更新日: 2022.07.30 子育て

【国内留学】秋田県に「短期留学」は可能?内容や費用は?

【国内留学】秋田県に「短期留学」は可能?内容や費用は?
留学というと海外のイメージがありますが、なんと国内でも秋田県は積極的に短期留学を受け入れているのです。夏休みや冬休みの期間を利用して、都会では体験できない豊かな自然体験をしたり、全国トップレベルの学力を誇る秋田の「探究型授業」を体験したりすることができるのです。
 
リピーターが後を絶たない秋田の短期留学では、どんな学びがあるのでしょうか。その費用や内容を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

秋田の短期留学の内容や費用とは

秋田県では小中学校の夏休みが、首都圏よりも早く終了するため、その期間を活用して留学制度を用意しています。「短期チャレンジ留学(夏期)」や冬休みに行われる「短期チャレンジ留学(冬期)」のほかに、家族留学や滞在期間を自由に設定できる長期留学など、児童のニーズに合わせた内容のものがあります。
 
この留学制度は秋田県の自然や教育資産を体験してもらうため、2016年から始まりました。2020年から2022年は新型コロナウイルス感染症の影響で実施されていませんが、参加者の満足度がとても高くリピーターも多い人気のイベントとなっています。
 
気になる費用ですが、2019年8月23日から28日ににかほ市と小坂町で6日間開催された短期留学の参加費は1万5000円でした。参加費には宿泊費、食費、保険料が含まれており、現地までの交通費は実費負担となります。
 
短期留学では、秋田の探究型授業体験のほか、漁船乗船体験や野菜収穫作業、奥入瀬渓流散策など、秋田ならではの田舎暮らしが体験できるだけでなく、探究型授業を通して主体的に学べる環境が整っています。
 
また、長期留学においても、施設使用料700円(冬期は暖房費を含むため800円)、食事代1500円と1泊あたり2200円程度の負担になるよう設定されているので気軽に参加できるのも嬉しいですね。
 

秋田の短期留学の魅力とは

秋田の短期留学では、「探究型授業」を体験できることが大きな魅力です。秋田県は文部科学省が実施する「全国学力・学習状況調査」で全国トップレベルの成績を維持し続けています。
 
その成果に大きく貢献していると言われているのが、秋田県の小中学校で行われている探究型授業です。探究型授業は教えられて学ぶのではなく、子どもたちが自発的に課題や問題を見出し、グループで検討しながら自分たちの力で解決していくという授業方法です。この探究型授業が秋田の教育資産を生み出す源泉となっているのです。
 
また、探究型授業だけでなく、秋田の大自然に触れることや文化の中から得られる体験も大切にしています。自らが進んで学び、五感を全て使って体験する短期留学は子どもにとって忘れられない思い出となることでしょう。秋田県にとってもこの短期留学で秋田の魅力を知ってもらうことで、地方の活性化や秋田への移住・定住の足がかりになるというメリットもあるのです。
 

子どもの感性を引き出す秋田への短期留学

秋田への短期留学は秋田式探究型授業を経験できるチャンスです。ふだん生活するエリアを離れ、秋田の気候や自然、海や人々の暮らしに触れることは、子どもにとってもかけがえのない思い出になることでしょう。人は活きた経験の中からさまざまなことを吸収します。秋田への短期留学を通して子どもの感性を刺激し、多彩な価値観を持った子どもへと成長してほしいですね。
 

出典

美の国あきたネット 令和4年度「短期チャレンジ留学」のお知らせ
美の国あきたネット 令和4年度「長期留学(オーダーメイド型留学)」のお知らせ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集