍になるため、家族2人以上が自転車に乗る方は家族タイプがおすすめといえるでしょう。

支払い方法もクレジットカード決済やコンビニ支払い以外に、auかんたん決済やau PAYに対応している点もauならではのメリットです。
またau損保では自転車の損壊と盗難に備えた「すぽくる」も取り扱っています。購入金額が税込み10万円以上の自転車が補償対象となり、自転車購入時の金額により保険料が変動するため、高額な自転車に乗っている方は「ケガの保険 交通事故」と同時加入をおすすめします。

おすすめの自転車保険5:三井住友海上

「三井住友海上」の「ネットde保険@さいくる」は、賠償責任補償の金額が3億円までと高額である点が特徴の自転車保険です。自転車による事故で相手をけがさせたり、日常生活で相手の物を壊してしまったりなどさまざまな賠償責任に対応しており、対人補償を充実させたい方には向いています。
プランは3種類に分かれており、それぞれで入院・通院保険金額の日額や保険料が異なりますが、いずれも賠償責任の補償は3億円であり、被保険者の死亡・後遺障害の際に支払われる金額も1000万円と高額な補償を受けられます。

「ネットde保険@さいくる」も他社の自転車保険と同じく示談交渉サービスが付帯していますが、特徴は生活に関する全般の無料相談サービスも付いている点です。健康や医療に関する相談のみでなく、介護に関する情報提供や認知症の方が行方不明になってしまった場合の対応などさまざまな相談を24時間年中無休で受け付けている点はメリットの1つです。

おすすめの自転車保険6:PayPayほけん

「PayPayほけん」の「あんしん自転車」は月額140円から加入できるリーズナブルな保険料と、PayPayアプリ内から最短1分で手続きできるスピード感が特徴の自転車保険です。
プランは月額140円の「お手軽プラン」と180円の「基本プラン」、250円の「安心プラン」の3種類があり、家族全員を補償する賠償責任補償は「お手軽プラン」と「基本プラン」で1億円、「安心プラン」で3億円まで補償します。月額140円の「お手軽プラン」で支払われる保険金は、自身の死亡・後遺障害の際に100万円と賠償責任の1億円のみとなっています。「基本プラン」からは入院保険金と通院保険金が支払われるため、治療費の負担を下げたい場合は「基本プラン」か「安心プラン」の加入がおすすめです。

保険加入の手続きもPayPayアプリ内から可能で、加入者証もWeb発行であることからペーパーレスでスムーズに登録手続きができる点もメリットです。
支払いは現金での引き落としを利用せずにPayPay残高やPayPayポイントでも支払えるため、140円~250円を毎月貯まったポイントで支払えるという方もいるでしょう。

おすすめの自転車保険7:パルシステム

「パルシステム」とは、生活協同組合(生協)が構成するグループです。ネット注文による宅配サービス以外にも各種保険を取り扱っており、その中に「パルシステムの自転車保険」も含まれています。
プランは「個人コース」と「夫婦コース」、「家族コース」の3種類で、被保険者が本人になる個人コースでは年払保険料3250円(月換算約271円)となり、家族がいる方は「夫婦コース」や「家族コース」で申し込むと1人あたりの保険料が割安になります。いずれのコースも支払われる保険金額は死亡・後遺障害保険金以外変わらず、日常生活賠償保険金は2億円で、自転車以外の事故も補償します。入院保険金は日額1500円、通院保険金は日額1000円と少々低めですが、賠償に関する補償を厚くしたい方にはおすすめの自転車保険です。

利用できるのはパルシステムの会員のみであり、自転車保険に加入する際は事前にパルシステムの加入手続きが必要になることは注意点です。そのためパルシステムの会員を脱退すると保険の継続もできません。パルシステム会員は自転車保険と同じくオンライン上で加入できますが、申し込みから利用開始までは1週間ほどかかるため、余裕をもって手続きしましょう。

おすすめの自転車保険8:セブン―イレブン

大手コンビニの「セブン―イレブン」では、店内のマルチコピー機やスマートフォンで加入できる自転車保険を取り扱っています。レジで保険料を支払ったり、店内で即日申し込みが可能だったりと手続きの手軽さが特徴であり、補償内容や金額に関しても通常の自転車保険のように手厚い補償を受けられます。

プランは被保険者1人の「お1人様プラン」と「ご夫婦プラン」、そして家族全員が加入できる「ご家族プラン」の3種類です。補償内容や保険金額は3プランとも共通で、他人をけがさせた場合に対処できる日常生活賠償保険金は最高3億円、自身が死亡した際や後遺障害が残った際は最大1000万円の保険金が支払われます。治療費の補償もあり、入院した際は日額8000円で、手術を受けた際は入院中8万円、入院中以外は4万円が一時金として支払われます。入院保険金が比較的高額である点がメリットですが、通院では保険金が支払われないことは注意点の1つです。

