更新日: 2022.06.28 その他暮らし
お得に旅行がしたい! どんな工夫ができる?
少しずつ自由に出掛けられるようになってきたこのタイミングで、お得に旅行をするために確認しておきたいポイントや、利用できる割引制度などについて紹介します。
※この記事は、2022年6月27日時点の情報を基に執筆しています。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
海外旅行ではクレジットカードを活用
旅行先での支払時など、海外旅行にクレジットカードは欠かせません。お手持ちのカードに海外旅行で利用できるサービスや特典があるのか、あらかじめ把握しておきましょう。
(1)海外旅行保険が付いているか
海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードの場合、カード会社やカードのランクなどによって補償内容は異なりますが、保険に別途加入し、保険料を支払う必要はありません。
直前になって慌てて保険に加入したり、必要のない保険に申し込むことがないよう、海外旅行保険の付帯や補償内容について確認してください。
(2)海外旅行での割り引きや買い物で、通常より高いポイント還元率となるか
クレジットカードによっては旅行代金や宿泊料金の割り引き、レストランなどの優待のほか、海外での利用分のポイント還元率がアップするケースもあります。
また、移動距離に応じて貯まる航空会社のマイルと、クレジットカードのポイントを相互に交換できるものもあるので、マイルやポイントを貯めているという方は有効に利用しましょう。
(3)クレジットカードの国際ブランド
旅行先にVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、銀聯(ぎんれん)など提携している国際ブランドの加盟店が多くあれば、クレジットカードを利用できるシーンが増えて支払いがスムーズになります。
(4)そのほかの付帯サービスなど
空港ラウンジの利用、手荷物の無料宅配など、付帯サービスの充実も旅行を快適に楽しむためのポイントです。
また、緊急時に日本語で24時間対応する相談窓口があると安心でしょう。
これからクレジットカードを作成する方や、もっとお得に海外旅行をするために新しいカードを作成しようという方は、カード会社のホームページや比較サイトなどで、上記のポイントをチェックするほか、発行までにかかる日数を確認し、旅行に間に合うように申し込みを行いましょう。
また、定期的に入会キャンペーンとして、数千円分のキャッシュバックやポイント付与などの特典を受けられる場合があります。
国内旅行をお得に楽しむには?
これから国内旅行を予定している方は、まずは行政による地域ごとの都道府県民割を調べてみましょう。地域観光事業支援として、県民割やクーポンなどが活用できます。
例えば、東京都が実施している「もっとTokyo」では、以下の条件でかなりお得に旅行ができます。
(1)東京都民が都内(離島を含む)を旅行する商品(2022年7月31日までに完了する旅行商品)が対象。
(2)ワクチン接種歴(3回)の証明、またはPCR検査などの結果で陰性を確認できる方(予約時や出発時、宿泊先のチェックイン時に証明書などを提示)。
(3)宿泊を伴う旅行(一泊6000円以上)では1人当たり一泊5000円、日帰り旅行(3000円以上)では1人当たり1回2500円を助成。
利用回数に制限はないが、1回の旅行での宿泊上限は5泊。また、18歳未満の子どもがいる場合はさらに1000円を上乗せ。
(4)予約は取扱事業者(旅行会社、オンライン旅行会社、ホテル・旅館などの宿泊施設)へ直接申し込む。
なお、取扱事業者へあらかじめ配分された予算がなくなり次第、終了となることと、キャンセル料については助成を受けられない点に注意が必要です。
また、割引制度を利用して旅行は楽しみたいが、PCR検査などの費用を気にしている方も多いのではないでしょうか。
例えば東京都では、PCR検査や抗原検査を無料で行える医療機関や薬局などを、東京都福祉保健局のホームページ上で案内しています。
3回目のワクチン接種についても、同じく東京都福祉保健局のワクチン接種ポータルサイトで実施場所を確認できます。
まとめ
海外旅行でも国内旅行でも、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で、利用可能なサービスや特典、割引制度などをチェックし、少しでもお得に旅行ができるように事前に準備しておきましょう。
出典
もっとTokyo
東京都福祉保健局
東京都福祉保健局 PCR等検査無料化事業
東京都福祉保健局 東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部