更新日: 2022.12.25 家具・片付け

電力消費が多い家電はエアコンと冷蔵庫! 省エネ性能が高い製品の見極め方と買い替え方

電力消費が多い家電はエアコンと冷蔵庫! 省エネ性能が高い製品の見極め方と買い替え方
物価上昇が続く中、家計の見直しや節約を考えている人も多いのではないでしょうか?
 
本記事では、省エネ性能が高い製品の見極め方と買い替え方について解説します。省エネ製品を使うことで電気料金を抑えることも可能です。ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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家電製品別!電力消費割合

経済産業省の調査によると、家電製品別の電力消費量は、エアコン、冷蔵庫、照明で5割以上を占めています。
 

【家電製品別電力消費割合】

エアコン
・夏季34.2%
・冬季32.7%
 
冷蔵庫
・夏季17.8%
・冬季14.9%
 
照明
・夏季9.6%
・冬季9.3%
 
給湯
・夏季6.1%
・冬季12.5%
 
炊事
・夏季6.5%
・冬季7.9%
 
テレビ・DVD
・夏季4.6%
・冬季4.2%

 
全体を通してみると、エアコンと冷蔵庫の電力消費割合が特に多いことが分かるでしょう。
 
つまり、エアコンと冷蔵庫を省エネ性能の高い製品に変えれば、家庭の電気代を大幅に抑えられる可能性が高くなるということです。
 

【エアコン・冷蔵庫】省エネ性能が高い製品の見極め方

ここでは、電力消費が多いエアコンと冷蔵庫について、省エネ性能が高い製品の見極め方をご紹介します。
 

省エネ性能が高いエアコンの見極め方

エアコンを選ぶ際は、使う部屋の広さや建物の構造、気候条件などから、条件に合う製品を選ぶことが重要です。まずは部屋の大きさについて、「〇畳~〇畳」という表記の意味を覚えておきましょう。
 
例えば、6畳~9畳用と表記されているエアコンの場合は、6畳は木造和室南向きを、9畳は鉄筋マンション南向きを表しています。単純に6畳~9畳の部屋に対応しているわけではないので注意してください。
 
また、使用する部屋にキッチンがある場合は、夏は涼しくなりにくいので、2畳~4畳ほど大きめを選ぶといいでしょう。
 
さらに、APF(通年エネルギー消費効率)というエネルギー性能の確認も大切です。
 
APFは元のエネルギーを1とした場合、そのエネルギーを何倍にできるかを表しています。「1年間に必要な冷暖房能力÷1年間でエアコンが使用する電力量」で求められ、数字が大きいほど省エネです。
 

省エネ性能が高い冷蔵庫の見極め方

冷蔵庫を選ぶ際は、家族の人数や生活スタイルに合わせて、大きさや機能を選んでください。
 
冷蔵庫は、容量の大きさに比例して消費電力量も必ず大きくなるというわけではありません。300リットル前後の小さな冷蔵庫よりも、500リットル以上の冷蔵庫の方が、消費電力は小さくなる傾向があります。家族の人数や、買い物頻度によって適切な容量のものを選びましょう。
 
また、冷凍庫の大きさも消費電力への影響が大きくなります。作り置きをたくさんする人やまとめ買いをする人は大きめなものを選ぶとよいですが、そうでない人は生活スタイルと照らし合わせて、適切な大きさを選びましょう。
 

買換ナビゲーション「しんきゅうさん」

しんきゅうさんは、環境省が提供する買換ナビゲーションサイトです。古い家電を新しい省エネ製品へ買い換えることによって、どれくらい電気代削減の効果を得られるのか、簡単に比較できるサイトとなっています。
 
比較できる家電製品は、冷蔵庫、エアコン、テレビ、温水洗浄便座、LED照明の5つです。現在使っている製品から新しく買い換えることによって、年間いくら電気料金を節約できるか、消費電力やCO2の削減がどれくらいできるかがすぐに分かります。
 

まとめ

今回は、省エネ性能が高い製品の見極め方と買い替え方について解説しました。
 
特に消費電力の高いエアコンと冷蔵庫を中心に、電気代削減効果の度合いも確認しながら、買い替えを検討してみてください。
 

出典

資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家電製品別の電力消費割合を知ろう!

資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 主な機器の選び方

環境省 しんきゅうさんの省エネ製品の選び方講座

環境省 省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」の使い方

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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