公開日: 2020.06.25 暮らし

「みんな同じ」から「個々中心」に? 新しい社会を生きるために、必要な考え方とは

執筆者 : 柴沼直美

コロナショックで今までとはまったく違う生活を余儀なくされ、自分の働き方や生き方をゆっくり見直す時間も多かったと思います。
 
今後も第二波がくることに注意しつつ、徐々に生活を戻して行くにあたって、社会の転換を実感している方も多いのではないでしょうか。
 
柴沼直美

執筆者:

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
http://www.caripri.com

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柴沼直美

執筆者:

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
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当たり前にできたことが「三密」に該当してNGになる

今回のコロナショックによって、今まで大勢の人が一堂に会することで、いかに多くのことを学び、多くの人脈を作ってきたかということがよくわかりました。
 
同時にさまざまな資格試験は、多くの受験者が1つの空間をシェアするという、感染拡大に関して言えば典型的なNG行為の「三密」であることもあらためて思い知ったと思います。
 
例えばTOEIC試験ですが、今年2020年3月~6月までの公開テストはすべて中止です。年間公開テスト12万人、IPテスト(企業や学校など団体が主催で随時実施)12万人、と併せて24万人が受験しています(国際コミュニケーション協会公表資料。2018年実績値)。
 
公開テストだけに限れば、TOEICは年間10回実施していますので、ざっくり一度に1万2000人もの受験生が臨んでいる計算になります。
 
今年中止期間で受験予定だった人数は、単純計算で考えれば5万人ほどになります。
 
中には、「自信がなかったので試験が先送りになったことで、勉強時間が確保できた」とポジティブにとらえている方もいらっしゃるでしょうが、特に、「例えば3月の試験で昇進が決まる」といったように、具体的なゴールが設定されていた方にとっては大変なモチベーション・ダウンになったと思います。
 
また、そのような切羽詰まった方が、働き方が変わったことで、学習時間が思うように確保できずに投げやりになってしまったケースも耳にします。

ニュー・ノーマルに当てはめてみれば

考え方を変えてみましょう。たとえTOEICで高得点をとっても、会話ができない、逆に単語をつなぎ合わせたり、専門用語を交えたりすると、それほど文法力がなくても意思疎通にはなんとなく困らない、という話もよく聞きます。
 
今回在宅での業務になって、決まった時間にパソコンの前に座っていてもあまり意味がない、「成果主義」があらためてクローズアップされたと感じる方も多かったと思います。
 
的確に業務をこなせればいいのです。都心のきれいなオフィスで働くよりも、通勤ラッシュに悩まずに自分にとって最も効率よく作業ができるタイミングで、好きな場所でリラックスして働くことの心地よさを実感された方も少なくないでしょう。
 
ニュー・ノーマルは「みんな同じ」という横並びの考え方から「個々中心」への変革です。「資格試験などの合格」や「自分は○○と同じ職位についてしかるべき」という考えに固執しすぎてしまうと、新しい世界への対応が難しくなります。
 
考え方や働き方という、方向というのは一度転換すると不可逆的です。自分のキャリア・パスについても「資格や肩書ではなく、どうやって実績や成果をアピールするか」という基準をもとに考えて行く必要があります。
 
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者

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