更新日: 2022.07.15 その他暮らし

「ぶっちゃけ ちょっと気になる」30代「サラリーマン 」のランチ事情

「ぶっちゃけ ちょっと気になる」30代「サラリーマン 」のランチ事情
お仕事をしている人にとってのランチとは、午後からの活動の源となるエネルギーをチャージしつつ、仕事の合間にほっと一息入れられるという大切な時間なのではないでしょうか。そんなランチタイムに、30代サラリーマンの方はどんなものを食べ、どれくらいの金額をかけているのでしょうか。
 
どんぶりチェーン店を運営する株式会社アントワークスが2022年5月に全国の30代サラリーマンを対象に実施したインターネト調査(サンプル数:1014人)の結果を基に、その実情や理想、求めているものなどについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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30代サラリーマンのランチの実情と理想


 
ここでは、30代サラリーマンのランチの実情と理想について解説します。
 

・ランチはどこで何を食べ、どれぐらいの金額を使っているのか

まず、どこでどのようなものを食べているのかといいますと、複数回答の中で42.6%が「持参した弁当」と答えています。それに続き、33.2%がコンビニ弁当やカップラーメンなど、28.7%の人がおにぎりやパン類、紙パックのジュースなど、21.3%の人が社員食堂、19.9%の人がラーメンや牛丼などのチェーン店となっています。
 
弁当やカップラーメン、おにぎりやパンなど、持参したり購入したりしたものでランチを食べている人が大半を占め、ラーメンや牛丼などのチェーン店が19.9%となりました。
 
また、1回当たりのランチに使う平均的な金額は、50.2%の人が「500円未満」と回答。以下、500円~1000円未満が46.0%、1000円以上が3.8%で、1000円未満が9割以上を占めました。
 

・ランチの実情と理想

そして、「実際のランチと、本当は食べたいランチの内容にギャップはありますか?」、という質問に対して、19.6%が「大きなギャップがある」、40.1%が「少しギャップがある」と答え、約6割が「ギャップあり」と答えていますので、本当に食べたいランチを食べられていない人の方が多くいるということになります。
 
さらに、「お財布事情に問題がなければ、軽めのランチではなくガッツリ食べたいと思いますか」という質問に対して、29.9%が「とてもそう思う」、40.9%が「ある程度そう思う」と答えました。約7割が「ガッツリ食べたい」願望を持っていることが分かりました。
 
これらの回答を踏まえますと、弁当を持参したり、コンビニなどで500円未満の金額でランチを済ませたりしているのは、お財布事情を考慮して、食べたいものや食べたい量を我慢している人が多いという実態が推測されます。
 

30代サラリーマンがランチに求める「3要素」


 
ランチに求めている要素上位3つを答えてもらいますと、トップは「お手ごろな値段」の80.9%、「おいしさ」が69.2%、「ボリューム(量、食べごたえ)」が62.3%、「食べる時間の短さ」が27.0%、「料理の食べやすさ」が21.1%となりました。
 
圧倒的に「安さ」を求めている人が多く、おいしさとボリュームが次いで求められています。そして、食べる時間の短さや、料理の食べやすさを求めている人は、食事時間を短くし、ランチタイム休憩を確保したり、仕事の時間に充てたいと考えているのではないでしょうか。
 

30代サラリーマンのランチの実情から見えてくるもの


 
調査結果から、当世30代サラリーマンのランチ事情は、実際に食べたいものや食べたい量を食べるより、弁当を持参したり、手軽に買えるもので済ませたりする人が多くなっています。

外食しなければ経済的にも節約ができ、時間的にも短時間で食事を終えることができますので、残りのランチタイムを有効に使うことができます。節約する理由はそれぞれあるでしょうが、生活のためや趣味のものに充てることなどが考えられます。
 
そして食事に充てる時間を短縮できれば、自分の時間として確保することができます。コロナ禍前までは、ランチにある程度の出費をしても、外食で同僚とのコミュニケーションを図る人が多い傾向でしたが、ニューノーマルがうたわれる時代になり、それぞれが個々の時間やお金の使いみちを優先するように変化してきたのではないでしょうか。
 

出典

株式会社アントワークス 「サラリーマンのお財布と外食事情」に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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