更新日: 2021.04.14 家具・片付け

片づけの美学96 洗濯機まわりの洗剤・小物類、どうやったらスッキリする?

執筆者 : 奥野愉加子

片づけの美学96 洗濯機まわりの洗剤・小物類、どうやったらスッキリする?
毎日のように使う洗濯機。洗剤が取り出しやすい場所にあるのは、時短の大切な一歩です。ただ、本体のそばに直置き・床置きだと、目立つのでスッキリした印象からは遠のいてしまうかも。少しの工夫で印象をぐっと変えることができます。
 
また、本体にホコリがたまっていませんか? ドラム式洗濯機・縦型洗濯機、汚れ方やメンテナンス方法が違っても、汚れがつきやすいという点は同じです。
 
洗濯に使う小物・洗剤の種類で、ゴチャゴチャになりやすい洗濯まわりをスッキリしてみませんか。
奥野愉加子

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

洗濯機まわりの小物収納

洗面所はスペースに余裕がないこともあり、洗濯用洗剤・小物の収納方法で悩んでいる方も多いです。洗剤の収納スペースが限られる場合は、まずは手持ちの数を減らすことを検討してみましょう。
 

●洗剤の種類を減らす
●使う頻度で洗剤の置き場所を分ける
●ストックは別の場所で保管する
●洗濯ばさみやネットなどの数を見直す
●収納スペースを増やす
などの工夫がおすすめ。

 
レギュラー使いの洗剤を近くに置いて、サブの洗剤は扉の中に収納したり、ストックは洗濯機まわりではなく離れた収納に入れているのも一案です。
 

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洗濯機まわりに収納を増やす

置き場所不足が決定的な場合は、最後の手段として収納スペースを増やすことを検討してみましょう。収納スペースを増やす場所は、洗濯機本体と、洗濯機近くの壁にいい場所が見つかるかもしれません。
 
幅が15cm以上ありそうなら、増設ができると思います。例えば、

●本体に強力マグネットで収納ケースをつける
●壁に洗剤を置く棚を設置
●スリムなラックなどを設置

という解決方法はいかがでしょう。
 
毎日のように使うので、すぐ手に取れる距離にあるに越したことはありません。スッキリとした見た目にするには、洗剤用の収納を死角に作るのがポイント。入口側から見えない場所が、死角になります。洗濯機の場所を少しずらすなど、工夫することで死角に収納を作ることもできます。
 

洗濯機の掃除

洗濯機の掃除というと、洗濯槽のクリーニングがまず思い浮かぶのではないでしょうか。専用の塩素系洗剤や酸素系洗剤を使うことで、きれいに洗浄できます。
 
他にも気をつけたいのが、洗濯機まわりの汚れです。本体の上・フタの周辺、側面、洗濯パンや壁、床も汚れやすい場所です。ホコリや洗濯ものから落ちた砂、こぼれた洗剤などいろいろな汚れが蓄積している場合があります。
 
まずは、ハンディモップなどでホコリを取り除きましょう。乾拭きで落ちない汚れは、水拭きを試してみましょう。それでも落ちない場合は、ハウスクリーニングの洗剤などでふき取れば、清潔な洗濯機になりますよ。
 

縦型洗濯機の場合

縦型洗濯機の場合、使っていない時はフタを開けておくほうがよいとされています。理由は、内部を乾燥することができるからです。カビ発生を抑える効果があります。
 
ただ、フタを開けておくことで、内部にホコリが付きやすくなります。特に洗濯槽上部のミゾに汚れが貯まると目立ちます。気になったタイミングでこまめにお掃除すると、清潔に保てます。
 

ドラム式洗濯機の場合

ドラム式洗濯機の場合、本体上部の面積が大きくフラットなことが多いと思います。乾燥機能を使うことが多い場合は、余計にホコリがたちやすいので、トップにホコリが貯まりがち。こまめにハンディモップなどで掃除しておきましょう。
 
内部のフィルターにもホコリが大量に付くので、こちらもこまめにチェックしたいですね。
 

ゴチャっとしやすい洗濯まわりは大変身

洗剤など大きなものと洗濯ばさみなど小物が混在する洗濯機まわりは、スッキリすると印象がずいぶん変わります。洗剤を移動したり、見えない場所に移すだけでも、違って見えてくるので、試してみてくださいね。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表