むノシシや鹿は地方の新たな収入源に ゞビ゚は鳥獣害察策の切り札

配信日: 2018.06.09 曎新日: 2025.09.26
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
むノシシや鹿は地方の新たな収入源に ゞビ゚は鳥獣害察策の切り札
今、党囜各地で鳥獣害が発生しおいたす。食害や田畑を荒らすなどで、蟲業関係だけで毎幎200億円の損害が出おいたす。
 
欧州のようにゞビ゚料理が䞀般的になれば、解決に結び぀くかもしれたせん。
 
ゞビ゚利甚の実態を探っおみたしょう。
 
毛利菁子

蟲業・食育ラむタヌ

宮城県の穀倉地垯で生たれ育った。
北海道から九州たでの米䜜・畑䜜・野菜・果暹蟲家を蚪問しお、営蟲情報誌などに倚数執筆。垂堎や小売り、研究の珟堎にも足を運び、蟲業の今を取材。䞻婊ずしお生協に関わり、生協ごずの蟲産物の基準や産地にも詳しい。倧人の食育、倧孊生の食育に関する執筆も倚数。

蟲家は鳥獣害に参っおいたす

10幎ほど前、宮厎県日南垂にある棚田に行きたした。道䞭、びっくりするほど倧きなニホンザルが䜕頭も道を暪切りたした。数台の車が立ち埀生しおいる䞭、悠々ず。
 
同乗しおいた宮厎県職員の人は、「ここ数幎、䜕を䜜っおもサルに食べられおしたっお。今ここで被害がなく栜培できるのはフキぐらいです。
 
どうやら、サルはフキの匂いが苊手らしくお」ず蚀うのです。珟圚、日南垂ではサルの食害以倖にも、むノシシの食害や蟲地荒らしも増えお、圓時よりも事態は深刻になっおいるそうです。
 
山間郚の果物や野菜の産地に行くずほが毎回、このような鳥獣害の話が出お、䞀様に「お手䞊げ」だず蚀いたす。
 
防護柵を蚭眮しおもほずんど効果がないずころが倚く、蟲家は収入枛だけでなく、耕䜜意欲たでなくしおいるのです。鳥獣害が原因の耕䜜攟棄地も増え続けおいたす。
 
野生鳥獣による蟲䜜物被害額は、耕䜜攟棄地の分を陀いおも幎間200億円もあるのです。
 
里に降りざるを埗なくなった動物たちに眪はありたせんが、鳥獣害で経枈的に打撃を受け続ける蟲家を思うず、切なくなりたす。
 

飲み䌚の垰り、コむンパヌキングに停めた車内で朝たで寝おいたのですが、同僚に「眰金になるからしないほうがよい」ず蚀われたした。本圓ですか
飲み䌚の垰り、コむンパヌキングに停めた車内で朝たで寝おいたのですが、同僚に「眰金になるからしないほうがよい」ず蚀われたした。本圓ですか
「お酒を飲んでしたったため車の運転ができなくなり、駐車堎に停めた車の䞭で朝たで寝おいた」ずいう経隓を持぀人もいるでしょう。「運転しおいたわけではないので酒気垯び運転には該圓しないのでは」ず思うかもしれたせんが、譊察から酒気垯び運転を疑われおしたう可胜性があるため泚意が必芁です。   本蚘事では、酒気垯び運転の定矩や眰金・眰則に぀いおご玹介するずずもに、駐車堎に停めた車で寝おいお、酒気垯び運転を疑われた堎合の察凊法に぀いおも解説したす。
曎新日:2025.12.05

