更新日: 2022.12.11 その他暮らし
おせち料理を買う人はどのくらい?費用の平均は?
この記事では、おせち料理を買う人の割合、費用の平均、選び方のポイントについて解説します。おせち料理を手作りするか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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おせち料理を買う人の割合は?
株式会社ハースト婦人画報社の「婦人画報のお取り寄せ」が行った2020年のおせちに関するトレンド調査では、65.2%が「来年はおせちを購入する」と回答しています。おせちを購入する人の割合は年々増えており、すべて手作りする人は20%程度に減少しているという調査結果もあります。
おせち料理を買う場所としては、「オンラインショップ」「百貨店」「料亭・レストラン」が上位を占めています。特に、店舗に足を運ぶ必要のないオンラインショップが人気です。
おせちの通販市場は拡大を続けていて、お取り寄せのラインアップも充実しています。手作りと購入を組み合わせる場合は、スーパーでお総菜を買う方法もあります。少しでも費用を抑えたいのであれば、黒豆、かまぼこ、こんぶ煮など、お重に詰めるだけの食材は、スーパーで購入するのがおすすめです。
費用はどれくらい?
「婦人画報のお取り寄せ」が行った、おせちに関するトレンド調査によると、おせちにかける費用は1万~2万円が40.5%、2万~3万円が32.5%です。1万~3万円の合計は73%で、ボリュームゾーンとなっています。おせちを食べる人数が4人前後の場合は、1万~3万円が相場といえるでしょう。
一人分のコンパクトなタイプ、具材を購入して自分で詰めるタイプであれば、1万円以下で買えるものもあります。また、約18%の人は、3万~10万円のおせちを購入しています。高級なおせちを買っている場合もありますが、家族や親戚が多く集まる場合は、費用が高くなる傾向です。一人あたり5000円程度の予算を確保しておくと安心です。
選ぶときのポイントは?
おせちには、「和風おせち」以外にも、「和洋折衷」「中華おせち」「洋風おせち」などがあり、それぞれで価格相場が異なります。定番の和風おせちは食材の数も多く、調理に手間がかかるため、費用が高くなりがちです。和洋折衷、中華おせち、洋風おせちは、大人から子どもまで楽しめるものが多く、バリエーションも豊富です。
有名シェフや人気レストランのおせちは予約がすぐに埋まってしまうため、できるだけ早めに予約しておくことが大切です。おおよそ半数の人が11月上旬までにおせちの検討を開始しています。オンラインショップ、百貨店、スーパーといった選択肢のなかから、どこで購入すべきか考えて、計画的に準備していきましょう。
おせち料理を買う人は年々増加傾向に
おせちの通販市場の拡大を背景に、おせち料理を購入・お取り寄せする人の数は年々増加傾向にあります。年末の忙しい時期に、おせち料理をすべて手作りするのは大変です。お正月というお祝いの席だからこそ、気になっていた有名シェフがプロデュースしたおせち、気になっていた人気レストランのお取り寄せなどを活用するのもおすすめです。
出典
株式会社ハースト婦人画報社 婦人画報のお取り寄せ調べ
株式会社主婦の友社 今どき主婦のお正月事情
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部