ひそかなブーム到来!? 中古物件を買ってリフォームする際の費用についてチェック!
配信日: 2018.11.23 更新日: 2019.01.07
そこで今回は、最近のリフォームの動向トレンドや費用、実際にリフォームを体験した方たちの声などをチェックしてみましょう。
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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リフォームをする人たちの動向は?
SUUMOでおなじみの株式会社リクルート住まいカンパニーが発表した、2017年の調査結果(※1)を見てみます。こちらは、首都圏、東海圏、関西圏の20歳以上かつ300万円以上のリフォームを3年以内に実施した男女にアンケートをとったもの。
【リフォーム費用(総費用)】
1位:300〜500万円未満 56.4%
2位:500〜700万円未満 18.5%
3位:1000万円以上 14.4%
リフォーム費用の分布は上記のとおりで、平均では610.4万円となりました。やはりリフォームとなると、かなりのまとまったお金が必要なんですね。
【リフォームタイミング別のリフォーム費用】
中古を購入し、リフォームした後に入居した人の平均:612.9万円
住んでいる住居をリフォームした人の平均: 591.3万円
リフォームするタイミング別で見てみると、中古を購入してリフォーム後に住む方のほうが、リフォームにお金をかけているという姿が浮かび上がります。
中古で住宅を買った人のリフォーム事情をチェック!
引き続き、株式会社リクルート住まいカンパニーの調査結果(※1)から、中古で住宅を買ってリフォームした方の動向を見てみましょう。
【リフォームしたタイミング】
中古で購入した後、居住期間は経ないで、リフォームを実施してから、住み始めた:55.1%中古で購入した後、居住期間を経て(住んでから不満、不便があったためなどにより)、リフォーム実施に至った:44.9%
中古で住宅を買ってリフォームした方のうち、なにはともあれまずリフォームしてから住んだという方が半数をやや上回るかたちに。ちなみに、リフォーム対象となる中古物件の平均購入価格は3156.3万円とのこと。
ここにリフォーム費用を加算するとなかなかの金額になりますが、みなさん費用はどう捻出しているのでしょうか?
【物件購入費用の捻出方法】
1位:金融機関等の住宅ローンを活用 62.0%
2位:自己資金(貯蓄など)から捻出 52.2%
3位:親や親族からの贈与、融資を活用 15.2%
ほとんどの方が住宅ローンおよび貯金を使って購入しているようです。
【リフォーム費用の捻出方法】
1位:自己資金(貯蓄など)から捻出 66.3%
2位:金融機関等の住宅ローンを活用(物件と一緒に) 22.8%
3位:親や親族からの贈与、融資を活用 13.0%
上記から、中古物件は住宅ローンを活用し、リフォーム費用については貯金から出す、というのが最近のトレンドと言えそうです。
「あいみつ」をとっておけばよかったという先輩たちの声
中古物件を買って、リフォームするのは、人生のなかで1、2位を争うほどの高い買い物。リフォームの先輩たちのリアルな意見をチェックして、慎重に検討していきましょう。今度は、リフォームに関する実態調査(リショップナビ調べ)(※2)の結果をもとに、主にリフォーム業者の選定について見ていきましょう。
初めてのリフォームともなると、たとえ見積もりを提示されても果たして適切な価格なのかどうか、素人にはわかりませんよね。そこで大切なのが、リフォームの話でよく聞く「あいみつ」という言葉。
【複数業者を比較・検討するべきだったと思いますか?】
1位:そう思う 40.0%
2位:ややそう思う 38.3%
3位:そう思わない 21.7%
複数の業者から見積もりを取り寄せて比較することを、相見積もりをとる、略して「あいみつをとる」、などと言います。リフォーム経験者のうち、およそ8割の方が「比較検討するべきだった」と答えていますね。
「もっと安くできたかも」「もっといい工事をしてもらえたかも」と後から悩んだり後悔したりすることを防ぐためにも、事前に複数の業者を比較検討しておいたほうがよさそうです。
みなさんも、中古物件を買って憧れのマイホームにリフォームする際は、今回の調査結果を参考にしてみてくださいね。
※1 株式会社リクルート住まいカンパニー「2017年 大型リフォーム実施者調査」
※2 リショップナビ調べ「リフォームに関する実態調査」
Text:FINANCIAL FIELD編集部