更新日: 2022.12.22 その他暮らし

「宝くじ」に当たったら何に使う?「10万円から10億円」まで使いみちを聞いてみた!

「宝くじ」に当たったら何に使う?「10万円から10億円」まで使いみちを聞いてみた!
12月といえば、年末ジャンボ宝くじが発売されていますね。当たる可能性は非常に低いですが、1等・前後賞合わせて10億円です。毎年購入しているという人も多いのではないでしょうか。
 
普通の宝くじは、1枚の価格が100円、200円、300円、500円、スクラッチなどは1枚の価格が100円、200円、300円、「ナンバーズ」や「ロト」などの宝くじは、1口200円、300円となっています。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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宝くじを買うのは1年に1~2回から数年に1回。10枚まとめて買う人が多い


 
宝くじは発売元によって「全国自治宝くじ(ジャンボ宝くじ・通常宝くじ・数字選択式宝くじ)」「東京都宝くじ」「関東・中部・東北自治宝くじ」「近畿宝くじ」「西日本宝くじ」「地域医療等振興自治宝くじ」の6種類に分かれ、収益金は発売元の都道府県・20指定都市に納められ公共事業等に充てられます。
 
では、もし宝くじが当たったら、みんなはどう使うのでしょう。保険マンモス株式会社は2022年9月、男女500人に対しインターネットで「宝くじについてのアンケート調査」を実施しました。その結果を参考にしてみましょう。
 
同調査で宝くじを買うことはあるか聞いたところ、「ほとんど買わない(数年に1回程度)」が199人で最も多く、次いで「たまに買う(半年~1年に1回程度)」(148人)、「買ったことがない」(87人)、「よく買う(1ヶ月~数ヶ月に1回程度)」(66人)となりました。数年に1回や年に1~2回買う人が約7割を占めています。
 
1回の購入金額は、「1000円~5000円」が54%と半数を超えています。宝くじは1枚100円~500円で、1枚買うというよりまとめて買う人が多いようです。以下は1枚~数枚買う「100円~1000円」(26%)、20~30枚買う「5000円~1万円」(15%)が多いことがわかりました。

宝くじにもし当たったら何に使う?10万円から10億円まで聞いてみた

同調査では当選金額ごとの使いみちについて尋ねています。「10万円」では、「貯蓄」が122人で最も多く、「旅行」(90人)、「生活費」(65人)、「買い物(100万円以下)」(60人)、「食事」(44人)、「投資」(39人)が続きました。貯蓄や投資というように資産づくりや生活費に回すほか、旅行や買い物等の楽しみに使うと答えた人が多いようです。
 
「100万円」では、「貯蓄」が154人とダントツで多く、「旅行」(64人)、「投資」(62人)、「車の購入」(39人)、「借金・ローンなどの返済」(37人)となりました。トップは貯蓄、旅行ですが、「投資」「車の購入」「借金・ローンなどの返済」が、10万円が当選した場合より増えました。ある程度まとまったお金や、やや高額な資金が必要となる使い道が浮上しています。
 
「1000万円」でも「貯蓄」が139人でダントツですが、2位は旅行でなく、「土地・住宅購入や改装」(80人)がランクインしました。1000万円あれば頭金にできますし、郊外なら土地も買えますね。次いで「借金・ローンなどの返済」「投資」「車の購入」が続きました。
 
さらに、「1億円」が当たった場合は、「土地・住宅購入や改装」と回答した人が最も多い結果となりました。1億円あればキャッシュで家が買えますね。
 
2位から4位は「貯蓄」「投資」「借金・ローンの返済」でしたが、5位に「転職・退職する」がランクインしました。1億円あれば、好きな仕事に転職したり、ある程度貯蓄があるならば退職したりするのもありでしょう。うまく資産運用ができれば働かなくてもいいかもしれません。
 
最後に「10億円」の場合も1位は「土地・住宅購入や改装」となりました。以下は「貯蓄」「投資」「転職・退職する」が続きましたが、5位に「寄付・社会貢献」が来ました。10億円あれば家を買っても余りあるので、使いきれないお金は寄付に使おうという余裕も出てくるようです。

宝くじで現実的な金額は5000万円~1億円。あまりたくさんもらっても困る?

それでは、現実的に考えて、最も使い道に困らない当選金額はいくらくらいなのでしょうか。1位は「~5000万円」(139人)となりました。多くの人には住宅ローンを返済できそうな金額ですし、子どもの教育資金を支払えるくらいの金額でしょう。次いで「~1億円」(104人)が続きました。
 
しかし東京都内の住宅では5000万円を超える場合も多いので、いざというときの費用も含めると1億円くらいあれば助かりますね。3位は「~1000万円」、4位は「~100万円」となり、何十億円ももらうより、必要なお金さえあればよいという人が多いことがわかりました。
 
年末ジャンボ宝くじは12月23日まで販売しています。まずは1枚だけでも買って、当たったらどうしようか考えるだけでも楽しいですよね。
 

出典

宝くじ公式サイト
保険マンモス株式会社 「宝くじについてのアンケート調査(2022年9月)」(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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