保険料は「お1人様プラン」が月額約268円で「ご夫婦プラン」が月額約332円、「ご家族プラン」が月額約491円とリーズナブルな価格で手厚い補償を受けられます。特に「ご家族プラン」では年間5890円であり、5人家族の全員が加入する場合は1人あたりの料金が月額約100円になります。
自転車に乗らない家族がいても、日常生活で賠償責任が生じたときに保険金が利用できるため、万が一に備えて入っておきたい自転車保険といえるでしょう。

おすすめの自転車保険9:ローソン

セブン―イレブンに並ぶ大手のコンビニ「ローソン」でも、店内の端末であるLoppiから加入できる自転車保険を取り扱っています。ローソンの自転車保険の特徴は、個人賠償ありのプランでは相手への補償が無制限である点です。個人賠償責任の補償が1億円や3億円と高額な自転車保険は多いですが、本記事で紹介した自転車保険の中で補償額が無制限なのはローソンの自転車保険のみです。

プランは月額保険料が約277円から始められる「お手軽プラン」と、自身の補償金額が上がった「充実プラン」の2種類で、いずれも個人と夫婦、家族プランが用意されています。
「お手軽プラン」でも入院保険金や手術保険金が支払われますが金額は低く、死亡・後遺障害時も100万円の補償となります。「充実プラン」の場合、入院保険金は日額4000円、手術も2万円~4万円で、自身の死亡・後遺障害が残った際でも400万円が支払われます。

セブン―イレブンの自転車保険では、学校や職場に提出する加入者証が申し込み後10日~2週間程度で郵送されますが、ローソンの自転車保険ではLoppiで申込券を発券して、出てきたお客さま控えをそのまま提出できる点もメリットの1つです。

自分にあった自転車保険の選び方

自転車保険はさまざまな保険会社が取り扱っています。自動車保険のように補償内容や付帯するサービスが少なく、どの自転車保険も補償内容は大きく変わりません。そのため補償内容のみでなく、保険料や補償額の高さについてよく比較することが良い自転車保険を選ぶポイントです。
ここからは「自身に適した自転車保険の選び方」を紹介いたします。

自転車保険の選び方1:補償額の高さ

補償額の高さは自転車保険にとって重要なポイントです。治療費や車体の修理費なども大切ですが、自転車保険で高額な費用が必要になるのは他人をけがさせた場合の賠償です。自転車事故による高額賠償の一例を図表1で紹介いたします。

図表1

事例 賠償額
男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった(神戸地方裁判所、2013年7月4日判決)。 9521万円
男子高校生が、夜間、イヤホンで音楽を聞きながら無灯火で自転車を運転中に、パトカーの追跡を受けて逃走し、職務質問中の警察官(25歳)と衝突。警察官は、頭蓋骨骨折等で約2ヶか月後に死亡した(高松高等裁判所、2020年7月22日判決)。 9330万円
男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残った(東京地方裁判所、2008年6月5日判決)。 9226万円

一般社団法人日本損害保険協会「自転車事故の実態と備え」を基に筆者作成

高額な賠償金になった判例では、小学生や高校生など自転車を運転する機会の多い若い世代が加害者になるケースが多く見られます。国土交通省による「自転車事故の損害賠償に係る現状について」でも、平成29年度の自転車運転者の年齢層別件数は19歳以下が全体の38%であり、中でも16歳から19歳による事故割合が高くなっています。
数千万円の高額な支払いに対応することは世代に関係なく非常に難しいため、自転車保険を選ぶ際は損害賠償責任の補償が1億円以上のものを選びましょう。

自転車保険の選び方2:保険料と補償のバランス

自転車保険は月に100円台から加入できるサービスも多く、保険料が安くても損害賠償の補償額は1億円を超えている保険もあり、低額で高額賠償に備えられます。自転車事故で自身がけがをして通院や手術する際は治療費が必要ですが、治療費に関しては保険料の安いプランでは支払われない保険もあるため事前に比較しましょう。
保険料が高額なプランでは自身の死亡や高度障害時に支払われる保険金も高額になりやすく、万が一に備えた出費もカバーできます。
生命保険に加入していれば自転車保険による自身の補償は必要ないケースもありますが、学生や若い世代で生命保険に加入していないけれど自転車は頻繁に運転するという方は、入院や通院で保険金が支払われる自転車保険がおすすめです。

自転車保険の選び方3:プランの豊富さ

保険を選ぶ際はプランの豊富さにも注目しましょう。自転車保険は自動車保険や生命保険のように自身に適した内容をカスタマイズすることは難しいですが、その分補償内容が明確であるため、いくつかのプランの中から自身に適した保険が見つけやすいともいえます。
比較的高額なプランでも被保険者が1人の個人プランであれば1000円以内で加入できるものも多いため、通勤・通学で自転車に乗る方はスタンダードなプランや保険金が高額なプランの検討をおすすめします。
また、夫婦やカップル、家族で自転車保険に加入したい方は、2人以上の契約で1人あたりの保険料が下がる「三井住友海上」や「パルシステム」の自転車保険が選びやすいでしょう。補償内容が自転車事故以外にも対応しているため、家族も頻繁に自転車に乗る場合のみでなく日常のトラブルによる賠償に備えることも可能です。
特に、自動車保険や傷害保険で個人賠償責任に関する補償がない方にはおすすめです。

自転車保険とは?

