更新日: 2021.09.21 暮らし

片づけの美学105 夫のスーツ・カバン置場を作っても、きれいに片づきません

片づけの美学105 夫のスーツ・カバン置場を作っても、きれいに片づきません
「夫のスーツ・カバン置場を作っても、きれいに片づかない」というお悩み。
 
ご主人のために日常使うモノを置く場所を整えていたという段取り上手な奥さまは、ご主人がなぜきれいに片づけられないのか疑問のようです。
 
置き場所は決まっているのに、なぜご主人は片づけられないのでしょうか。その理由に迫っていきたいと思います。ご家庭で心当たりのある方は、実践してみてください。
 
奥野愉加子

執筆者:

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

奥野愉加子

執筆者:

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

疑問1 なぜ夫は片づけないのか

いろいろと理由はあると思います。例えば、「忙しい」「時間がない」「疲れている」「片づけが苦手」などが想像できますね。
 
とはいえ、置き場所があるのだから、そこにカバンをポンと置くのは数秒でできます。脱いだスーツも数秒で掛けられるはずです。わずか数秒を惜しむほど、忙しい、疲れているとなると、「そんなはずないでしょう」と思ってしまうかもしれませんね。
 
すべての理由の裏に共通しているのが、「片づいていなくても、自分は困らない」「誰か(妻)が片づけてくれる」という言い訳や相手(妻)任せの態度だと思われます。片づけで困っていない人は、よほどのことがないと、自分から片づけません。まず、気持ちから、変えてもらう必要があります。
 

疑問2 なぜ夫は妻任せな態度をとるのか

夫が妻任せな態度でいる理由は、「片づけてよ!」と夫に言うけれど、最終的には妻が片づけているからです。
 
片づけない夫に不満を感じているものの、片づかないほうがストレスで、妻がしびれを切らせて片づけるというのは、よくある流れです。夫からすれば、「文句は言われるけど、結局片づけてくれる」のですから、自分から行動する必要性はありません。
 
そんな夫に、「ここに片づけてね」と、場所を指定しても、やるはずがありません。まずは、夫に「自分でやらなければ」という気持ちを持ってもらうことが非常に大切です。そのためには、妻の気持ちをしっかり伝える必要があります。
 
「妻がやるだろう」を、「自分でやらなければ」という気持ちに変えるのはなかなか難しいでしょう。なにかインパクトのある伝え方や行動がおすすめです。
 

疑問3 インパクトのある伝え方や行動とは?

まずは、夫の代わりに片づけるのをやめましょう。ただ、何も言わずに片づけなくなるのは、荒治療すぎるので、言葉でも伝えましょう。
 
伝える内容は、家庭の状況に応じてそれぞれですが、

●共働きだから、家事を同等にしたい
●体力の限界を感じているので、助けてほしい
●時間がないから、できることはやってほしい

などが一例です。
 
誇張や大げさは避け、今の状況を素直・正確に伝えるだけで問題ありません。パートナーに「察してほしい」は難しい要求で、言葉で伝えることが近道なのです。妻のことを思いやってくれる夫なら、今の状況を知れば、行動に移してくれるかもしれません。
 

疑問4 伝えても、変わらない夫

妻からの切実な訴えを聞いても、行動に移せない夫もいるでしょう。ここで諦めてしまう妻もいらっしゃると思います。伝えたのに動いてくれなければ、悲しいですし、「もういいや」と諦めてしまう気持ちも、とても分かります。
 
ただ、もうひと粘りしてみましょう。もう一度、しっかり伝えてみましょう。できれば、怒らず、冷静に。動いてくれない夫の場合、妻の現状や気持ちをまだ理解できていない可能性があります。
 
1つは、妻の家事や時間の使い方に思い込みがあり、切実な訴えを真に受けていない。「妻が昼に効率よく家事をすれば、自分が片づけをする必要はない」など
 
夫に伝える時に、「こんなに私はつらい・困っている」という内容だけでなく、夫が自分の片づけをしてくれた場合のメリットも合わせて伝えることをおすすめします。
 

「私も優しい妻でいたい」
「笑顔の時間が増える」
「空いた時間であなたとゆっくり話がしたい」
など

 
前向きな言葉で、良いイメージが膨らめば、夫も片づけに積極的になれるかもしれません。
 

夫の行動を変える

夫が自発的に片づけをやってくれる人に変わってくれれば、家事の負担は減りますが、そればかりを求めることは諦めて、妻が行動するのもよいでしょう。言葉で伝えて、行動に対してほめる・感謝するを繰り返せば、夫が気分よく動いてくれる可能性が高まります。
 
妻の言葉がけで、夫の行動を変えることは十分可能だと思います。お悩みの方は、一度試してみてください。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表

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