更新日: 2022.07.05 暮らし

省エネハウス「ZEH(ゼッチ)」とは!? 所得控除が最大「178万円」お得になるって本当?

執筆者 : 八木友之

省エネハウス「ZEH(ゼッチ)」とは!? 所得控除が最大「178万円」お得になるって本当?
新たに家を建築する場合、どのような住宅を建築するのか選択肢が多くあります。
 
その選択肢によっては、建築時に補助を受けることができたり、減税を受けたりすることができます。ZEH(ゼッチ)もその1つで、一定条件を満たした場合、補助や減税を受けることができます。
 
本記事では、ZEHについて解説します。
 
八木友之

執筆者:八木友之()

宅地建物取引士、行政書士、不動産コンサルティングマスター

ZEHとは?

ZEH(ゼッチ)はnet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスとは、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」のことです。
 
つまり、生活で使用する電気などのエネルギーを、太陽光で発電したり断熱性能を上げ使用エネルギーを抑えたりすることで、消費するエネルギーを実質ゼロにする住宅のことです。
 

ZEHの補助制度

ZEHの補助制度の利用対象者は、次の通りです。

ZEHを新築する方

新築されたZEH住宅を購入する方

 
ZEHの補助制度の利用要件は、次の通りです。

・一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に登録されたZEHビルダーやプランナーが設計、建築、販売を行う住宅であること
・住宅は申請者が常に居住する専用住宅であること
・補助金交付決定日以降に本事業に着手すること
・各事業の要件を満たすものであること

ZEHの補助制度は4種類あり、それぞれの制度ごとに建築するZEHの条件が変わります。また、補助の金額も変わるため、どのZEH補助制度を利用するかは、ZEHビルダーやプランナーに確認する必要があります。
 

ZEHの減税制度

ZEHを新築もしくは新築されたZEHを住宅ローンで借り入れ購入した場合、一般住宅より住宅ローンの控除幅が大きくなります。

【新築一般住宅の場合】

・2022年、2023年入居の場合、最大控除額3000万円、控除率0.7%、控除期間13年、最大控除額273万円
・2024年、2025年入居の場合、最大控除額2000万円、控除率0.7%。控除期間10年、最大控除額140万円

【新築ZEHの場合】

・2022年、2023年入居の場合、最大控除額4500万円、控除率0.7%、控除期間13年、最大控除額409万円
・2024年、2025年入居の場合、最大控除額3500万円、控除率0.7%。控除期間13年、最大控除額318万円

このように新築一般住宅と新築ZEHとを比較しますと、所得税の最大控除額の差が178万円出ます。
 

まとめ

住宅を建築、購入する場合には、さまざまな税金や諸費用がかかります。そのため、建築金額と税金・諸経費を合計するとかなりの額になるため、補助や減税を活用していくことが大切です。また、高性能な住宅を建築する場合、補助や減税ができることがありますが、その分建築費が上がります。
 
建築費と税金・諸費用のバランスを考え、自身にとってより良い選択をしていくようにしましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~新しい省エネの家「ZEH」
一般社団法人 環境共創イニシアチブ 【環境省戸建ZEH】令和4年度 戸建住宅ZEH化等支援事業 ZEH支援事業 公募情報
 
執筆者:八木友之
宅地建物取引士、行政書士、不動産コンサルティングマスター

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