更新日: 2022.07.15 その他暮らし

コロナ禍のハネムーン事情。行きたかった海外旅行先1位の「ハワイ」への旅費っていくら?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

コロナ禍のハネムーン事情。行きたかった海外旅行先1位の「ハワイ」への旅費っていくら?
外務省は2022年5月、新型コロナウイルスなどによる感染症危険情報を見直しました。その結果、アメリカを含む36の国や地域の危険レベルが2から1へと引き下げられました。これを受け、ハネムーンの旅行先として海外を考えているカップルも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ハネムーンの旅行先として特に人気の高いハワイへの旅費はいくらくらいになるのかを調査しました。
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必ず必要な費用は3つ

ハワイへ旅行する際、必ずかかる費用は「飛行機代」、「ホテル代」、「ESTA(エスタ:電子渡航認証制度)申請書」の3種類です。飛行機代がいくらになるのかは、渡航時期や航空会社によって変わります。一般的には、オフシーズンで往復7万5000~9万円程度が相場といわれています。しかし、ハイシーズンであれば飛行機代が30万円以上になることもあるようです。
 
飛行機代には航空券の料金だけでなく、燃油サーチャージ代や米国入国税、空港使用料、航空保険特別料金なども含まれます。少しでも安く抑えたいという人は、燃油サーチャージ代が安い時期に航空券を購入するのも1つの方法です。
 
次に、日帰り旅行でない限りは現地でのホテル代が必要です。ホテル代がいくらになるのかも、どのホテルに宿泊するかで金額は異なります。高級ホテルであれば1泊7万円以上することもありますが、1泊1~2万円程度の格安ホテルもあります。注意するべきポイントは、多くの場合、ハワイのホテル代は1部屋の代金として表示されている、ということです。
 
さらに、ハワイへ渡航する際には「ESTA申請費」が必要になります。ESTAは短期のアメリカ渡航の際に必要な入国審査制度です。アメリカへの渡航を希望する人は事前にESTAによる申請を行わなければなりません。ESTAの審査に通過すると、ビザなしでアメリカに入国することができます。ESTAの「有効期限は2年間」です。
 
パスポートが有効期限内であれば、一度ESTAに申請しておくことで2年間は何度でも渡航できます。申請から認証の通知までは最大3日程度かかりますので、渡航の際は早めに申請しておきましょう。ESTA申請にかかる費用は21ドルです。
 

必須ではないものの準備しておいた方がよいもの

ハワイへ旅行する際、必要というわけではないものの、あった方が便利なものも用意しておくとよいでしょう。例えば、「海外でも使用できるWi-Fiルーター」があると、どこでも気軽にインターネット接続ができます。Wi-Fiルーターのレンタル料はレンタル会社やプラン内容によって異なりますが、1日で600円程度、5日間であれば4000円程度が相場です。
 
また、渡航先で何かのトラブルに巻き込まれないか心配だという人は「海外旅行保険」に加入しておくとよいでしょう。旅行中のけがや病気、盗難などを保証してくれます。保険料は会社や補償内容によって異なります。一般的には2000~3000円程度が相場です。
 
さらに、現地での食費や交通費、お土産代も必要となるでしょう。特にハワイの場合、レストランなどでの代金は日本よりも少し高めの料金設定になっていることが多いです。また、ハワイで外食した場合には「チップ」を支払わなければなりません。チップ代は全食事代の15~20%が一般的です。
 

ハワイへの旅費の相場は30万円前後

これらのことを踏まえた上で旅費を計算してみましょう。まず、飛行機代にオフシーズンで7万5000~9万円程度がかかります。さらに、それなりのホテルに4日間宿泊するのであれば、2人で10万~15万円程度はかかるでしょう。
 
それらに加え、ESTA申請費やWi-Fiルーターのレンタル料、海外旅行保険料などで1万円程度、食費や交通費、お土産代で5~6万円程度かかります。そうしますと、ハワイへの旅費は合計で20万~30万円程度になりますが、円安ドル高が進みますと、実際の予算はさらに膨らむ恐れがあります。
 

あらかじめ予算を決めておこう!

調べた結果、ハワイへの旅費はおよそ20万円~30万円になることが分かりました。とはいえ、渡航時期や航空会社、宿泊するホテルなどをしっかり吟味すれば、よりリーズナブルな金額に抑えることもできるでしょう。
 
しかし、だからといって安くすることばかりに気を取られていてはせっかくのハネムーンが味気なくなるかもしれません。そうならないためにも、あらかじめ予算を決めた上でプランを立てるようにしましょう。
 

出典

外務省 感染症危険情報の見直し
在日米国大使館と領事館 ESTA(エスタ)申請
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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