更新日: 2023.01.19 その他暮らし
車のバッテリー交換が「1万6000円」お得に!? JAFに頼めば「交換料0円」のお得な裏技を紹介
消耗品といえども本体と交換料(工賃)で数万円かかってしまうバッテリーですが、なんとJAFなら交換料が0円なのをご存じですか?
本記事では、JAFでお得にバッテリー交換を済ませる方法について解説します。
執筆者:佐々木咲(ささき さき)
2級FP技能士
車のバッテリー交換にかかる費用の相場
車のバッテリー交換は、主に以下の3つの費用がかかります。それぞれの相場を詳しく見ていきましょう。
バッテリー本体の価格相場
バッテリー本体の価格相場は、5000円から4万円程です。バッテリーは車の大きさや排気量などによってさまざまな種類が設けられているので、自身の車に合ったものを選択しましょう。また、価格帯にも幅があり、純正品や有名メーカーのものは高くなる傾向にあります。
バッテリーの交換料
バッテリー交換にかかる手数料は1000円から3500円程度となっており、ガソリン車よりもハイブリッド車や電気自動車の方が高めな値段設定になっている場合が多いです。
バッテリー交換は資格がなければできないという作業ではないため、ある程度の知識と必要な工具があれば自身で行うことも可能です。後述しますが、JAFならこのバッテリーの交換料が無料になります。
バッテリーの廃棄料
バッテリーを捨てるためにかかる費用は数百円から1000円程度となっていますが、無償で引き取ってもらえる場合も多いです。
車のバッテリーの中に入っている電解液は、希硫酸といって触るとやけどなどのリスクがある危険物です。よって、市区町村の燃えないゴミなどで回収してもらうことはできませんので注意しましょう。
バッテリー本体を持ち込むと交換料が高い
店舗で買うよりも、ネットショップで購入した方が安いものが増えている現代において、バッテリー本体も例外ではありません。そこで考えられるのが、ネットショップで安価に購入したバッテリー本体をディーラーやカー用品店に持ち込んで交換料だけ支払う方法です。
しかし、バッテリー本体の持ち込みは受け付けていない、または、交換料が割高になるケースが多いため得策ではありません。
JAFなら出張・交換料がタダ!
JAF(日本自動車連盟)は、言わずと知れた会員数2000万⼈以上、継続率90%以上を誇るロードサービスを提供している団体です。年会費4000円を支払うことで、一定範囲のロードサービスを無料で利用できることから、万が一に備えて車を所有している人の多くが加入しているのではないでしょうか。
なんと、この無料サービスの範囲内でJAFにバッテリー交換してもらうことができるのです。
大々的に宣伝されてはいないようですが、筆者は先日この方法でバッテリー交換を行いました。ディーラーで3万円と言われたバッテリー交換が、JAFならバッテリー本体代のみの1万4000円程で完了することができたのです。
JAFでのバッテリー交換方法
JAFでバッテリー交換する流れは以下のとおりです。
1.事前にネットショップなどでバッテリー本体を購入
2.JAFにバッテリー交換して欲しい旨を連絡
3.こちらが指定した場所にJAFが駆けつけてくれて交換作業開始
4.作業完了のサインと廃バッテリーの受け取り
作業完了の後に家族会員への加入などの営業を受けましたが、至れり尽くせりしてもらったあとですから快く聞けました。
廃バッテリーは無料で引き取りしてくれる先を探す
JAFでの交換の場合、廃バッテリーは引き取ってもらえない点に注意しましょう。ただ、廃バッテリーには資源価値があることから、カー用品店やガソリンスタンドなどでは無料で引き取ってもらえる場合が多いです。思い当たる先々に、事前に電話確認をしてみるとよいでしょう。
少しでも安くバッテリー交換を済ませたい人はJAFへ
JAF会員であれば、自身で用意したバッテリーを無料で交換してもらえます。年会費4000円払ってJAFに加入していても、年間で1度も利用しない人も少なくありません。それならば、数年周期で訪れるバッテリー交換に利用してみるのも良いかもしれません。
ただし、JAFロードサービスで行う30分以内の応急作業で可能と判断した場合であるなどの条件があるため、事前にしっかりと確認を行い、適切な利用を心がけましょう。
※ 2023/1/19 記事を一部、修正いたしました。
出典
JAF 個人の方
JAF よくあるご質問 自分で用意したバッテリーを交換してもらうことはできますか?
執筆者:佐々木咲
2級FP技能士