2019.03.21 暮らし

健康寿命のうちに楽しんでおきたい!年齢を重ねる事で受けられる旅行のメリット

すっかり流行語として定着した「人生100年時代」ですが、あわせてよく聞くのが「健康寿命」。
 
つまり「健康上の理由で日常生活が制限されることなく過ごせる状態」が保てる期間のことですが、それをいつまで維持できるかが、気になるところです。元気なうちに楽しんでおきたいことはたくさんありますが、旅もそのひとつでしょう。
 

シニア割引の旅。鉄道利用でおトク度のとても高いきっぷとは?

高齢になることで受けられるメリットもいろいろとあります。各種サービスにおける「シニア割引」などもそのひとつ(年齢のハードルは意外と低い場合もあり)。旅の交通手段として、広域的で高速網も含めた鉄道利用が可能でおトク度合いのとても高いきっぷをいくつかを見てみましょう。
 
(1)大人の休日倶楽部パス(JR東日本、一部JR北海道もカバー)

<利用資格(条件)>

50歳以上
「大人の休日倶楽部ミドル」への入会とカード発行が条件。カード会費を含む年会費は2575円で初年度会費無料。
 
<きっぷ概要>
4日間乗り放題【JR東日本全線・1万5000円】
5日間乗り放題【JR東日本全線+JR北海道全線(新幹線可)・2万6000円】
5日間乗り放題【JR北海道全線(新幹線不可)・1万6250円】
JR東日本やJR北海道のフリーエリアで、新幹線や特急を含めて連続する日数分乗り放題で、普通車指定席も6回まで利用可能。
 
・利用期間(2019年度)
[第1回]2019年6月20日~7月2日(発売期間:5月20日~6月27日)
※第2回、第3回の設定も予定されています。日程などについてはJR東日本「大人の休日倶楽部サイト」などでご確認ください。
※参考として、2018年度は第2回2018年11月29日~12月11日、第3回2019年1月17日~1月29日の利用期間が設定されていました。
 
また、次の利用期間で別途2回発売(各2万6000円タイプ)されました。
[秋の東日本・北海道スペシャル]2018年9月3日~9月12日
[東日本・北海道スペシャル]2019年3月4日~3月13日
 
(2)ハロー! 自由時間パス(JR九州)

<利用資格(条件)>

女性50歳以上、男性60歳以上
「JR九州Web会員」に登録して「ハロー! 自由時間クラブ会員」になることが条件。登録無料。
 
<きっぷ概要>
3日間乗り放題【北部九州版(*1)・8200円(インターネット購入)】(窓口購入は9000円)
(*1) 北部九州版乗り放題エリア:長崎県・佐賀県・福岡県全域と熊本県・大分県の一部地域
 
3日間乗り放題【全九州版・1万5500円(インターネット購入)】(窓口購入は1万7000円)
新幹線や特急を含めて連続する日数分乗り放題で、普通車指定席も6回まで利用可能(一部除外列車があり、インターネット列車予約では指定席予約はできない)。
 
・利用期間
通年。きっぷも通年で発売(利用前日まで発売)。
 
(3)フルムーン夫婦グリーンパス(JRグループ各社)

<利用資格(条件)>

・一般用:夫婦年齢合計88歳以上
・シルバー用:上記条件に加え、夫婦のどちらかが70歳以上の場合
いずれも、きっぷに記載された夫婦が同一行程で利用する場合に有効。
 
<きっぷ概要>
5日間乗り放題【8万2800円】(シルバー用7万7800円)
7日間乗り放題【10万2750円】(シルバー用9万7750円)
12日間乗り放題【12万7950円】(シルバー用12万2950円)
※上記金額は、きっぷ2人分の値段です。
 
新幹線や特急を含めて連続する日数分乗り放題(「のぞみ」・「みずほ」は利用不可、寝台個室等は別料金が必要)。
 
・利用・発売期間(2018年度)
[発売期間]2018年9月1日~2019年5月31日
[利用期間]2018年10月1日~2019年6月30日
(ただし、2018年12月28日~2019年1月6日、2019年3月21日~4月5日、2019年4月27日~5月6日の各期間は利用不可)
 
上記以外に、現時点(2019年3月)では2019年度の発売・利用期間などが未発表なものの、おトク度が高いので紹介しておきたいのが、次のきっぷです。
 
おとなびWEBパス(JR西日本)
 

<利用資格(条件)>

50歳以上
「J-WESTネット会員」に登録して「おとなび会員」になることが条件。登録無料。
 
<きっぷ概要>
3日間乗り放題【JR西日本全線普通車用・2万円】
3日間乗り放題【JR西日本全線グリーン車用・2万4000円】
新幹線や特急を含めて連続する日数分乗り放題で、各指定席も8回まで利用可能。
2018年度の利用期間は次のとおり(発売期間は異なる)
[第1回]2018年11月27日~12月19日
[第2回]2019年1月16日~3月13日
※ネット予約でのみ発売
 

まとめ

これらのきっぷは、いずれも年齢制限があり利用期間も制約されるものが大半です。とはいうものの、例えば【東京駅~新青森駅の東北新幹線片道料金(普通車指定席・通常期)1万7350円】に対して(1)の4日間乗り放題パス(1万5000円)ならば片道1日で軽くモトが取れてしまうなど、いずれのきっぷも高いおトク度合いがとても魅力的です。さらに、そのほかの特典などが受けられる場合もあります。
 
なおJRグループ各社の「ジパング倶楽部」割引制度、JR東海の50歳からの旅クラブ 50+(フィフティ・プラス)、JR四国の「四国エンジョイ倶楽部」など、シニア向け会員制度もあります。また航空会社によっては、当日空席があれば利用できるなどのシニア向け割引商品が設定されています。
 
おカネそして体力・気力も必要ですが、こうしたシニア割引制度を活用すると、新幹線や特急ほか高速網を効率的に利用しながら、おトクに日本全国の旅を満喫することも可能なのです。
 
JR東日本 大人の休日倶楽部会員サイト 2019年度「大人の休日倶楽部パス」
大人のための旅クラブ「ハロー! 自由時間クラブ」はじめます
「フルムーン夫婦グリーンパス」の発売について
おとなび会員限定「おとなびWEBパス」を発売します!
 
執筆者:上野慎一(うえのしんいち)
AFP認定者,宅地建物取引士
 
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上野慎一

執筆者:上野慎一(うえのしんいち)

AFP認定者,宅地建物取引士

不動産コンサルティングマスター,再開発プランナー
横浜市出身。1981年早稲田大学政治経済学部卒業後、大手不動産会社に勤務。2015年早期退職。自身の経験をベースにしながら、資産運用・リタイアメント・セカンドライフなどのテーマに取り組んでいます。「人生は片道きっぷの旅のようなもの」をモットーに、折々に出掛けるお城巡りや居酒屋巡りの旅が楽しみです。



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