新しい夢の叶え方 教えます!「会社員だけど音楽は続けたい」自作の楽曲で収益を得る方法

配信日: 2018.08.28 更新日: 2019.01.11

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新しい夢の叶え方 教えます!「会社員だけど音楽は続けたい」自作の楽曲で収益を得る方法
「サラリーマンだけど仲間うちでバンドをやっていてオリジナル曲を作っている」「仕事が休みの日は“宅録”でたくさん楽曲を作っている」そんな人たちが考えるのは、自分たちの作品をより多くの人に聞いてもらいたい、あるいはそれで少しでも収益を得たいということではないでしょうか?
 
別にプロにならなくていい、会社勤めをしながら音楽で収益を得たいという人には、今いろんなサービスがあります。
 
藤木俊明

Text:藤木俊明(ふじき としあき)

副業評論家

明治大学リバティアカデミー講師
ビジネスコンテンツ制作の有限会社ガーデンシティ・プランニングを28年間経営。その実績から明治大学リバティアカデミーでライティングの講師をつとめています。7年前から「ローリスク独立」の執筆活動をはじめ、副業・起業関連の記事を夕刊フジ、東洋経済などに寄稿しています。副業解禁時代を迎え、「収入の多角化」こそほんとうの働き方改革だと考えています。

noteで気楽に楽曲を公開する

かつて、「音楽で収入を得る」というと、プロになるのでなければ、「コンサートを開いてチケットを売る」「CDを製作して販売する」ぐらいしか選択肢しかありませんでした。
 
今は、ネット経由でのいろいろなサービスがあります。
 
まず「あまり収益を追求せず気楽に楽曲を販売したい」という人は、「note」の「サウンド」というジャンルに、楽曲ファイルをアップするといいでしょう。
 
実際にいろんなレベルの人が自由に自分の楽曲を登録していて、「これなら……いける」という気になるかもしれません。無料で登録している人も多く、「投げ銭」感覚でファンが買ってくれるかもしれません。
 

本格的に自分の楽曲をiTunesやAmazonで売りたい

「本格的に楽曲を製作していて一定のクオリティを持つ作品を作成できるレベル」の人もいるでしょう。そんな人たちは自作の楽曲ファイルを大手の音楽配信サービスで販売してもらうことができます。
 
大手の音楽配信サービスといえば、iTunesやAmazonでしょうが、登録などなかなか大変です。
 
1箇所に登録するだけで、そのような大手音楽配信サービスに楽曲を配信してくれるのが、「TuneCore」です。まず、アーティストとしてアカウントを登録し、その後シングル形式でも、アルバム形式でも楽曲が登録できます。
 
iTunes、Amazon、Spotify、GooglePlay、レコチョク、うたパス、LINE MUSICなど多くのサービスに1回の登録で配信可能なのは便利ですね。ただし、シングルでは1410円(税別)、アルバムでは4750円(税別)の費用が毎年かかります。その費用を取り返すのはなかなかきびしい。筆者も登録しましたが年間30円しか入りませんでした。
 
TuneCoreの場合、「自分でレコード会社をつくるつもり」で、いろんなバンドから楽曲を集めて、登録実費をもらって運営していくというプロデューサーのような感覚で副業もできると思います。しかし、それでも大きな収益を上げるのはなかなか大変でしょう。
 
TuneCore には「YouTube コンテンツ収益化サービス」が用意されています。これは登録した自分の曲がYouTubeで誰かに使われたとき、その収益を代行回収してくれるサービスで、その収益の80%がもらえる仕組みです。これはとくにインストゥルメンタルの楽曲を比較的高いレベルで演奏・録音できる人に向いたものかもしれません。
 

オリジナル楽曲の製作依頼を受ける手も

そういう楽曲を演奏・録音できる人なら、自分の作品を「AudioStock」という、BGMや効果音などのライセンス販売サービスに登録してもいいかもしれません。
 
動画やBGMに使うロイヤリティフリー形式の音源を買いに来る人がいます。そんな客がダウンロードしてくれたら売上が入る仕組みです。写真のロイヤリティフリー形式作品の販売と似た感じですね。ざっと見てみると1曲あたり数分で1000~3000円で販売しているものが多いようです。ダウンロードされた場合、40%が作者の収入になるようです。
 
そういった「BGMやサウンドトラック用の楽曲を作って欲しい」というニーズもけっこうあります。たとえば、「ココナラ」では「音楽・ナレーション」というジャンルに登録して、●●万円でオリジナルBGMを作ります」と告知しておきます。ココナラに登録している人たちはホントに千差万別で、数千円でギター演奏などという告知もあります。
 
せっかくの楽曲制作や演奏の特技、生かしてみてはどうでしょうか。
 
Text:藤木 俊明(ふじき としあき)
明治大学リバティアカデミー講師・副業評論家

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