更新日: 2022.08.10 その他暮らし

新型コロナ感染者が急増中だけど、今年の夏休みは帰省する?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

新型コロナ感染者が急増中だけど、今年の夏休みは帰省する?
株式会社JTBによると、今年の夏休みの国内旅行人数は7000万人で前年に対し175%と大幅増、国内旅行平均費用は3万6500円で前年比107.6%となっています(※1)。
 
また、1人当たりの旅行費用は「1万円~2万円未満」が20.6%で最も多く、次いで「2万円~3万円未満」が18.3%ですが、いずれも前年より減少しています。一方、3万円以上は前年より増加しており、予算アップした人が増えたことがうかがえます。
 
ただし、本調査は2022年6月22日~24日に実施したものなので、ここ最近の新型コロナウイルス感染者数の急増を鑑みると、旅行に行く人は減るかもしれません。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

3人に1人が帰省する予定。コロナを理由に帰省を見送る人は昨年より3割減

それでは、夏休みの旅行の定番である帰省は、どれくらいの人がするのでしょう。株式会社ぐるなびが2022年7月15日~19日に実施した「帰省についての調査」結果を見ていきましょう。
 
この夏、帰省の予定があるか、もしくは子どもや孫などが帰省してくる予定があるか聞いたところ、「自分自身が帰省する予定」が27.1%、「子どもや孫などが帰省してくる予定」が6.2%でした。田舎の親やおじいちゃん、おばあちゃんの3分の1は、この夏に子どもや孫に会えるようです。一方、39.6%が「どちらの予定もない、未定」と回答しました。調査日程を見ると、7月15日は感染者数が全国で10万人を超えたという報道があり、帰省するのを取りやめた人もいるのではないでしょうか。
 
新型コロナウイルスの影響で夏の帰省を見送った年はあるか聞いたところ、2020年では46.1%、2021年は42.0%が見送ったと回答していますが、今年2022年は11.1%と、帰省を見送った人は昨年より3割ほど減少しています。
 

帰省の理由は「親に会いたいから」

帰省をしようと思った理由を聞いたところ、「親が待っているから」が34.7%、「親に会いたいから」が29.5%、「毎年帰省しているから」が29.2%、「孫の顔を見せてあげたいから」が18.8%と、親に会いたい、孫に会わせたいという人が多いことがわかりました。
 
この夏の帰省期間中の予定を聞くと、「のんびりする」が57.1%で最も多い結果に。やはり帰省をしたら、実家でゆっくりしたいですよね。他には「お墓参り」(32.7%)、「親戚縁者に会う」(27.0%)の他、「外食」(23.7%)という人もいました。たまの帰省で、その土地の名物を食べようと思っているのでしょう。
 

帰省の楽しみは地元の美味しいものを食べること、そして親に会うこと

そこで、帰省したらどのような食事をしたい、あるいは食べさせてあげたいか聞いたところ、「手作りの料理」が58.0%でトップに。次いで「外食」(52.9%)が続きました。
 
帰省したら(帰省で迎えたら)何を楽しみにしているかという質問には、「地元の食材を食べること」というように、美味しいものを食べたいという人や、「しっかりと親孝行したい」「孫や娘に会えるだけで楽しみ」というように、家族に会えることを楽しみにしているという声も多く寄せられました。
 
新型コロナウイルスの感染拡大で、帰省をどうしようか迷っている人もいるでしょう。しかし、コロナ禍はいつ終息するかわかりません。状況も見ながら感染対策を十分にとって帰省しましょう。
 

出典

※1:株式会社JTB 2022年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向
※2:株式会社ぐるなび 【ぐるなびリサーチ部】帰省に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集