高速道路を走行中に車から“異音”がして、路肩へ停車しました。自動車保険に「ロードサービス」が付いている場合でも“レッカー移動”や“修理”で追加費用が発生することはあるのでしょうか?

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高速道路を走行中に車から“異音”がして、路肩へ停車しました。自動車保険に「ロードサービス」が付いている場合でも“レッカー移動”や“修理”で追加費用が発生することはあるのでしょうか?
高速道路で車から異音がして停車した場合、まず大切なのは修理代より安全確保です。自動車保険にロードサービスが付いていれば、レッカー移動や応急処置を無料で受けられることがあります。
 
ただし、すべてが無料になるわけではありません。保険会社への事前連絡、搬送先、作業内容、部品代、修理費によっては追加費用が発生することがあります。
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高速道路で故障したら車内に残らない

警察庁は「高速道路における緊急時の3原則!」として、注意を呼びかけています。
 
「路上に立たない」、「車内に残らない」、「安全な場所に非難する」が基本指針です。高速道路は普通の道路とは違い、やむを得ず停車した場合、後続車にはねられる事故となれば命に直結します。
 
高速道路で異音や警告灯に気づいたら、無理に走り続けず、路肩などできるだけ安全な場所へ停車します。停車後はハザードランプを点け、発炎筒や停止表示器材で後続車へ知らせることが大切です。
 
ただし、路肩に停めた車の中は安全地帯ではありません。後続車に追突される危険があります。運転者も同乗者も、車内に残らず、周囲の状況を十二分に確認したタイミングで、ガードレールの外側など安全な場所へ避難しましょう。タイヤ交換やエンジンルームの確認を路肩で行うのも危険です。
 
避難後は、110番、非常電話、道路緊急ダイヤル「#9910」などで通報します。レッカー会社や保険会社へ連絡する場合でも、安全確保のために、まずは道路上に故障車があることを管理者側へ知らせる必要があります。通報により、情報板で後続車へ注意を促したり、交通管理隊が現場対応したりできます。
 
「保険にロードサービスがあるから大丈夫」と思っても、最初にすることは安全確保です。保険会社への電話は、必ず安全な場所へ避難してから行いましょう。
 

レッカー移動は無料範囲を超えると費用がかかる

ロードサービスに入っていれば、レッカー移動が無料になることがあります。しかし、無料の範囲は保険会社によって違います。
 
たとえば、保険会社指定の修理工場までなら距離制限なく無料、自分が指定する修理工場までは100kmまで無料、1事故あたり15万円までなど、契約ごとに条件があります。
 
高速道路上の故障にも対応する保険会社はありますが、事前にロードサービス窓口へ連絡することが条件になっている場合が多いです。
 
自分で近くのレッカー業者を呼んだあとに保険会社へ連絡すると、ロードサービスの対象外になることがあります。焦って検索した業者へ直接依頼する前に、保険証券やアプリにあるロードサービス窓口へ連絡しましょう。
 
追加費用が出やすいのは、無料距離を超えた搬送、特殊な引き上げ作業、深夜や悪天候での対応、指定外業者の利用、保険会社が認めていない搬送先を選んだ場合です。遠方の自宅近くのディーラーまで運びたい場合は、無料範囲を超える可能性があります。
 

修理代や部品代は別負担になることが多い

ロードサービスは、車を安全な場所へ移動したり、現場で短時間の応急処置をしたりするサービスです。故障そのものを無料で直してくれる制度ではありません。
 
バッテリー上がりのジャンピング、スペアタイヤ交換、鍵開けなどは無料対象になりやすい一方で、部品代や消耗品代、現場で30分を超える作業などは有料になる場合があります。
 
エンジンやブレーキ、足回りなどに異常がある場合、修理工場での点検・修理費は基本的に自己負担です。
 
事故による損傷なら、車両保険で修理費を補償できる場合があります。しかし、自然な故障や経年劣化による修理は、車両保険でも対象外となることが多いです。異音の原因が故障なのか、事故による損傷なのかで扱いは変わります。
 
レッカー後に修理を依頼するときは、見積もりを確認してから作業を進めましょう。旅行先や高速道路上で焦っていると、搬送先や修理内容を深く確認しないまま依頼しがちです。可能なら保険会社、整備工場、家族と相談して判断することが大切です。
 

まとめ

自動車保険にロードサービスが付いていても、高速道路でのレッカー移動や修理がすべて無料になるわけではありません。レッカーには無料距離や金額の上限があり、事前連絡をしないと対象外になる場合があります。
 
また、ロードサービスは搬送や応急処置が中心で、故障箇所の本格修理や部品代は自己負担になることが多いです。事故による損傷か、単なる故障かでも保険の扱いは変わります。
 
高速道路で異音がしたら、まず安全な場所へ避難し、110番や#9910で通報しましょう。その後、保険会社のロードサービス窓口へ連絡し、無料範囲、搬送先、追加費用の有無を確認してください。慌てず順番を守ることが、命とお金の両方を守る近道です。
 

出典

警察庁交通局・全日本交通安全協会 高速道路における緊急時の3原則!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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