最終更新日:2019.01.11 公開日:2018.12.25
暮らし

小学生で2万円?お正月前に改めて確認しておきたい『子供にあげるお年玉』

子どもがもらうお年玉の総額は増加傾向にあり、学研教育総合研究所の調査によると、2017年のお正月に幼児がもらったお年玉の総額は15,023円、小学生の総額は19,386円となっています。
 
子どもにとってはかなり高額ですので、全額を親が管理しているご家庭や、一定の範囲内で何かを買ってあげているご家庭などもあるかと思います。
 
子どもに現金としてお年玉やおこづかいを渡したことがないご家庭でも、いずれはおこづかいをあげることになります。その時期や金額を見極めるためにも、お年玉として「はじめてのおこづかい」をあげてみませんか?
 

何歳ぐらいから? いくらあげたらいい?

自由に使える「はじめてのおこづかい」としてお年玉をあげるのは何歳ごろからがいいでしょうか。
 
子どもの成長やきょうだい構成、興味関心により異なるので一概には言えませんが、次の3点が目安です。
 
(1)多い、少ない、増えた、減ったなど数の概念がわかっている
(2)お金は物を買うために交換するものであるということがわかっている
(3)子ども自身に買いたい物が出てくる
 
金額は、子どもが普段欲しがる物を基準に考えます。欲しい物をある程度買うことができるけれども、全部買うことはできない、というラインがポイントです。
 
わが家の場合は、幼稚園の年長(6歳)のお正月に初めて400円を渡しました。この金額は、ゲームセンターでやりたいゲームが1回200円、そしてヒーローのシール付きのお菓子が1個100円であることから決めました。
 
ゲームを1回してもお菓子を買うことができますが、息子はゲームを2回したいのです。でもゲームを2回するとお菓子は諦めなければなりません。このように、お金を使う前に立ち止まって考える状況が生まれるような金額を設定してみてください。
 

お金の使い道には口を出さない

口を出さないとは言っても、はじめてのおこづかいを「どうぞ自由に使ってください」というわけにはいきません。
 
お金を使う前には、「ゲームを2回するとお菓子は買えなくなっちゃうよ。ゲームを1回にしてお菓子を買うか、お菓子を諦めてゲームを2回するか、他に欲しい物はないか、よく考えてから使ってね」というように、ヒントを出してあげる必要があります。
 
その上で、子どもがどうお金を使うかには口を出さないようにするのです。
 
そうは言っても、ゲームを2回しておこづかいを使い切ってしまった後でお菓子を欲しがることもあると思います。その時も「だから言ったじゃない!」などと頭ごなしに叱るのではなく、「ゲームを2回したからお菓子を買うお金はもう残ってないよ。ゲームが2回できて楽しかったね。
 
次はお菓子も買えるように、ゲームは1回だけにしておいてもいいかもね」というように、お金で何を得たのかを自覚させ、次につなげられるように話すことが大切です。
 
もちろん、それでも納得できない場合があると思いますが、ここで親が折れてしまっては意味がありません。お金の使い方を覚えるには、失敗させてあげることも重要です。
 
他に欲しいものがあるのに使い切ってしまった。欲しいおまけが出なかった。他のお店ではもっと安く売っていた。そんなさまざまな経験を通して、親子ともに次回のおこづかいをどう渡すか、どう使うかを考えるきっかけにしていきましょう。
 
Text:宮野真弓(みやのまゆみ)
FPオフィスみのりあ代表

宮野真弓

執筆者:宮野真弓(みやのまゆみ)

FPオフィスみのりあ代表

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
大学卒業後、証券会社で営業部に所属。結婚を機に銀行へ転職し、投資信託や保険商品の販売サポート及び行員教育に携わる。その後独立系FP会社に勤務し、個別相談、家計簿診断、執筆、セミナー講師、資格講座講師などを数多く担当する。不妊治療に専念するために退職し、第一子出産後に独立。妊活、妊娠、出産、育児をハンデにしない社会の実現を目指し、子どもを望む家庭やファミリー世帯に向けたセミナー、執筆、個別相談に注力する。
https://fpoffice-minoria.jimdo.com/

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