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更新日: 2022.09.02 その他暮らし

お墓参りや仏壇のお花はどこで買うのが安い? 花の種類と長持ちさせる方法は?

お墓参りや仏壇のお花はどこで買うのが安い? 花の種類と長持ちさせる方法は?
お墓参りや仏壇に供える花を選ぶときに、「できるだけ安く買いたい」「適した花の種類が分からなくて迷う」という人も多いでしょう。
 
そこで本記事では、お墓や仏壇に供える花をどこで買えば安いのか、購入先ごとの特徴、お供えに適した花の種類などについてまとめました。また、お供えの切り花を長持ちさせるポイントも紹介します。お墓や仏壇に供える花の購入やお手入れの参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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お墓・仏壇に供える花を安く買える場所

 
お墓や仏壇に供える花(お供え花・仏花)は生花店で買えるほか、スーパーやホームセンターに販売コーナーが設けられているのもよく見かけます。また、ネットショップや霊園などに併設した売店でも購入できます。
 
価格は1束800~1000円程度を目安にするとよいでしょう。お店にもよりますが、スーパーやホームセンターなどで取り扱いのある、すでに花を組み合わせて束で売られているものは、比較的値段が安い傾向にあるようです。しかし、お墓に供える場合は対にして飾るので、2束必要となります。
 
生花店では花の種類や用途、予算を伝えると、花束を作ってもらえます。予算内でできるだけ希望に沿う花束が欲しい場合は、生花店の利用がおすすめです。
 
ネットショップは事前に手配しておけばお店まで買いに行く手間がなく、価格が抑えられたものを探すことも可能です。ただし送料がかかる場合が多く、トータルでは割高になる可能性があります。
 
生花にこだわらない場合は、お供え用に仕立てられた造花やプリザーブドフラワーを利用するのも、ひとつの方法です。価格は花束より高価な場合が多いですが、枯れることがないため、長期的にみると生花よりも費用を抑えられるでしょう。
 
ただし、仏教では、故人や仏様はお食事の代わりに花や線香、お茶などの香りを食するといわれており、お墓に供えるには生花がよいといわれることもあります。その一方で墓地によっては、虫や野生動物が来ないという理由で推奨しているところもありますので、故人や地域、宗教のことを考えてお供えしましょう。
 

お墓・仏壇に供える花の種類に決まりはある?

 
お墓や仏壇に供える花の種類には、厳密な決まりはありません。季節の花や故人の好み、インテリアなどに合わせて選んでも問題はないのです。
 
ただし、次のような花はお供えにはあまり適さないといわれています。
 
絶対にいけないというわけではありませんが、花の種類にこだわりがない場合は避けたほうが無難でしょう。
 

●香りが強い花(カサブランカなど)
●トゲがある花(ボケ、バラなど)
●食用とされる植物(オクラ、アワ、キビなど)
●ムクゲの花(1日で枯れる=無常を連想させるため)

 
お墓や仏壇に供える花として定番なのは、次のような種類です。
 

●キク(花もちがよく周りに散りにくい)
●スターチス(色が豊富で非常に花もちがよい)
●トルコキキョウ(花もちがよく暑さに強い)
●コチョウラン(花もちがよく華やか)
●カーネーション(花もちがよい)
●リンドウ(暑さに強い、花言葉:あなたの悲しみに寄り添う)
●ケイトウ(花もちがよく色鮮やか)

 
また、地域ごとに独特のマナーや風習がある場合もあるため、お供え用の花を贈る場合には、地域のことをよく知る人に確認しておくと安心です。
 

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お墓・仏壇に供える花を長持ちさせるポイント

 
お墓や仏壇に供える花を長持ちさせる大きなポイントは、次の3点です。
 

●花もちのよい種類の花を選ぶ
●毎日水替えをする
●水切りをする

 
キクやスターチス、カーネーションなどの花もちのよい種類を選ぶのが、花を長持ちさせるコツです。そのうえで、水替えはできるだけ毎日行いましょう。水替えの際には、茎のぬめり(バクテリア)を洗い流すと水をよく吸うようになり、切り花のもちが長くなります。
 
また、水替えの際には水切りを行うと花もちがぐんと長くなります。
 
水切りの手順は以下のとおりです。

1.茎の変色している部分を切り落とす
2.バケツなどで、花や葉が水につからないよう茎の根元を水につける
3.水中で、茎の根元1~2cmくらいを斜めに切り落とす

 

お墓参りや仏壇の花は心を込めて供えるのが大切

 
お墓や仏壇に供える花は、スーパーやホームセンターで生花店より比較的安く買える可能性があります。予算や花の種類、雰囲気などを伝えて購入したい場合は生花店、自宅で受け取りたい場合はネットショップなど、希望に合わせて購入先を使い分けるのがおすすめです。
 
花の種類には厳密な決まりはありません。お供えする相手の好みや季節感などを考えて、心を込めて選びましょう。また、長持ちさせるためには、毎日の水替えなどメンテナンスを欠かさないことが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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