更新日: 2022.06.10 暮らし

【EV車vsガソリン車】通勤用の車、どちらがお得? 燃費が良いのは「EV車」!

【EV車vsガソリン車】通勤用の車、どちらがお得? 燃費が良いのは「EV車」!
労働政策研究・研修機構が2017年に行った調査では、東京都の人口は1950年代以降都心区や都心周辺区よりも周辺区で増加傾向にあります。実際、家賃の高い都心よりも少し離れた郊外で暮らしながら通勤したいと考えている人も多いでしょう。そこで車通勤する際に気になるのが、ガソリン車とEV車のどちらがお得かということです。
 
今回はガソリン車とEV車それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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本体購入価格はガソリン車の方が安いけれど……

ガソリン車を新車で購入する場合、一般的な本体価格はおよそ100万~300万円程度です。その一方、EV車の新車は国産車でも300万~500万円ほどになります。そう考えるとEV車の方がガソリン車よりもかなり高額だと感じる人も多いでしょう。
 
しかし、EV車の場合には環境省が補助金制度を設けています。車種や住んでいる地域にもよりますが、最大で80万円の補助金を受けられるのは大きな魅力です。この制度を上手に使えば、ガソリン車と大差のない価格でEV車を購入することもできるでしょう。
 
また、注意するべきポイントはメンテナンス費用です。エンジンで動くガソリン車の場合、エンジンのオイル交換のほかラジエーターやブレーキパッドのメンテナンスなどが必要になります。
 
エンジンのオイル交換は走行距離が3000~5000kmになる度に行うのが一般的です。片道約10kmの車通勤をするだけだとしても、半年に1回は行う必要があるでしょう。費用はディーラーで行った場合におよそ6000~1万円程度になります。一方、エンジンではなくモーターで動くEV車の場合、エンジン周辺のメンテナンスは必要ありません。
 

燃費が良いのはEV車!

車を選ぶ際、気になるのが航続距離と燃費(EV車であれば電費)です。いくら安い車を買っても燃費が悪ければ結局は高い買い物になってしまいます。一般的に、ガソリン車の場合フルに給油した状態で600~1500km走行できるといわれています。
 
一方、EV車はフル充電しても200~600kmしか走ることができません。片道10kmほどの距離を週5回通勤に使うのであれば問題はありませんが、遠出しようとする場合には注意が必要です。EV車を購入する場合には航続距離がどれくらいなのかをしっかり確認しましょう。
 
では、燃費はどうでしょうか。仮にガソリン価格が1リットル当たり130円だとして、30リットル給油すると3900円です。一方、EV車は充電をする必要があります。1kWh当たりの電気料金が27円だとしてフル充電するために40kWhかかるのであれば、EV車をフル充電するためにかかる価格は1080円です。
 
ただし、EV車はガソリン車よりも航続距離が短いです。EV車でガソリン車と同じくらいの距離を走ったとすると、さらに1~2回フル充電する必要があるでしょう。そうすると、結果的には3000円程度となります。それでもEV車の方がガソリン車よりも燃費はよいといえるでしょう。
 
ガソリン車と違ってEV車は自宅で充電する場合と外の電気スタンドで充電するケースがあります。自宅で充電する際には充電器を設置しなければなりません。価格は数千円から数十万円のものまでさまざまです。自宅充電する際には契約する電力会社や充電する時間帯を見直すことでより充電費用を下げることができるかもしれません。
 

EV車を買うならしっかり下調べを行おう!

ガソリン車とEV車を比較した場合、ガソリン車のメリットは本体価格と航続距離、EV車のメリットはランニングコストと燃費にあることがわかりました。比較的短距離の通勤のためだけに車を使うのであれば、EV車の方が最初はコストが高くても結果的にお得になるかもしれません。
 
もしもEV車を選ぶのであれば、補助金制度や電力会社の契約プランについてあらかじめしっかり調べておくことが大切です。
 

出典

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 労働政策研究報告書 No. 199
ホームズ 平均の通勤距離はどのくらい? 交通アクセスの利便性から土地を選ぶときのポイント
一般社団法人次世代自動車振興センター (別表1)銘柄ごとの補助金交付額
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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