更新日: 2022.10.31 その他暮らし

新規のマイナンバーカードの申込期限が12月末に延長。すでにマイナポイントを獲得した人はどんなサービスにポイント付与してもらったの?

新規のマイナンバーカードの申込期限が12月末に延長。すでにマイナポイントを獲得した人はどんなサービスにポイント付与してもらったの?
みなさんはマイナンバーカードを持っていますか? 6月30日にスタートした「マイナンバーカードでマイナポイント第2弾」では、マイナンバーカードを新たに取得し、マイナポイントを申し込んだ後、2万円までのチャージまたはお買い物をすると、利用金額の25%、最大5000円分のマイナポイントを受け取ることができます。
 
また、健康保険証としての利用申し込みで7500円分、さらに公金受取口座を登録すると7500円分で、合計すると最大2万円分のマイナポイントを受け取ることができます。
 
今回、新規のマイナンバーカードの申込期限が2022年9月末までであったのが、2022年12月末まで延長されました。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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マイナンバーカード取得のきっかけはマイナポイントがもらえるからという人が圧倒的に多い

株式会社ヒューネルによる「マイナンバーカードについてのアンケート調査」の結果では、マイナンバーカードを持っている人は67%でした。総務省が公表している2022年9月時点のマイナンバーカードの交付枚数率は49.0%でしたので、本調査の方が保有率が高くなっています。
 
マイナンバーカードを取得したきっかけは、「マイナポイントがもらえるから」が244人で圧倒的に多く、次いで「顔写真付身分証明書、本人確認書類になるから」が142人、「住民票や印鑑証明書をコンビニで取得できるから」が88人という理由となりました。ポイントがもらえることはマイナンバーカードをつくる大きなモチベーションになっているようです。また、顔写真付身分証明書を持っていない人や学生なども身分証明書として取得していると思われます。
 
マイナンバーカードを発行した時期を聞いたところ「2021年1~6月」が最も多く、2020年9月~2021年12月に実施した「マイナポイントキャンペーン第1弾」をきっかけにマイナンバーカードを発行した人が多いことがうかがえます。「マイナポイントキャンペーン第2弾」が始まった2022年1月からも徐々に増えており、キャンペーンがマイナンバーカード取得のきっかけになっていると思われます。
 

マイナポイントはPayPayでもらった人が多い。日常生活で利用

マイナポイント付与に設定したサービスを聞いたところ、「PayPay」が100人で最も多く、次いで「楽天カード」(64人)、「WAON」(40人)となっています。
 
マイナポイントをもらった人に、実際に使ったかどうかを聞いてみたところ、「すべて使った」が46%、「一部使った」が19%で、6割以上の人はすでに使っているようです。一方、「まだ使っていない」が33%でした。
 
使い道を聞いたところ、最も多かったのは日常の買い物で、スーパーやコンビニで食料品を買う、ネット通販で日用品を買うなど、普段の買い物に使っていることがわかりました。なかには、投資信託の購入を行ったという人もいるようです。
 

マイナンバーカードを持ちたくない人も

現在マイナンバーカードを持っていない人に、今後マイナンバーカードを発行したいか聞いたところ、64%が「発行したくない」と回答しました。
 
その理由については、「個人情報が漏洩(ろうえい)しそうだから」が多い結果に。他には「番号をつけられたくない」と、管理されたくないという意見や、「日常生活するのに不必要なため」「持っているメリットを感じないから」といった点が挙げられました。
 
2022年10月からマイナンバーカードを保険証で使用する際に加算される金額が改定され、マイナ保険証なら初診時に9円、従来の保険証なら12円となります。マイナ保険証を使った方が、負担が軽くなることになります。さらに、2023年4月からは医療機関や調剤薬局に対して、原則としてマイナ保険証への対応を義務付ける方針も決定されています。
 
今後、さらなるマイナンバーカードの利用範囲が増えることも考えられます。もし、マイナンバーカードを持つことを考えているならば、マイナポイントがもらえる12月末までに申し込みましょう。
 

出典

総務省 マイナンバーカードでマイナポイント第2弾
株式会社ヒューネル マイナンバーカードについてのアンケート調査(PR TIMES)
総務省 マイナンバーカード交付状況について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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