更新日: 2022.09.14 その他暮らし
1日の電気やガスの使用量を知ることができる。大手各社の確認用サービスを紹介
サービスを利用すれば、毎月の請求書を待たなくても、自宅の電気とガスの使用量を手軽に確認できます。物価高や原料高で家計負担が増えている昨今、効率的な節約を図るのに重要なサービスです。
本記事では、電気やガスの使用量を確認できる主なサービスや利用するメリットについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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電気やガスの使用量を確認できるサービス
東京ガスや大阪ガス、中部電力、九州電力、東北電力など、多くのガス会社や電力会社が、使用量や料金を確認できるサービスを提供しています。ほとんどのサービスが無料で利用でき、パソコンやスマートフォンから使用量などの情報を確認できます。
ここでは、主なガス会社や電力会社が提供している、使用量確認のサービスについて見ていきましょう。
東京ガス
東京ガスでは、「myTOKYOGAS」を利用すると、電気の日別・時間帯別使用量を確認できます。
1日ごとや1時間ごとの使用量が分かるため「昨日は電気を使いすぎた。今日は節約しよう」「昼間の電気使用量が多いので夜は意識的に使用量を抑えよう」などと、節約を図ることが可能です。
myTOKYOGASでは、次の方法で使用量を確認できます。
1.myTOKYOGASにログイン
2.「料金・使用量」ページの「電気」ページにアクセス
3.電気使用量グラフの「日」や「時間」選択
大阪ガス
大阪ガスでは、会員専用サイト「マイ大阪ガス」を利用すると、電気やガスの料金、使用量などを確認できます。
過去2年間の各月の料金や使用量をグラフで見られるため「昨年8月と今年8月を比べると今年は使用量が増えている」「ここ半年間の電気やガスの使用量が増えているのでこれから節約しよう」など、過去の使用量から節約への意識を高められます。
メールやLINE、アプリなどで、料金や使用量の更新通知を受け取れるため、最新の情報が得られます。
マイ大阪ガスでは、次の方法で使用量を確認できます。
1.会員専用サイトにログイン
2.「請求詳細」「詳細」、「月々のガス・電気料金グラフ(過去2年間)」「でんきデイリーレポート 日毎・時間毎」で知りたい項目を押す
中部電力
中部電力では「カテエネ」を利用すると、電気とガスの使用量や料金を昨年との比較や、平均値を把握することができます。
「今年は昨年よりが使用量は多いから、家族と情報共有をして節約を図ろう」など、省エネ意識を高められます。似たような家族の平均値と比べて「100世帯中●位」など順位が表示されるため、自分が省エネできているかが確認できます。また、時間別や曜日別の使用量も分かり、設定した目標使用量を超えた場合はメールで通知があります。
カテエネは、サイトにログインをすると、すぐに電気やガスの使用量を数値やグラフで確認できます。
九州電力
九州電力では「キレイライフプラス」で、毎月の電気料金や使用量、太陽光等の販売実績などを確認できます。また、設定使用料を超えるとメールでお知らせしてくれ、使用形態が似ているほかの家族と使用量を比較しランキングで見ることができます。なお、パソコンやスマートフォンがない方などは、書面や電話で使用量を確認することも可能です。
過去の電気使用量やほかの家庭との比較ができるため、「最近の使用量が増えているので省エネ意識を家族で共有しよう」など、節約の意識を高められます。
キレイライフプラスはアプリをダウンロードすると、いつでもスマートフォンで使用量や料金実績、グラフを確認でき、料金プランのシミュレーションもできます。
東北電力
東北電力の「よりそうeねっと」を利用すると、毎月の電気料金や使用量を簡単に確認できます。過去2年分の実績を把握できるため、1年前や2年前と現在の使用量を比較できます。
ライフスタイルに合った最適な料金プランを提案してもらうことも可能です。よりそうeねっとにログインをして「ご使用量のお知らせ」を選択すると、使用量や料金がひと目で分かります。
電気やガスの使用量を確認できるメリット
電気やガスの使用量を見える化できると「今月、いつもより使いすぎている。このままでは光熱費が家計を圧迫する」など、現状の把握や今後の使用量の予測がしやすくなります。家族全員で状況を確認でき、一致団結して省エネを図ることが可能です。
ここでは、電気やガスの使用量を確認できるメリットについて見ていきましょう。
昨年の使用量や平均値と比較できる
電気やガスの使用量を確認できるメリットは、「昨年の使用量と比べて今年は多い」「平均値と比べてわが家の電気・ガスの使用量が多い」など、昨年の使用量や平均値と比較できることです。
昨年の使用量や平均値などの基準があることで、現在の電気・ガスの使用量に節約の余地があるのかを判断しやすくなります。
「見える化」で家族の省エネ意識を高められる
電気やガスの使用量を見える化することで「現在の電気使用量が多い」など、家族間で情報共有がしやすくなり、省エネ意識を高められます。
家族全員で同じ問題意識を持つことで、協力し合いながら、節約を図ることが可能です。
電気やガスの使用量を確認できると省エネ意識が高まる
光熱費の節約を行い、家計負担を軽減するには、電気やガスの使用量を随時確認できる状態にすることが大切です。ほとんどの使用量確認サービスは無料で、パソコンやスマートフォンから手軽に利用できます。実際の数値を確認できるため、節約の効果を実感しやすくなるでしょう。
早速、利用している電力会社やガス会社のサービスを利用して、ご自宅の使用量を確認してみてはいかがでしょうか。
出典
東京ガス myTOKYOGAS
大阪ガス株式会社 マイ大阪ガス
中部電力株式会社 カテエネでできること
九州電力株式会社 キレイライフプラス
東北電力株式会社 よりそうeねっと
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部