賃貸の「火災保険」を“2年更新”した直後に、会社から「転勤命令」…。2年分を“一括”で払ったのですが取り戻せないのでしょうか?2万円が惜しいです。
そこで本記事では、賃貸の火災保険を途中解約した場合の保険料の戻り方や、退去時に必要な手続きについて解説します。
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賃貸の火災保険は2年更新の直後でも途中解約できる
賃貸の火災保険は、2年契約で更新するケースが多くあります。そのため、更新した直後に退去が決まると、「契約したばかりだから解約できるのだろうか」と不安に感じる人もいるでしょう。しかし、火災保険は契約期間の途中でも解約できます。
不動産会社を通して加入した火災保険でも、途中解約は可能です。退去したあとも旧居の火災保険をそのままにしておくと、不要な保険料を払ったままになることがあります。そのため、退去が決まったら、火災保険の解約も忘れずに進めましょう。
賃貸の火災保険は、主に自分の家財を守る保険です。また、多くの場合は、借りている部屋に損害を与えたときに備える「借家人賠償責任保険」が付いています。これは、例えば自分の不注意で水漏れを起こし、床や壁を傷めた場合などに関係する補償です。退去後はその部屋に住まなくなるため、旧居に対する補償は基本的に不要になります。
返金される金額は「残りの保険期間」と支払い方法で変わる
火災保険を途中解約すると、支払った保険料の一部が戻ってくる場合があります。戻ってくる保険料は「解約返戻金」や「返還保険料」と呼ばれ、すでに支払った保険料のうち、解約希望日以降の期間にあたる分が返金対象になるのが一般的です。
ただし、残り期間の保険料がそのまま全額戻るとはかぎりません。返金額は、保険会社が定める計算方法や支払い方法によって変わります。2年分を一括で支払っている場合は、まだ経過していない期間に応じて返金される可能性が高いでしょう。
例えば、2年契約を更新してすぐ退去する場合は残り期間が長いため、返金される金額も比較的大きくなる可能性があります。一方で、月払いの場合や満期まで残りわずかな場合は、返金がない、または少額になることもあります。正確な金額は契約内容によって異なるため、保険証券や契約者ページを確認し、保険会社に問い合わせるのが確実です。
退去が決まったら保険会社か代理店に早めに連絡する
賃貸物件を退去しても、火災保険が自動で解約されるとはかぎりません。大家さんや管理会社に退去を伝えただけでは、保険の解約手続きが完了しないケースも多くあります。手続きを忘れると、旧居の保険が続いたままになり、新居の火災保険と二重に契約してしまう可能性があるため注意が必要です。
解約するときは、保険会社または保険代理店に連絡します。不動産会社経由で加入した場合は、不動産会社や管理会社に連絡先を確認してもよいでしょう。
手続きでは、証券番号、契約者名、解約希望日、返金先の口座情報などを求められることがあります。保険会社や代理店へ連絡するときは、保険証券や更新時の書類を手元に用意しておくと、手続きがスムーズに進みます。
解約日は、原則として退去日や引き渡し日以降に設定すると安心です。退去前に解約してしまうと、その期間に水漏れや火災などが起きても補償されないおそれがあります。新居に入る場合は、新しい火災保険の開始日も確認し、補償が切れる日を作らないようにしましょう。
更新直後の退去する場合も火災保険の解約手続きを忘れずにしよう
賃貸の火災保険は、2年更新した直後でも途中解約できます。2年分を一括で支払っている場合は、残りの保険期間に応じて解約返戻金が戻る可能性があります。ただし、返金額は保険会社の計算方法や契約内容によって異なるため、いくら戻るかは必ず確認が必要です。
退去が決まったら、まず保険証券や更新書類を確認し、保険会社や代理店に連絡しましょう。管理会社への退去連絡だけで安心せず、火災保険の解約まで済ませることが大切です。
早めに手続きをすれば、不要な保険料の支払いを防ぎ、戻ってくる保険料も受け取りやすくなります。更新直後の退去であっても、必要な手順を一つずつ確認すれば、余計な負担を減らせるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