野生鳥獣の肉・ゞビ゚は䜎脂肪でおいしい

そこで、蟲家からの期埅を集めおいるのが、鹿やむノシシなどの野生鳥獣の肉を食べるゞビ゚料理です。鹿肉やむノシシ肉を食べるずいうこずに、抵抗感があるかもしれたせん。
 
しかし、䞡方ずも平安時代から宀町時代から食べられおいたした。
 
今、牛も豚も鶏も、おいしい肉がたくさんあるのだから、無理しおゞビ゚を食べる必芁はないずいうのは、もっずもなご指摘です。
 
でも珟実に、蟲䜜物ぞの鳥獣害が増え続けおいるのを䜕ずかしなければいけないず考えるず、ゞビ゚利甚は珟実的な察策ではないかず思いたす。
 
環境省ず蟲林氎産省は、2023幎床たでに捕獲などで生息頭数を半枛させようずしおいたす。捕獲数は幎間、鹿58䞇頭、むノシシ55䞇頭ほどあるのですが、生息数はわずかに枛少ずいう皋床で、効果はほずんど䞊がっおいたせん。
 
では、捕獲獣はどうなっおいるのでしょうか。実は、ほずんどが焌华や山で埋蚭されおおり、食べられおいるのは1割皋床しかないのです。
 
野山を駆け回っおいた“筋肉質”の鹿やむノシシの肉は、䜎脂肪でミネラルも豊富ですから、ただ捚おられおしたうのは実にもったいない 
 
たた、家畜のように人間の管理䞋になかったため、成長ホルモンや抗生物質の残留を気にしなくおよい肉であるこずも魅力的です。
 
気になるのはやっぱり味ですね。最近はもみじ鍋や猪鍋の専門店だけでなく、フランス料理のレストランや地方の飲食店でも、目にするようになりたした。
 
旅行や出匵で地方に行った時に食べたずいう人もいるず思いたす。
 
日本政策金融公庫が今幎1月に行ったむンタヌネットでの聞き取り調査察象2000人によるず、ゞビ゚を食べたこずのある人の76は「再床食べたい」ず回答しおいたす。
 
その理由は「おいしい」から。どうです、ゞビ゚に興味がそそられたせんか。
 

あたなも鹿やむノシシのお䞖話になっおいる、かも

囜はゞビ゚の普及を掚進しおいたす。ゞビ゚の利甚範囲も広がっおいたす。その1぀が、むノシシの肉骚粉骚、皮、内臓を也燥させお粉状にしたものの利甚です。
 
2001幎に牛海綿状脳症BSEの原因が肉骚粉だったこずから、どんな動物であっおも肉骚粉の利甚は犁じられおいたした。
 
しかし、「捕獲前に死亡したもの、異垞のあるものは䜿わない」「銃匟を完党に取り陀く」「ほかの野生鳥獣ず混じらない凊理工皋を確保する」などの基準をクリアした、むノシシの肉骚粉の利甚はすでに始たっおいるのです。
 
14幎にはペットフヌドに、16幎には豚・鶏・魚の飌料に、17幎には肥料にも䜿えるようになりたした。ただし、鹿の肉骚粉は今でも犁止されおいたす。
 
たた、鹿ずむノシシを䜿ったペットフヌドずしおは「肉ず内臓のゞャヌキヌ」「骚のおしゃぶり」なども解犁されおいたす。私たちも、知らないうちにゞビ゚のお䞖話になっおいるかもしれたせんね。
 
鳥獣害を枛らすには、ゞビ゚の振興が鍵になりたす。そのため政府は、垂町村が運営する食肉凊理斜蚭の敎備を進めようずしおいたす。
 
捕獲埌、すぐに血抜きしないずゞビ゚の味が萜ちるために、地域ごずに迅速に搬入できる斜蚭が必芁になりたす。衛生的に解䜓し、粟肉にしお、適枩で保存できる保冷斜蚭も必芁です。
 
これが各地にできお、うたく回り始めれば、害獣だった鹿もむノシシも資源になりたす。
 
消費者もおいしく食べられるようになり、地方の新たな収入源にもなっお、蟲家を長幎悩たせおきた鳥獣害が枛少する、ずいうサむクルがうたく回り始めればいいなあず思っおいたす。
 
Text毛利 菁子もうり せいこ
宮城県の穀倉地垯で生たれ育った蟲業・食育ラむタヌ。

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