更新日: 2021.04.29 その他暮らし
主婦が掃除が面倒・大変だと感じる場所ランキング1位はお風呂?家事代行の予算は?
今回は、掃除の中でも特に大変と感じやすいお風呂掃除についてと、家事代行の予算などを合わせて見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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主婦が嫌いな掃除場所は、やっぱり水回り
まずは、タカラスタンダード株式会社が発表した、「お風呂掃除」に関する調査結果(※1)をひもといてみます。
この調査は、20代から50代の既婚女性500名を対象に行われたもの。主婦が嫌いな掃除場所のランキングはどうなっているのでしょうか。
1位:お風呂 80%
2位:トイレ 75%
3位:キッチン 70%
4位:洗面所・脱衣所 57%
5位:玄関 49%
TOP5は上記のとおり。8割の人が、お風呂掃除が面倒・大変と感じていることがわかります。具体的な理由としては、「毎日使う場所なので、掃除をしてもすぐに汚れる」「ぬめりや水垢がすぐにできてしまう」「かがむ姿勢が大変で腰が痛くなる」といったものが。
たしかに上位5つに関しては、ガンコな汚れがつきやすい場所であったり、湿度が高くカビが生えやすい場所であったり、掃除をしてもすぐ汚れが目立つ場所であったりします。
こまめにやっておかないと後が大変、でも毎日使うからすぐに汚れるうえ、肉体的にもつらい……といった理由が重なり、お風呂掃除は嫌われているということがわかります。
そんなお風呂掃除について、家事分担はどうなっているのでしょうか。
1位:自分(妻) 70%
2位:配偶者(夫) 20%
3位:子ども 3%
ほとんどの家庭ではお風呂掃除は妻側の家事になっているようです。ただでさえ面倒で大変なお風呂掃除をひとりで受け持つとなると、不満が噴出するのも仕方ないといえますね。
主婦のひとり時間の敵!? お風呂掃除に費やす時間とは
では、こんな面倒で大変なお風呂掃除に、私たちは年間何時間費やしているのでしょうか。
●お風呂掃除1回あたりの時間:最多回答「10分くらい」(38%)
●お風呂掃除をおこなう頻度:最多回答「毎日」(48%)
→1年間:約61.2時間
アンケート結果からは、毎日10分くらいかけてこまめにお風呂掃除をしている人が多いことがわかります。その回答から導き出された1年間のお風呂掃除時間は、なんと61.2時間にも! ちりも積もれば山となるとは、まさにこのことですね。
これをせめて半分に短縮できれば、主婦のひとり時間を年間30時間ほど確保できるということに。日々の掃除の負担を軽くするために、たまには家事代行でしっかりお風呂掃除をしてもらうという手もありますね。
家事代行の平均予算はいくら?
では、実際に家事代行を頼むとして、その予算はいくらくらいになるのでしょうか。少し前に株式会社タスカジが行った「家事代行の利用動向調査」の結果(※2)を見てみましょう。この調査対象は、タスカジで家事代行サービスを使っている55名です。
1位:2万円~3万円未満 27%
2位:1万円~2万円未満 22%
3位:3万円~4万円未満 20%
4位:1万円未満 16%
5位:4万円~5万円未満 9%
平均は2万2573円という結果に。ひとつの目安として、1回3時間×月4回(交通費別途)で家事代行を依頼した場合の予算に近いとのこと。
具体的には、「週末の午前中に利用して、さっぱり片付いた家で家族とゆっくり過ごす時間を作る」「週の前半はリビングの散らかりや水回り・キッチンの細かい汚れは気にせず仕事と育児に集中し、週半ばの平日夜に家事代行さんにリセットしてもらう」という利用者の声がありました。
家事代行を利用する働く主婦は、家事代行という方法を用いて、自分の時間と心身の余裕を買うといったスタイルなのかもしれません。
仕事や家事、育児に追われる主婦だからこそ、毎月1回は家事代行でお風呂をキレイにしてもらって、ほとんどひとりでこなしている年間60時間ものお風呂掃除から解放されてみるのもいいのではないでしょうか。
[出典]
※1 タカラスタンダード株式会社「お風呂掃除に費やしている時間は 1年で『60時間以上』にのぼる計算に!?」(株式会社共同通信ピー・アール・ワイヤー)
※2 株式会社タスカジ「【タスカジ】家事代行ユーザーの利用動向調査~家事代行の月額平均予算は2万2573円」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部