「従来の保険証」で受診したら“3万円”請求されビックリ! マイナ保険証がないと“医療費が高くなる”んですか!? まさかの「高額請求」が起こる理由とは

配信日: 2026.01.21
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「従来の保険証」で受診したら“3万円”請求されビックリ! マイナ保険証がないと“医療費が高くなる”んですか!? まさかの「高額請求」が起こる理由とは
「マイナ保険証は作っていないけれど、今まで通り病院にはかかれているから問題ないはず」と考えている人は少なくありません。しかし実際には、従来の健康保険証や資格確認書で受診した結果、窓口で「3万円を請求された」「いったん全額負担になった」と驚くケースもあるようです。
 
本記事では、マイナ保険証を持っていない場合に起こり得る医療費負担のリスクや手続き上の不都合について整理し、本当にマイナ保険証に切り替えなくても問題ないのかを解説します。
仲千佳

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

マイナ保険証がなくても受診はできる?

結論から言うと、マイナ保険証がなくても医療機関を受診すること自体は可能です。現在も従来の健康保険証や資格確認書を提示すれば、原則として診療を受けられます。
 
そのため、「マイナ保険証を作らないと病院に行けない」というわけではありません。ただし、注意したいのは「受診できる」と「これまでと同じ条件で受診できる」は必ずしもイコールではない点です。
 

「高額請求」はなぜ起こる?考えられる理由

従来の保険証や資格確認書で受診した際に、医療費が一時的に高額になるケースはいくつかあります。
 

保険資格の確認がその場でできない

マイナ保険証を利用すると、医療機関側はオンラインで即座に保険資格を確認できます。一方、従来の保険証や資格確認書では、情報の反映が遅れている場合があります。
 
例えば、以下のようなタイミングでは、資格情報が確認できず、いったん「自費(10割)」扱いとなることがあります。その結果、診療内容によっては窓口で3万円前後を請求される場合もあるのです。


・転職や退職直後
・引っ越し後
・保険者が変わった直後

後日返金が必要になるケース

10割負担で支払った場合、後から保険者に申請すれば自己負担分を除いた金額は戻ってきます。ただし、返金までに数週間~数ヶ月かかることもあり、手続きの手間も発生します。
 

資格確認書があれば安心ではない?

マイナ保険証を保有していない人には、当分の間資格確認書が交付されています。そのため、「資格確認書があれば大丈夫」と思っている人も多いですが、資格確認書は暫定的な代替手段としての意味合いが強く、将来的にはマイナ保険証に一本化される可能性もあります。
 

資格確認書の注意点

資格確認書には有効期限があり、更新や再発行が必要になる場合があります。また、医療機関によっては対応に時間がかかり、受付での確認作業が増えることもあるでしょう。その結果、以下のような不都合が生じる可能性もあります。


・窓口対応に時間がかかる
・後日精算が必要になる

 

マイナ保険証があると何が違う?

マイナ保険証を利用する最大のメリットは、保険資格を即時に確認できる点です。


・理論的には転職直後でも3割負担で受診できる
・限度額適用認定証が不要になるケースがある
・医療費の立て替えリスクが減る

特に、高額な検査や入院が必要になった場合、窓口で数万円~十数万円を一時的に支払うリスクが減る点は大きな違いでしょう。
 
ただし、理論上は転職し入社した初日からマイナ保険証は利用できますが、情報が反映されるまでには数日から2~3週間かかることもあるので、その期間は会社から健康保険被保険者資格証明書を発行してもらうと安心です。いったん立て替えた場合は、会社を通じて払い戻してもらいます。
 

それでも「作らない」選択はできる?

現時点では、マイナ保険証の利用は任意です。そのため、「どうしても作りたくない」という選択も可能です。
 
ただしその場合は、以下のような不都合を受け入れなければいけません。「今は問題ない」ではなく「今後も不都合が起きないか」という視点でマイナ保険証について考えることが重要です。


・一時的な10割負担の可能性
・窓口手続きの増加
・返金申請の手間

 

まとめ

マイナ保険証がなくても医療機関は受診できますが、従来の保険証では状況によって一時的に10割負担となり、3万円前後など高額を請求されるケースもあります。
 
後日返金されるとはいえ、手続きや立て替えの負担は大きいのではないでしょうか。資格確認書でも、高額医療費の限度額を超える支払いを手続なしで免除が受けられないなどのデメリットがあります。
 
マイナ保険証への切り替えをしない選択も可能ですが、「本当に不便がないか」「万一のときに困らないか」を踏まえ、自分にとって最適な方法を考えましょう。
 

出典

厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)について
 
執筆者 : 仲千佳
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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