更新日: 2022.02.02 暮らし

片づけの美学114 冷蔵庫内の管理が難しい|手持ちの食材をメモするとよいの?

片づけの美学114 冷蔵庫内の管理が難しい|手持ちの食材をメモするとよいの?
「また賞味期限切れ!」「これ傷んでいる」
 
冷蔵庫の中で、もう食べられない食材を発見すること、ありませんか? その頻度が高いと、冷蔵庫の管理ができていない可能性があります。
 
食材がダメになると、もったいないですよね。お金のムダにもなります。さらに、瓶詰めなどは捨てる方法を悩む方もいらっしゃるので、賞味期限切れを避けたい食品です。
 
賞味期限切れの発見率が高いご家庭は、冷蔵庫の使い方や買い物の回数などで、食品ロスを抑えていきたいですね。
 
奥野愉加子

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

冷蔵庫内の食材を暗記? メモる? 内部を管理するテク

冷蔵庫内の賞味期限切れは、「食材の管理」ができていないことが原因です。冷蔵庫に何が入っているのかを、正確に知っていたら防ぐことができます。さらに、それぞれの賞味期限や消費期限も把握していれば、完璧です。
 
完璧にするためには、「全部覚える」というスゴ技か、食材をメモる必要があります。大変な作業ですし、長続きするのか疑問ですよね。筆者にはとても無理なので、大まかに把握する方法をおすすめします。
 

冷蔵庫を大まかに管理する方法

内部を大まかに管理するために、段ごとに入れるモノを決めていきましょう。背の高さや食生活によって、便利な場所が変わってくるので、一例としてわが家の冷蔵室をご紹介します。
 
4段構成の冷蔵室、下から1段、最上部を4段とします。


1段目は、肉・魚・卵、

2段目は、あまり食材(残ったおかず・使いかけの食材)と朝食セット(ヨーグルト・チーズ・ジャムなど)、

3段目は未使用の食材(豆腐や納豆など)、

4段目は、だし類・冷やご飯のおひつ

と、決めています。買い物直後は、たくさん入っていますが、使っていくとスカスカになり、買い物のタイミングだなということが直感的にわかる仕組みになっています。それぞれの個数を正確に把握しているわけではありませんが、なんとなく知っていればよいと思っています。
 
冷蔵室を使うたびに、チラリと目に入るので、量も再確認できます。冷蔵室だけでなく、冷凍室や野菜室もそれぞれ同じように管理しているので、食品ロスはほとんどありません。
 

冷蔵庫はパンパン厳禁。何割にすべし?

冷蔵庫は見通しが大事です。内部が見やすいと、探し物が減ります。欲しい食材がすぐに見つかると、扉を開けている時間が減るので、庫内温度が変化しづらいため電気代の節約にもなります。
 
食材が7割くらい入っていることを目安に買い物をするとよいと思います(ただ、冷凍室はたくさん入っているほうが保冷効果が高いという見解もありますので、必ずしも少ないほうがよいとはいえません)。
 
もし、隙間がなく、パンパンという状態であれば、棚卸しをしてみましょう。もしかしたら、冷蔵庫に入っていなくてもよいモノがあるかもしれません。内部が見やすいことを最優先にすると、移動できるモノ・処分できるモノがあるのではないでしょうか。
 

買い物の回数で調節する

食品ロスが多い場合、入れる量や回数を調整するのも大切です。「買い物は週に1回だから大量に買うけれど、賞味期限切れになりやすい」という方は、週に2回の買い出しにして、一度の買い物の量を減らしてみましょう。
 
「毎日買い物をして、食材がムダになる」という方は、買い物の回数を減らして調節して、買い物の総量を減らしたりしてみましょう。少しの違いでも大きな効果が期待できるかもしれません。
 

冷蔵庫は、メモより「おおよそ管理」がおすすめ

食材をメモして、しっかり管理するのは、とても大変なことで、時間と忍耐のある方にしかできないような管理方法です。それよりも、なんとなく管理しながら、調理などで上手にやりくりする方法が、ちょうどよいのではないかと考えます。
 
食材をムダにしない冷蔵庫は、買い物の費用・電気代のムダも省くことができるので、お財布にもやさしいです。その分、お気に入りの食材を購入したりして、食生活を楽しむことができるとすてきですね。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表

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