ここまで、おすすめの自転車保険や自身に適した自転車保険の選び方について解説してきましたが、そもそも自転車保険とは何なのでしょうか。
「自転車保険」とは、自転車運転時の事故で相手をけがさせたり自身にけががあったりした際に保険金が支払われる補償内容の保険です。
自転車保険は、自動車保険よりも重視されにくいイメージがありますが、条例により自転車損害賠償責任保険等への加入を義務化している自治体も多く、2023年4月時点では32の地域で加入の義務化、10の地域で努力義務としています。
1度の事故で被害者の死亡や後遺障害が残るなど取り返しのつかない被害を起こした場合は数千万の賠償金を命じられることもあるため、頻繁に自転車に乗る方は自転車保険の加入を強くおすすめします。

自転車保険(任意保険)の補償内容

自転車保険の補償内容は大きく分けて相手方への補償と自身の補償、そして車両の補償です。1つずつ詳しくチェックしていきましょう。

自転車保険の補償内容1:相手への補償

自転車保険における相手への補償とは、事故によってけがをさせたり物を壊したりなどのトラブルにおける賠償責任の補償です。特に、「対人事故」を起こして死傷や後遺障害が残る場合は、1億円近い賠償金支払いを命じられることもあります。そのため賠償保険の金額は1億円以上の自転車保険がおすすめです。
また、自転車保険は自転車の事故のみでなく、日常で起こったトラブルによる賠償も補償します。トラブルに備えたい際は、示談交渉サービスや弁護士費用等もサポートする自転車保険がおすすめです。
補償される範囲は国内限定のものや一部海外においての賠償も補償されるものまでさまざまであるため、自身が保険を利用する地域を考えて比較しましょう。

自転車保険の補償内容2:自身の補償

自身の補償とは、自転車事故で自身がけがをした場合に入院や通院、手術にかかる治療費が保険金支払いの対象になることを指します。
保険料が安いプランでは自身の補償がない、もしくは死亡時や後遺障害が残る際のみの支払いと狭い範囲であるため、治療費の捻出が難しい場合は少額でも入院や通院で保険金が支払われる自転車保険がおすすめです。

自転車保険の補償内容3:自身の車両の補償

自動車保険では車両保険を付帯することで自身の車の修理費が支払われますが、「自転車保険」では、車両保険や盗難保険が付帯されているものが少なく、本記事で紹介した自転車保険の中で車両の補償が付いているのは「トライアングル少額短期保険」の「ペダルワン」と、「au損保」の「すぽくる」のみになります。そのため、高額な自転車に乗る方は自転車の修理費や買い直しに利用できる車両保険が付いた自転車保険の検討がおすすめといえるでしょう。

自転車保険(任意保険)の費用相場

自転車保険の費用は100円台から1000円台のプランがあります。保険会社それぞれで複数のプランを出している場合、基本のプランは月額500円程度が相場です。
年払いや家族プランの利用で割り引かれる自転車保険も多いため、条件に当てはまる方は積極的に利用しましょう。

自転車保険(任意保険)は必要? いらない?

自転車保険は、すでに自動車保険や傷害保険、火災保険に加入している方は必要ない可能性があります。自転車保険は自転車のみの事故を補償するのではなく、「日常生活賠償責任」や「個人賠償責任」などさまざまな名称で、自転車事故を含む日常生活の賠償責任を補償する保険です。
そのためすでに別の保険に加入している方で保険内容に賠償補償があれば、自転車単体の保険に加入する必要はありません。賠償補償が自動付帯になっている場合もあるため、自転車保険に加入する前にはすでに加入済みの保険の補償内容をもう一度確認してみましょう。
一方で現在保険に加入していなかったり、特約で個人賠償責任の補償が付いていなかったりする場合は、自転車保険に加入することを強くおすすめします。通勤や通学で自転車を使う方はもちろん、毎日乗らないけれどたまに乗る機会がある方も備えとして加入しておくことで、自転車以外の事故にも対応できます。

おすすめの自転車保険まとめ

自転車保険は自転車による事故で、相手方を傷つけてしまった際に補償することを目的とした保険です。自身の死亡・後遺障害が残る際や入院・通院で保険金が支払われる内容もありますが、自転車保険を選ぶ際に注目すべき点は賠償責任に対応した金額です。自転車事故により他人を傷つけた場合は数千万円の賠償金になるケースも珍しくありません。
自転車事故は頻繁に自転車に乗る若い世代に起こりうる確率が高いため、子どものために保険をかけたり自身が家族プランの自転車保険に入ったりするなど、自身と家族を守る対策を心がけましょう。

出典

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