自宅でお教室を開きたい! 収入につなげるためにはどうすればいい?
配信日: 2022.05.21
自宅で教室を開きたいと考えている人に向けて、起業するための準備や収入につなげるための方法、考え方などを紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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まず必要なのは事前調査
どのような仕事を始めるにしても、重要なのは事前調査です。教室を経営する場合、実際に需要があるのか、立地は適しているのかといったことを把握できていなければなりません。
まず、自分が開きたいと考えている教室が周辺にどれくらいあるのか調べてみましょう。近くに競合する教室がある場合には、どのように差別化を図っていくか考える必要性が出てきます。もちろん、レッスン料や入会費の有無、1回あたりのレッスン時間なども調査が必要です。
実際には何を教えるかで変わってきますが、事前調査をすることで生徒をどのような層に絞るかが見えてきます。例えば、ヨガ教室を開く場合で考えてみましょう。社会人を対象にした教室が近くにあるなら、親子でも参加できる教室にするなどの工夫をすれば差別化が図れます。レッスン時間は日中を中心にすれば、主婦層を取り込むことができます。
告知はデジタルツールとアナログの両方で!
教室のオープンを告知するのは、生徒を集めるうえで重要なことです。教室名やレッスン料、レッスンの曜日と時間など基本的なことが決まったら、SNSなどを使って告知しましょう。
ただし、SNSで発信しても必ず拡散されるとは限りません。告知はチラシも用意し、近くの商店などに置いてもらうほうが人目につきやすくなります。そして、教室となる自宅にも告知を貼っておきます。もちろん、教室には看板も必要です。看板がなければ、どこが教室なのかわかりません。
プライベートと教室はしっかり分ける
自宅で起業する場合、もっとも心がけておきたいことは「プライベートと教室を分けること」です。これは、空間そのものをしっかり分けることもそうですが、気持ちの問題でもあります。いくら自宅とはいえ、レッスン中に家族が教室に出入りすることがあってはいけません。レッスンをする場所なのに個人的な物を置いておくのもしてはいけないことです。自宅でも仕事であることを意識し、気分もきちんと切り替えましょう。
何を教えるかにもよりますが、ただ空いている部屋をそのまま活用するのではなく、最低限のリフォームは必要です。備品も、自宅にあるものをそのまま使うより、できれば専用のもので揃えておきます。プライベートとの区別が曖昧になっていると、レッスンを受ける側によい印象は与えられません。お金をもらう以上、仕事とプライベートのメリハリをつけてプロとしての意識を持つことが収入につながっていきます。
事前調査をしっかり行いメリハリをつけることがポイント
自宅で教室を開くなら、まず事前調査を行ったうえで必要な準備をしておくことが大切です。近くに同じような教室がないか、競合についても必ず事前に調査しておきましょう。SNSやチラシなど、できる範囲内で告知を行うことも忘れてはいけません。そして、プライベートと教室の区別をしっかり行い、メリハリをつけることが収入につながるポイントです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部